妊活・妊娠中に穴子は危険!?【ビタミンAの摂取上限は?】

妊活中や妊娠中に穴子をある程度食べても大丈夫!

穴子はおいしいだけでなく栄養価も高い食材ですが、ビタミンA(レチノール)を多く含むことで知られています。

ビタミンAは、過剰摂取すると胎児の発育に影響を与えると言われる成分。しかし、ある程度なら妊活中や妊娠中に穴子を食べても大丈夫です。

今回は、穴子に含まれるビタミンAについて詳しく解説していきます。

穴子の基本的な栄養素とカロリーは?

妊婦さん

穴子はウナギ目アナゴ科に属する魚で、一般に流通しているのは「マアナゴ」という種類にあたります。

含まれる栄養には、ビタミンAやビタミンEといった脂溶性ビタミン、ビタミンB群があります。また、カリウムやカルシウムといったミネラル類や、EPA・DHAなども含まれています。

穴子のカロリーは、100gあたり161kcalになります。

穴子に含まれるビタミンAの過剰摂取は胎児に危険

RISK

穴子には、100gあたり約500μgRAEのビタミンA(レチノール活性当量)が含まれています。これはかなり多い量で、妊活中や、特に妊娠中には注意が必要となっています。

妊娠中にビタミンAを摂りすぎると、胎児に耳の形態異常などの先天異常が起きる確率が高くなります。ですから妊婦さんが穴子を過剰に食べることは、胎児の発育にとって良くないと言えます。

妊娠中に推奨されるビタミンAの量と上限

上述のように、妊婦さんはビタミンAの過剰摂取に注意しなくてはなりません。妊娠中のビタミンAの摂取量の上限は、1日1,500μgRAEまでとされています。

一方でビタミンAは、胎児の成長のために必要な栄養でもあります。妊娠中のビタミンAの推奨摂取量は、妊娠初期~中期が1日650~700μgRAE、妊娠後期が1日730~780μgRAEとなっています。

妊活中は妊娠に気づかない可能性があるので妊娠初期の推奨料を目安にする

それでは、妊活中はビタミンAをどれだけ摂取すればよいのでしょうか。妊活中は、妊娠していることに気付いていない場合もあります。そのため、妊娠初期の推奨摂取量を目安にするとよいでしょう。

妊娠初期のビタミンAの推奨摂取量は、18~29歳の女性が650μgRAE(1日)、30~49歳の女性は700μgRAEとなっています。

穴子の水銀は微量なので問題ない

OKを出す妊婦さん

妊活中や妊娠中に気をつけたいのが、魚介類からの水銀摂取です。穴子の水銀量も気になるところですが、どれくらいの量が含まれいるのでしょうか。

穴子に含まれる水銀の量は、0.010μg/gほどです。これはかなり少ない量で、妊婦さんが心配するレベルではありません。ですので、この点については妊活中・妊娠中でも安心して良いでしょう。

妊活中・妊娠中の栄養の偏りは葉酸サプリで補おう

葉酸サプリ

穴子は適量ならば、ビタミンやミネラル等を摂れて健康にもメリットがあります。しかし、妊活中や妊娠中に必要な栄養をしっかり摂ろうとするなら、葉酸サプリの活用がおすすめです。

葉酸サプリは葉酸だけでなく、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。食事では偏りがちな栄養を過不足なく摂れますし、1日数錠飲むだけでよいというのも大きなメリットでしょう。

妊活中・妊娠中は穴子を適量美味しく食べよう

穴子は寿司やてんぷらなど、いろいろな料理で味わえる魅力的な魚です。クセのない味で食べやすく、日本人にはなじみの食材となっています。

一方でビタミンAを多く含むため、妊活中や妊娠中は食べ過ぎに要注意。穴子は妊娠初期~中期までは130g、妊娠後期は144gまでにしておきましょう。また、他の食材のビタミンA摂取量と併せて考えるのも大切です。