ビタミンEは不妊に効果あり!?妊活中の着床を促すって本当?

ビタミンEは本当に不妊に効果的なのか?

野菜を持つ女性

不妊の原因の一つとして挙げられているのが、栄養不足だと言われています。

妊活中に必要な栄養は、食事だけではなかなか補えるものではないため、女性が抱えている悩みの一つになっています。

その中で、妊活中や不妊治療中に摂取すべき栄養素として、医師から推奨されているのがビタミンEです。

ビタミンEには、着床率を上げる効果や女性ホルモンの分泌を促す効果があると言われていますが、実際にどの程度の効果があるのか、また注意すべきことはないのかなど、まだまだ分からないことが多いですよね。

今回は、ビタミンEが実際にもたらす効果や注意点について詳しく紹介していきます。

ビタミンEの主な働きとは?

ところで、ビタミンEといってもいまいちどんな働きをするのかがわからないですよね。

そこでビタミンEの働きを学んでみましょう。

グリコの栄養成分百科でビタミンEについて調べると、代表的な働きには抗酸化作用があることがわかりました。
抗酸化作用とは、身体が酸化するのを抑える作用のこと。

私たちの身体には、常に活性酸素とよばれるものが生成されています。

活性酸素は身体を酸化させ、老化に導いてしまうもので、増えすぎることで生活習慣病になるリスクも。

そこで活躍するのがビタミンE。

抗酸化作用で、老化から身体を守り、若々しくいるために必要不可欠な栄養なのです。

一般的な働きがわかったところで、ビタミンEと妊娠の関係についても、次からチェックしていきましょう。

なぜビタミンEは不妊に効果があるのか?

抗酸化作用の認められるビタミンE。妊活中の人におすすめする理由を3つあげてみました

ビタミンEは着床率をあげる

■基礎体温表は撮影用にデザインした架空の小道具です。■体温記録はイメージです。

受精卵が着床するためには、子宮内膜の厚さが大切です。子宮内膜が厚くなるのは黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるもので、黄体ホルモンは排卵後から次の生理まで分泌されます。妊娠が継続していれば、黄体ホルモンが分泌され続け、子宮内膜は受精卵を育てられる厚さになり、生理は止まります。不妊治療においても、黄体ホルモンの分泌が少ないと判断されるケースでは、注射などで黄体ホルモンを補充することもあります。ビタミンEは、黄体ホルモンのもととなってくれる栄養ともいわれ、妊活をする人に必須といえます。

女性ホルモンの分泌を促進する

ビタミンEは、不妊に効果が期待できる栄養として古くから注目されてきた栄養素。その理由は、女性ホルモンの分泌を促し、妊娠力につながる働きもあるからです。流産しやすい人は、ビタミンEが不足していることも考えられます。ビタミンEは卵巣にも蓄えられていて、ホルモンの分泌を調整することから、妊娠とも深い関係があります。ホルモンの分泌が正常かどうかの指標のひとつに、生理があります。生理不順の場合は、女性ホルモンが乱れているリスクも。女性ホルモンを整えれば、妊娠しやすい時期もわかりやすくなり妊娠率のアップにもつながります。

血行をよくする

眠る女性

血行不良は、身体の冷えと内臓の冷えを招きます。女性には、卵巣や子宮など妊娠に関わる臓器もあり、できるだけ冷やさないことが大切です。しかし、内臓の冷えには本人でさえもあまり気が付きませんのでビタミンEを意識して摂取することが大切です。ところでビタミンEは、卵巣や子宮の血行をよくする働きも。抗酸化作用のあるビタミンEは、老化防止の効果も期待できます。卵子の老化という問題にもビタミンEが活躍してくれるのです。これまでの働きをおさらいすると、子宮内膜を厚くし着床率を上げること、女性ホルモンの分泌を促すこと、アイチエイジングで卵子の質も改善できるなど、ビタミンEはとても大切な栄養ということがわかりましたね。

妊活中に理想的な1日のビタミンEの摂取量とは?

OKを出す女医さん

ビタミンEが重要であることがわかったら、次に1日の摂取量もチェックしておきたいと思います。日本人の食事摂取基準2015年度版を参考にご紹介しています。ビタミンEは体外から取りいれる必要があるため、積極的に摂取することをおすすめします。

1日当たりの推奨量/耐容上限量

  • 18~29(歳) 6mg/650mg
  • 30~49(歳) 6mg/700mg
  • 妊婦    6.5mg/適度に摂取
  • 授乳婦   7mg/適度に摂取

どうやってビタミンEを摂ればいいの?

ビタミンEの摂取方法には、食事から摂取する方法とサプリメントで補給する方法の2つがあります。まず食事から摂取する方法には、ビタミンEを多く含むものをチョイス。アーモンドやナッツ類、植物油、緑黄色野菜には天然のビタミンEが含まれています。また、ビタミンEが添加されている食べ物には、シリアルなども。栄養補助食品からの摂取も可能ですが、カロリーも気になるところですね。そのような場合は、ビタミンEだけを摂取できるサプリメントもおすすめです。特に妊活中であれば、ベルタ葉酸サプリもチェックしておきましょう。ベルタ葉酸サプリには、葉酸だけではなく27種類のビタミンやミネラルも配合。ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると吸収率も高まる栄養素。ベルタ葉酸にはビタミンCも入っていますので、相乗効果が期待できます。

【注意】ビタミンEを摂りすぎたらどうなるの?

バツをする妊婦さん

妊活にも良い効果があるといえますが、ビタミンEの摂りすぎには少し注意しましょう。摂りすぎによる主な症状をご紹介します。

  •  吐き気
  • 骨粗しょう症
  • 肝機能障害
  • 血液が固まりにくい
  • 筋力の低下など

抗酸化作用で若返りの栄養としても注目されるビタミンEですが、摂りすぎも逆効果になってしまうのですね。特に骨粗しょう症は、閉経後に女性がかかりやすい病気のひとつです。上限とされる摂取量(耐容上限量)を守れば問題ありません。サプリメントで補給する場合も、同様です。また妊活中は、1つの栄養だけに偏るのではなく、バランスも大切ですよ。

ビタミンEで目指せ妊娠

ビタミンEは着床を促し、妊活にも意識しておきたい栄養素です。特に子宮内膜を厚くすることで、着床率を高め、流産を防止することにも繋がります。年齢とともに、老化現象も気になってくるのも事実。体内にビタミンEがあれば、活性酸素を除去でき老化対策にも役立ちます。ビタミンEの働きは女性だけではなく、男性にも精子の若返りの効果が期待でき、妊娠しやすくなる特徴も。パートナーと一緒に、ビタミンEを摂って赤ちゃんに恵まれやすい環境を整えていってくださいね。