妊活前に風疹対策をしておくべき?【予防接種・抗体検査について】

風疹対策は妊活前にやっておきたい

妊娠してからは色々な感染症に注意する必要がありますよね。
でも、いざ妊娠してから感染症予防をするのはちょっと遅いかも。
特に風疹は予防接種をすることで予防できる可能性が高い感染症です。
ぜひ妊活を始める前に抗体を作っておきたいですよね。

今回は妊活前に風疹対策をしておくことの意義について、詳しくご紹介することにしましょう。

妊活時に風疹を気にしている人は多い

お医者さんに相談する妊婦さん

妊活を始める時一番に気になるのはもちろん、妊娠できるかどうか。
でもふと「そういえば自分に風疹の抗体ってあるのかな?」と気になる人も多いようです。

検査により風疹の抗体が16と少ないことがわかりました。 結婚後に夫婦で予防接種を受けていたのでショックですが、もう一度打つべきか悩んでいます。

出典:komachi.yomiuri.co.jp

私は結婚前から備えました。 予防接種を打ってしばらくしてから抗体検査、付いてないとわかってもう一度接種。 3回くらい打ってやっと抗体ができ、風疹に関しては安心して妊娠に臨むことが出来ました。

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結婚が決まった時、風疹の抗体検査をしたところ、抗体値が低かったので予防接種をしました。

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風疹のワクチンは、早い人では結婚と同時に打ってしまう人もいるようです。
でも、予防接種を打ってもしっかり抗体がつかないこともある様子。
できれば妊活を本格的に始める時に、もう一度検査をしておいたほうがいいようですね。

そもそも風疹とは

女性の腕

風疹は、風疹のウィルス感染によって発症する病気。
全身に発疹が出るのが特徴で、他にも発熱や関節痛など、風邪に似た症状も併発するとされています。
子供よりも大人がかかったほうが症状が重くなりやすく、入院したり後遺症が残ることもあるため注意が必要です。
予防にはワクチン接種が一般的で、抗体をつけることによって感染を防ぐことができます。

風疹は赤ちゃんにどんな悪影響がある?

妊婦さん

大人がかかるだけでも大変な風疹ですが、妊娠中の女性は特に注意する必要があります。

お腹に赤ちゃんがいる状態で風疹にかかると、血液を通して胎児にも風疹がうつってしまいます。
発育中の胎児が風疹にかかると発達に異常が出るため、低体重や眼球の異常などといった奇形になりやすく、場合によっては死亡してしまうケースもありますので決して軽視はできません。

風疹ワクチンを未接種の世代

妊婦さん

ところで、人によっては「風疹のワクチンは小学校の時に打った」と思うかもしれませんね。
実は、年代によっては学校での集団接種で風疹のワクチンを接種済みの人もいるんです。

ではどの世代に未接種の可能性があるかというと、昭和54年~昭和62年生まれの人は要注意。
この世代は学校での集団接種ではなく個別で接種していたため、多くの人が未接種の可能性があります。

まずは無料で風疹の抗体検査を行おう

お医者さんと女性

最近になって風疹の重篤性が見直されてきたことから、今は風疹の抗体検査を無料で行うことができる自治体も増えてきました。
医療機関は限られていますが、指定の病院に行けば無料で風疹の検査をしてもらうことができますので、ぜひ妊活を始める前に検査しておくことをおすすめします!

それで抗体があれば安心ですし、もし抗体ができていなかった場合も今から予防接種をすれば十分間に合いますよ。

風疹の抗体ワクチンを接種後2ヶ月間は妊活できない

考える妊婦さん

妊活時に風疹の抗体検査をして、もし抗体がなければワクチンを接種する必要がありますよね。

でもここでちょっと注意。
風疹はワクチンを接種してから風疹に感染する可能性がなくなるまで2ヶ月程度かかると言われています。
つまり風疹のワクチン接種をして2ヶ月の間は妊活はお休みして、しっかり避妊をする必要があるんですよ。

男女2人で風疹の抗体ワクチンを接種しておこう

ここまでは主に妊婦さんがワクチン接種を受ける前提でお話をしてきましたが、当然男性でも風疹に感染する可能性はあります。
ですから妊活を始めるならぜひご夫婦で風疹の検査を受け、ワクチン接種をしておきましょう。

妊活は決して女性だけのものではありません。
ワクチン接種を2人で受けることで、それを再認識しておくのも良いかもしれませんね。

すでに妊娠している人は出産後早めにワクチンを!

妊活中は風疹のことにまで頭が回らず、すでに妊娠してしまった…
この場合は、落ち着いて対処する必要があります。

まず、妊娠中は風疹の予防接種を受けることができません。
ですから妊娠期間中はぜひ、風疹のウィルスに接することがないように、人混みを避けたりするなどの対策をしてください。

その上で無事出産したら、今度こそ早めに風疹のワクチンを接種してくださいね。

妊活中は風疹などの病気に対する免疫をあげておこう

今回は風疹にスポットを当てたお話をしてきましたが、妊活中は他にもあらゆる感染症に注意する必要があります。
予防接種も大事ですが、一番いいのは体の免疫を上げておくこと。
妊活中にできる対策をご紹介しますね。

①睡眠時間の確保

適切な睡眠を取ることは体の全ての健康に直結します。
もちろん免疫も上がりますから、病気にかかりにくい体を作ることができますよ。

特に夜10時~深夜2時はゴールデンタイムと呼ばれていて睡眠の質が上がりやすい時間帯。
できればこの時間帯にベッドに入るようにするといいかと思います。

②手洗いうがい

感染症のほとんどは外からのウィルス感染によって起こります。
ウィルスの感染場所として一番多いのはのど。
そして手についたウィルスが口に入ることでも感染の恐れがあります。
ですから手洗いうがいといった基本的な予防法は、風疹やその他の感染症予防にはかなり効果的と言えるんですよ。

③栄養バランスのとれた食生活

体の免疫細胞は体内の栄養素から作られます。
また、妊活をする上でも栄養バランスを整えるのはとても大切なことですよね。
毎日の食事を疎かにすることなく、しっかり栄養を摂っていきましょう!

妊活前に風疹対策を終わらせておこう!

妊活と風疹対策のお話、いかがだったでしょうか。

風疹と言っても、身近にかかっている人はそれほど多くないと思うかもしれません。
ですが毎年必ず何人かの妊婦さんが、妊娠中に風疹にかかって不安な思いをされているようです。
かかってしまうとどうしようもありませんから、ぜひ妊活前に風疹対策をしておいてくださいね。

あなた自身のためにも、赤ちゃんのためにも、万全の体勢で妊活に臨んでください!