妊活をするなら腹巻の着用が効果的です!
妊活にあたって気をつけることはいろいろありますが、「体を温める」ということもその一つ。実際に体の冷えは、妊娠の障害となることが多いのです。
そこで有効なのが、腹巻の使用です。腹巻を利用することで、妊娠しやすい体になる可能性が高まります。
今回は、腹巻の持つ意外な妊活効果について探っていきたいと思います!
身体の冷えは妊活の大敵!
「冷え性」に悩む人は男女を問いませんが、特に女性に多いのは間違いありません。実に8割もの女性が、冷えに悩まされているとも言われています。女性は男性に比べ筋肉量が少なく、作られる熱の量も少ないためです。
しかし「冷え」は妊活の大敵。体が冷えるのは血行不良が大きく関係していますが、これでは子宮や卵巣への栄養補給も滞り、妊娠の可能性が下がってしまうのです。
腹巻をすると妊娠しやすい身体に近づきます
妊活にとって大きな妨げとなる冷え。そこでオススメなのが腹巻の着用です。腹巻の優れた効果について見ていきましょう。
①全身が温まる
冷え性は血行不良が大きな原因を占めていますが、血の巡りが悪くなると、血流が内臓付近に集中して流れるようになります。内臓は生命維持に重要なため、末端より優先して血が集められるためです。
ですからお腹を温めてやれば内臓付近の血行も改善され、自然に血流が全身に回って、体全体が温まりやすくなります。この点で腹巻は効果的というわけです。
②ホルモンバランスが整う
腹巻が血行を改善してくれることは上でも述べましたが、それによってホルモンバランスを整える効果もあります。女性ホルモンの分泌には、血流が大きく関係しているためです。
ホルモンバランスは、妊活にとって非常に大きな要素。女性ホルモンの分泌が少ないと、排卵しづらくなったり着床率の低下を招きますから、腹巻はこの点でも有効だと言えます。
③子宮・卵巣の機能が改善できる
妊娠の確率を上げるには、子宮や卵巣の働きをアップさせることが大切になります。そこで重要なのが、そうした器官への血流向上です。
子宮や卵巣への血流が良くなれば、酸素や栄養も十分行き渡って、それぞれの機能もアップ。受精率や着床率も上がりやすくなります。
つまり腹巻でお腹を暖めることは、子宮や卵巣の機能を改善する効果もあるわけです。
腹巻は冬だけでなく夏に着用しても高い効果が期待できます
ところで、体の冷えは冬場だけのものと思われがちですが、実はそうではありません。夏にも起こりやすいのです。
夏場は薄着になり、エアコンの風にあたる時間も長くなるため、体が冷えてしまう機会が多くなります。また、アイスやジュースなどでお腹が冷えることも原因となります。
特に女性は、前述のように体内で熱を作りにくいため、夏場でも腹巻でお腹を温めることは妊活にとって大切になります。
腹巻を購入する際の選び方は?
このように妊活に効果的という腹巻ですが、選び方の基準はあるのでしょうか?次は、どんな腹巻がベストかについて見てみましょう。
①サイズ感
選び方のポイントとして大事なのが、体にぴったりしているかどうかという点です。
サイズがブカブカならお腹に密着できず、十分に温める効果がありません。逆にきつすぎれば血行を阻害し、逆効果になってしまいます。サイズは苦しくないくらいにフィットするものを選びましょう。
また、大きさはお腹を覆う面積が広い方が、より効果的に温まりやすくなりますよ。
②吸湿性
ポイントの二つ目は、吸湿性があるかどうかです。前述のように、体の冷えは夏場でも起こりやすくなっています。そのため、夏場の使用を考えて、なるべく吸湿性の高いものを選んだ方が良いでしょう。
吸湿性が低いと、お腹が蒸れたりして不快感の方が強くなってしまいます。ですから、汗を吸い取りやすいものや通気性の良い腹巻を選ぶようにしましょう。
③生地と縫合
生地や縫合がしっかりしているかということも、腹巻を選ぶ大事なポイントです。
腹巻は毎日使用することから、洗濯の頻度も高くなります。そのため生地や縫製の質が悪いと、比較的すぐに使えなくなってしまうのです。
場合によっては、数回洗っただけでよれてしまうものもあります。ですから長く使うことを考えて、生地や縫製についてもチェックするようにしましょう。
腹巻の素材は様々!自身に合ったものを選びましょう
一口に腹巻と言っても、その素材はさまざま。自分に合った素材を選ぶのが大切ですが、具体的にどんなものがあるのかを見てみましょう。
①シルク
シルクの腹巻は、薄手でもしっかり温まりやすいというメリットがあります。また肌触りもよく、汗をかいてもさらっとしていて不快感がありません。締め付け感が少なく、きちんとフィットするという点も評価ポイントでしょう。
しかしその一方で素材が動物性のため、アトピーの人や肌が弱い人、シルクアレルギーの人には向かないという難点も。さらに価格が高めで扱いも比較的難しいというデメリットもあります。
②ナイロン
ナイロン製の腹巻は、比較的安価で手に入れやすいというメリットがあります。さらに、伸縮性があり保温性も抜群。型崩れしにくく乾くのも早いため、毎日の洗濯にも耐えられるという利点もあります。
しかし、吸湿性が低く通気性も悪いため、蒸れやすいというデメリットもあります。肌ざわりもあまり良くないことから、直接肌につけるより下着の上からの着用がオススメです。
③綿
綿(コットン)の腹巻は、一般的に吸湿性が高く肌ざわりも良くなっています。通気性も高く、一年を通して使えるのがうれしいところ。特に「オーガニックコットン」と呼ばれる上質のコットンは、安全性も高く肌触りも抜群となっています。
一方でコットンにもいろいろな種類があり、素材によっては伸縮性や保温性が低いものもあるため、注意が必要です。
腹巻で妊娠しやすい身体づくりを行いましょう
いかがでしたか?以上のように、腹巻をすることで妊活にさまざまな良い影響を与えることができます。血行を良くしたり、ホルモンバランスを整えることで、妊娠の確率を上げやすくできるのです。
また腹巻は、妊活中だけでなく妊娠中でも効果的。お腹を温めることは、母体だけでなく赤ちゃんにも有益です。
妊活中から腹巻を利用して、冷えない体を目指しましょう!