妊活中はチーズに注意?種類や調理法は?

妊活中はチーズに注意しよう!

乳製品

チーズは現在、日本人の食卓にも欠かせない食材となっています。実際に毎日チーズを食べているという人も多いでしょうが、妊活中の人にとっては多少の注意が必要ということをご存知でしょうか。

実は、チーズの種類や食べ方によっては妊活にマイナスになるおそれもあるのです。今回は、妊活とチーズの関係について詳しく解説していきます。

乳製品に対する医学的な見解は決着がついていない

考え込む女性

乳製品は妊娠によくないという説があるのをご存知でしょうか。例えば牛乳には「クラミジア・トラコマーテス」という細菌を増やす働きがあり、そのために卵管閉塞をもたらす危険があるというのです。

その一方で、乳製品は排卵障害のリスクを低める効果があるので妊活にプラスだという逆の説もあり、これらの見解にはいまだ決着がついていません。

いずれにしても牛乳など乳製品の摂りすぎは控え、不安なら医師に相談するなどした方がよいでしょう。

チーズにはどんな栄養が入っている?

妊婦さん

牛乳を搾って作られるチーズには、さまざまな栄養が凝縮されています。

もっとも代表的なものは、カルシウムでしょう。カルシウムは胎児の成長に欠かせませんから、この点でチーズは妊活に有益です。

その他にも体を作るたんぱく質や、疲労回復に効くビタミンB2、粘膜を保護するビタミンAなど、妊活に役立つ栄養がいっぱいです。

チーズの種類には2種類ある

ところで、チーズは大きく分けて「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類があります。それぞれどう違うのか、以下で見ていきましょう。

①ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは生乳を固め、発酵熟成させたものです。中の乳酸菌は生きた状態で、その名の通り自然なチーズと言えます。

原料や作り方は産地によってそれぞれ異なり、したがっていろいろな種類のナチュラルチーズが存在します。

熟成するとともに風味も変化するので、ナチュラルチーズには食べごろがあります。

②プロセスチーズ

一方のプロセスチーズは、日本人にもっとも身近なチーズ。こちらはナチュラルチーズを細かく刻んで熱で溶かし、再び固め直したものを言います。

加熱してあることから乳酸菌は生きていませんが、保存ができて好きな時に食べられるのが特徴です。

ナチュラルチーズが妊活中の男女に与える影響

RISK

妊活中ナチュラルチーズを食べる際は、以下のような問題が起きる可能性も。女性と男性両方の注意点について見てみましょう。

①男性に与える影響

ナチュラルチーズには、女性ホルモンである「エストロゲン」が多く含まれています。実はこのエストロゲンが、男性の精子の質に影響を及ぼすのではないかと言われているのです。

ある研究によると、乳製品を多く摂取した場合精子の質が低下するという報告がなされています。これはナチュラルチーズに限らず乳製品全般を摂取した場合の話ですが、特にチーズを多く食べた人ほどこの傾向が強いようです。

エストロゲンの影響かどうかははっきりしていませんが、ナチュラルチーズの食べ過ぎは男性不妊の原因となる可能性もあるのです。

②女性に与える影響

ナチュラルチーズの一番の特徴は「乳酸菌が生きている」ことですが、別の見方をすれば「殺菌されていない」ということでもあります。

ナチュラルチーズには「リステリア菌」という食中毒菌がいる可能性があり、食べると感染してしまう恐れもあるのです。健康な成人ならそれほど影響はありませんが、妊娠中など免疫が弱っている場合は重症化する可能性も。

発熱や下痢、嘔吐、筋肉痛といった症状から髄膜炎や意識障害にまで及ぶこともあり、胎児に感染する恐れもあります。女性だけでなく、もちろん男性にも感染する可能性があります。

ナチュラルチーズも加熱してあれば心配いらない

OKを出す妊婦さん

ナチュラルチーズには、妊活において上記のようなリスクがあります。しかしナチュラルチーズも加熱してあるものは、妊活中でも食べてOKとなっています。

日本産のナチュラルチーズの場合、製造段階で加熱殺菌することが義務付けられています。このため日本産のものは比較的安心ですが、問題は輸入されたチーズ。

輸入チーズは加熱されていないため、妊活や妊娠中食べる際は必ず加熱して食べましょう。

チーズの1日に食べても良い量はどのくらい?

考える妊婦さん

ところで、チーズは1日にどれくらいまで食べてもよいのでしょうか。

結論から言えば、どのチーズでも大体30gほどが適量と言えるでしょう。チーズにはカルシウムなどの栄養がある一方、脂肪や塩分なども含まれます。あまり食べ過ぎると塩分過多などに陥る可能性もありますが、30gほどであればその心配もありません。

妊活中はチーズだけでなく、他の食べ物もバランスよく摂るようにしましょう。

妊活中のチーズをお医者さんに相談してみよう!

お医者さんと妊婦さん

加熱すれば大丈夫とは言え、妊活中チーズを食べるのは心配という人もいるでしょう。そうした場合は、お医者さんに相談するのも方法の一つです。

妊活の一環として、食事内容の吟味も大切になります。産婦人科の医師に相談すれば、チーズに限らず食事全般について適切なアドバイスを受けられるでしょう。心配な人はぜひ相談に訪れて見て下さい。

妊活中の栄養バランスは妊活サプリで整えよう!

サプリ

チーズに限りませんが、妊活中は1つの食べ物ばかり食べるのではなく、さまざまな食べ物から栄養を摂取することが大切です。しかし、忙しくてなかなかそうはいかないという人も多いでしょう。

そうした時は、妊活サプリを活用しましょう。妊活サプリなら葉酸を始めビタミンやミネラルをバランスよく摂れますし、1日数錠飲むだけでOK。忙しい人でも手間をかけずに栄養補給ができます。

妊活中はチーズを上手く

このように、妊活中のチーズには多少の注意が必要となっています。リステリア菌などの危険があるため、ナチュラルチーズを食べる際はしっかり加熱してから食べましょう。また、食べ過ぎにも要注意です。

しかし適量であれば、カルシウムなど妊活に役立つ栄養の補給も可能。不安ならお医者さんのアドバイスも受けつつ、効果的に妊活に取り入れて見て下さい。