妊活中にワインを飲んでもいいの?【メリットとデメリット】

ワインによる妊活への影響はまだ研究段階。

ワイン

ワインの健康効果は、最近あちこちで話題になっています。こうしたことから、「妊活にも効果があるのでは?」という気もしますが、話はそれほど簡単ではありません。ワインの妊活への影響は、今のところまだ研究途上なのです。

今回はワインの妊活に対する影響について、メリットとデメリットの両方を詳しくご紹介していきます。

ワインの栄養成分やカロリーは?

ワインはカリウムやナトリウム、マグネシウムなどのミネラル類を豊富に含んでいます。

またポリフェノールも豊富で、タンニンやアントシアニン、フラボノイド、ケルセチンなどが含まれています。植物の色素であるポリフェノールは、特に赤ワインに多く含まれます。

ワインのカロリーは、赤・白ともに100gあたり約73kcalほど。ただしシャンパンは100kcalとやや高めなので、注意が必要です。

週にアルコールを多く飲む場合は、妊活に悪影響がある

RISK

普段からワインを良く飲むという人は、妊活中は気をつけなくてはいけません。週のアルコール摂取量が多い場合、妊活に悪影響を与える可能性があります。

アルコールの摂りすぎは、体内の活性酸素を増やします。活性酸素の増加は健康な細胞を傷つけるのですが、卵子もまた攻撃され、劣化しやすくなるのです。

ですから、妊活中のアルコール過剰摂取にはくれぐれも注意が必要です。

最適なアルコールの摂取量に関しては意見が分かれている

考える妊婦さん

厚生労働省によると、一般的な日本人の適切なアルコール摂取量は、次のようなものとなっています。

1日の飲酒量の目安はアルコール20g(ワインではグラス1杯分)。これを1単位として、週5単位が適切な量とされます。ただ妊活中のカップルの場合は、適切な量についての結論は出ていません。

海外の研究でも、アルコールを多く摂るほど妊娠しにくいという報告がある一方、別の研究では全く逆の結果も出ており、現在のところ一致した見解はないのが実情です。

月に5杯以上の赤ワインが受精率アップにつながったとの報告もある

妊婦さん

上記のように意見の分かれるアルコール摂取量ですが、次のようなアメリカの研究報告もあります。

18~44歳の女性に期間中飲んだお酒の種類と量を記録してもらい、同時に卵巣の機能を調査。すると、赤ワインを月5杯以上飲んだ人にだけ卵巣予備機能(卵巣の妊娠能力)の向上が見られたのです。

これは、赤ワインの抗酸化作用による効果だと考えられています。

妊娠初期に備えて飲み過ぎには注意しよう

バツをする妊婦さん

前述のように、ワインを飲むことで妊娠の確率を上げる可能性はありますが、くれぐれも飲みすぎには注意が必要です。もし妊娠に気付かずアルコールを飲みすぎてしまった場合、赤ちゃんの発育に影響を与える危険もあります。

特に妊娠初期は、胎児の器官が形成される大事な時期。この時期の過度な飲酒は、アルコールが胎盤を通じて胎児に流れ込み、成長の遅延や胎児性アルコール症候群などを引き起こすおそれがあります。

妊活に疲れたらワインを軽くたしなもう!

考え込む女性

ワインの効能は、体に対するものだけではありません。適量なら、気分をリラックスさせる効果もあります。

妊活中は、いろいろとストレスが溜まります。しかしこうしたストレスの蓄積は活性酸素の増加をもたらし、ますます妊娠の確率を下げることに。

そうした時に軽くワインを飲むことで、張り詰めた気分をリラックスさせることができます。飲みすぎは要注意ですが、たまにワイン1杯飲む程度なら気分転換にぴったりでしょう。

妊活中は、ワインだけじゃなく妊活サプリも要チェック

サプリ

適度なワインも妊活にはプラスですが、妊活サプリも見逃せません。

妊活サプリは、母体や胎児に必要な葉酸を効率的に摂れる補助食品。食品からでは十分な量を摂りにくい葉酸を、確実に補給することができます。

それだけでなく、ビタミン・ミネラルなど妊娠に必要な栄養をバランスよく含むものも少なくありません。しかも1日数錠飲むだけなので、忙しい人には特に便利なアイテムでしょう。

妊活にワインを一定期間試してみるのもあり!

いかがでしたか?ワインの妊活に対する効果は、まだはっきりとした結論は出ていません。しかし、軽く取り入れる程度ならプラスの効果も見込めます。

週にグラス数杯ほどなら、ストレス解消や妊娠の確率アップにつながるかもしれません。妊娠初期の危険も含めて飲みすぎには要注意ですが、妊活にワインをほどよく取り入れてみるのもおすすめです。