妊活で退職はできる?職場への伝え方は?【口コミあり】

妊活が理由でも問題なく退職できる

頑張るポーズをする妊婦さん

本格的に妊活を始めると、どうしても仕事との両立が難しい場合もあります。思い切って退職しようとしても、妊活が理由では難しいのでは?と悩む人も少なくありません。

しかし退職理由が妊活でも、もちろん何の問題もないのです。

今回は妊活で退職する際の理由の伝え方や、退職を決める前に考えておきたいポイントなどについて解説していきます。

妊活と退職に関する声

考え込む女性

まずは、妊活と退職に関する経験者の声について見てみましょう。妊活で退職した人、しなかった人両方の声を集めてみました。

①退職をした人の声

私は、職場の協力あり体外の為早退させてもらって通院していました。 通院頻度が採卵前後や移植前後は多く、うまく自分の休みの日なら気持ちは楽なのですが、早退時は早退して帰って後私の仕事の負担が他のスタッフにしわ寄せがいっていたので、気持ちよく早退をさせてはもらったものの申し訳ない気持ちで一杯でした。 精神的にこれ以上迷惑かけれないと思い退職をしました。 ストレスフリーになり気持ちがかなり楽になりました。

出典:komachi.yomiuri.co.jp

29才で結婚、仕事は金融の営業職をしていました。仕事が激務で、すぐに子どもが欲しいものの、忙しくてそれどころではない…。しかもタイミングを合わせても1年間妊娠せず。同じ年に結婚した友人は全てママになりました。 これはおかしい。何か原因があるのでは?と不妊治療専門の病院で検査するも、原因不明。当時32才。子ども2人欲しかったので、時間的に悠長なことは言ってられないが、仕事はとても休めないので退職しました。

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辞めるしかなかったからです。 朝と夕方に注射しにいかなくてはいけないし その度に遅刻早退・・ 続けるのは無理でした。

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最初にご紹介したのは、妊活で退職を決断したという人達の声でした。

何とか妊活と仕事を両立させようとしたものの、通院しながら働くのには無理があったという人たちが多いようです。また、職場へ迷惑をかけているという意識も大きな負担になっていたようでした。

②退職をしなかった人の声

激務で朝7時から夜遅い日は終電。通常でも22時から23時頃の退社。営業職なので個人ノルマあり、パワハラ上司と客の板挟みでストレスマックス。毎月退職者が出ます。 毎日ぐったり疲れ果て、休日は何もやる気なく倦怠感。こんな状況で妊娠するのだろうかと思っていましたが、妊活始めて2ヶ月で妊娠しました。

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臨月まで働き、出産1年後に復帰し今二人目を治療中で働いています。

出典:不妊治療を理由に退職した方、結果妊娠できた方、できていない方、それぞれ退… – Yahoo!知恵袋

じゃ、家にいてもしょうがないしもったいないからと就活して次の会社に行き始めた2か月後に妊娠。 1年間出来なかったのに、何故このタイミングで…と正直思いましたよ。

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続いては、妊活中でも退職しなかったという人達の声をご紹介しました。

仕事が忙しくても妊活に成功したという人や、一度退職して、再就職した後に妊娠できたという人も多いようです。

むしろフリーの時間の方が、プレッシャーがかかって辛いという意見もありました。

仕事を辞めることは妊活においてメリットになることもある

退職は簡単に決められることではありませんが、仕事を辞めることが妊活にメリットとなる場合もあります。ここではそうした利点について見ていきましょう。

①生活習慣を整られる

仕事をしていると、どうしても生活のリズムが乱れがちです。忙しくて食事にもゆっくり時間を割けませんし、夜遅くまで働くので睡眠時間も削られてしまいます。こうした毎日では、体調も満足に整えられません。

それに対して仕事を辞めれば、時間が自由に使えるので生活習慣も整えやすくなります。睡眠や食事にも余裕を持てるので、ベストな体調で妊娠しやすい状態を保つことができます。

②仕事によるストレスがなくなる

仕事のストレスから解放されるということも、退職の大きなメリットでしょう。

ストレスは活性酸素を増やし、自律神経を乱す要因となります。その結果、ホルモンバランスの乱れや卵子の質低下をもたらしかねないのです。

退職することで仕事のプレッシャーや人間関係などから解放され、心に余裕ができます。特に職場環境に問題の多い人ほど、そうした効果は大きいでしょう。

③不妊治療に専念できる

第3のメリットは、不妊治療に専念できるという点です。

働きながらの妊活となると、どうしても仕事に支障が出てしまいがちです。特に体外受精となると、通院の機会も増えますし、急に病院へ行かなくてはならないというケースも出てきます。

一方退職すれば、そうした時でも同僚や上司に気兼ねする必要はありません。毎日の通勤からも解放され、不妊治療に100%専念することができます。

妊活で退職をする際もきちんと就業規則を確認しておこう!

妊婦さん

妊活で退職する場合には、前もって就業規則を確認しておく必要があります。申し出の期間や退職後の福利厚生の利用など、退職に関するさまざまな規則や注意事項が記載されているので、事前に必ずチェックしておきましょう。

ちなみに法律では、退職届は2週間前までの提出であれば有効となります。しかし就業規則で一ヵ月前に提出としている会社も多いので、その点に関しても要注意です。

妊活で仕事を辞める際の伝え方は?

考える妊婦さん

最初に述べたように、妊活で退職したくても理由の伝え方に困っているという人も多いようです。ここではそうした悩みと、それに関する意見について見てみましょう。

仕事を辞めて、少しゆったりとした精神状態で過ごしたいと思っています。夫もそれには賛成です。 でも、そんな理由で退職したいというのが、なんだかとても言いづらいのです。そんなこと考えて時間が過ぎています。

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私は妊娠中に退職しましたが、大きいお腹を突き出して「一身上の都合」で辞表出しました。出産のためとは書きません。

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一身上の都合でもなんでもいいと思います。またそのまま説明してしまってもいいんじゃないですか。

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仕事を辞める本当の理由なんて言う必要も義務もありません。 だから、適当な最もらしい理由を作ってお辞めになれば良いです。理由なんていらない位です。

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以上が退職理由に関する悩みと、それに対する答えの口コミでした。

多くの意見にあったのが、「本当の理由を話す必要はない」というものです。言いたくなければ、理由は「一身上の都合」で大丈夫。もし突っ込まれて聞かれたら、体調不良などの理由で構わないという意見が大勢でした。

妊活が退職理由でも失業保険は適用される?

仕事に向かう妊婦さん

退職後に気になることの1つが、失業保険の給付でしょう。妊活が理由での退職でも、失業手当はもらえるのでしょうか?

もちろん、条件さえ満たしていれば失業保険を受給することができます。

受給の条件は、「離職前の2年間で雇用保険へ加入していた期間が1年以上あること」、また「賃金支払いの基礎となる日数が11日以上である月が、離職前に12ヵ月以上あること」の2点となっています。

妊活での退職にはデメリットがあることも把握しておきましょう

RISK

妊活での退職には、メリットばかりあるわけではありません。以下のような退職のデメリットについても、きちんと把握しておく必要があります。

①不妊治療の支払いが苦しくなる

退職のデメリットとして無視できないのは、経済的なマイナス面でしょう。

特に不妊治療を行っている場合は、治療費に充てられる収入が減るのはかなりの痛手です。体外受精ともなると費用は1回数十万円に及ぶので、収入源はなおさら大きく響きます。

また、生活費に関しても余裕は少なくなります。こうした面については、あらかじめよく計算した上で退職を考えた方が良いでしょう。

②出産手当金がもらえなくなる場合がある

出産手当金とは、出産のために会社を休む際などに、健康保険から支給される手当のことです。退職後でももらえる場合がありますが、それには次のような条件をクリアする必要があります。

すなわち、出産予定日が退職日から42日以内であること、退職日に出勤していないこと、そして、退職日までの健康保険加入期間が1年以上であることの3つです。

これらに当てはまらない場合は、退職しても手当は受けられません。ですので、その点も踏まえておく必要があります。

③再就職が難しくなることがある

妊活で退職し、無事妊娠や出産に成功したとしても、その後すんなり再就職できるとは限りません。

育児に手を取られてタイミングを逃したり、保育園が見つからずに機会を失う場合もあります。近所に子供の面倒をみてくれる家族などがいない場合は、なおさら就職はしづらくなるでしょう。

また離職から期間が開くほど再就職は厳しくなる傾向があり、特に正社員での雇用となると、ますますその傾向は強まります。

妊活で退職する際に考えるべきポイント

電卓を持つ女性

妊活での退職を決断する前に、考えておくべきいくつかのポイントがあります。ここではそうしたものについて見ていきましょう。

①不妊治療の期間やコストの計算

前述のように、不妊治療にはかなりのコストがかかります。退職すると治療費に充てられる金額はかなり限られてきますから、事前に予想されるコストについてしっかり計算しておいた方が良いでしょう。

治療の期間を想定し、それに伴う治療費も具体的に出しておきましょう。そうすることで、不安材料を少しでも減らすことができます。

またそれに先だって、今後の収入の減少分についてもきちんと計算しておくことが大切です。

②夫婦の人生の中で子供の価値を考える

妊活に専念する前に、子供を持つことが人生でどれだけの優先順位を持つかについても、きちんと考えておく必要があります。

本格的に妊活を始めれば生活の中心はそちらになりますし、妊娠・出産を経ると、なおさら自分の時間は削られます。

やりたいことや欲しいものを我慢する場面も増え、しかもそうした時期が長く続くのを覚悟しないといけません。それらのことを考えても子作りの価値があるかどうかは、事前にしっかり見極めておくべきでしょう。

③自身の市場価値とその後の見通し

妊娠で退職すると、前述のように再就職が難しくなるケースもあります。

特に資格のない職種などでは、年齢やブランクが増えるほど自身の市場価値が落ち、再就職は厳しくなる傾向があります。

現在の自分の市場価値や、妊活から出産までを経た後の市場価値を考え、退職が賢明かどうかを考慮しておいた方が良いでしょう。

退職ではなく働き方を変えるという選択肢もあります

仕事に向かう妊婦さん

退職するのではなく、働き方のスタイルを変えるという方法もあります。

職場によっては、フルタイム以外に時短勤務が可能なところもあります。これなら勤務時間は6時間程度に抑えられますし、出勤や退勤時刻の融通もある程度効きます。何より正社員として残れますから、再就職の心配もなくなります。

またパートタイムへの転職も、選択肢の1つでしょう。これらの方法なら、上記のような懸念もある程度軽減できます。安易に退職を決める前に、考慮してみる価値はあるでしょう。

妊活で退職を迷っている時は後悔しない選択を!

以上、妊活での退職についていろいろと見てきました。

退職すればもろもろのストレスからは解放されますが、収入減や再就職の問題も付きまといます。どちらにしても悩ましいところですが、妊活の退職で後悔しないためにも、いろいろな要件をしっかり考えることが必要です。

まずは子供を作ることの優先順位について、夫婦でしっかり話し合うことから始めましょう。