甲状腺疾患は不妊の原因となる?【症状や検査方法は?】

甲状腺疾患は不妊の原因になりうる

女性

有名芸能人がかかったことで知られるようになった甲状腺疾患ですが、普通の健康状態だけでなく妊活にも悪影響があるって知っていましたか?
場合によっては不妊の原因にもなる甲状腺疾患。
ぜひ詳しく知っておきたいですよね。

今回は甲状腺疾患と不妊との関係に迫ります。
安心して妊活に挑めるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

甲状腺疾患とは

考え込む女性

甲状腺疾患は、その名の通り甲状腺の異常によって引き起こされるさまざまな症状のことです。

甲状腺からは甲状腺ホルモンというものが分泌されるのですが、これが多すぎても少なすぎても病気につながります。

最近有名になったのはバセドウ病という病気ですが、何となくだるいというような症状しか出ないことも多く、発見が難しいケースもあるところが厄介なんですよ。

なぜ甲状腺疾患は不妊の原因になる?

お腹をおさえる女性

甲状腺と聞いても妊娠には関わりがなさそうに思えますよね。
でも、実はかなり密接に関わっています。

甲状腺は体の健康状態維持だけでなく、卵胞の働きに強く関わっていると言われています。
ですから甲状腺に疾患があると無排卵や月経異常になりやすいんですね。

排卵や月経や妊娠に大きく関わる大事な機能。
甲状腺疾患を放っておくと不妊に関する色々な原因を作ることになるんですよ。

甲状腺疾患を治療すれば妊娠の可能性がある

甲状腺疾患があると不妊につながりやすいというお話をしましたが、逆に言えば甲状腺疾患を治療すれば不妊解消につながる可能性が高まります。

ですから検査をしてみて甲状腺の異常が見つかったなら、不妊解決に向けての手がかりが見つかったということにもなりますから、ネガティブにならずに、しっかりと甲状腺異常の改善に向き合いましょう。

甲状腺疾患の原因は甲状腺刺激ホルモンの数値異常

眠る女性

甲状腺疾患かどうかを判断するためには、主に甲状腺ホルモンの数値を調べます。

甲状腺ホルモンが通常の数値よりも高すぎたり低すぎたりすると、ホルモン分泌のためのホルモンである「甲状腺刺激ホルモン」に異常があるということになりますので、この部分の治療を始めるようになります。

甲状腺ホルモンの分泌不足で起きる橋本病

甲状腺ホルモンが足りないことで起きる病気として代表的なのが橋本病です。
免疫疾患のひとつとも言われている橋本病は、発症すると全身が老化していくような症状が起きます。

老化現象は誰にでも起きることですが、少し異常だと感じたら甲状腺疾患を疑ってみるといいかもしれません。

甲状腺ホルモンの分泌過剰で起きるバセドウ病

逆に甲状腺ホルモンが多すぎると起きるのがバセドウ病。
こちらは芸能人がかかったことで聞いたことがある人も多いかもしれませんね。

橋本病は全身が衰える症状でしたが、バセドウ病は反対に全身がアグレッシブになりすぎてしまう症状です。

一見元気いっぱいにも見えるのですが、常に全力疾走しているような状態ですからその分、身体はどんどん疲弊してしまうことになります。

甲状腺疾患の検査方法

お医者さんと妊婦さん

甲状腺が腫れると首回りにしこりのようなものができます。
ですから、甲状腺疾患の検査として一番簡単なのが触診

もし触診で異常があると、血液検査をして甲状腺ホルモンの数値を見ます。

さらに異常があるとエコーや抗体検査にも進むことがありますが、いずれもそこまで難しい検査ではありませんから安心して検査を受けてくださいね。

甲状腺疾患の治療方法

甲状腺に異常があった場合、不妊にもつながるおそれがありますから早めに治療したいですよね。

甲状腺疾患の主な治療方法をご紹介しましょう。

①抗甲状腺薬(メルカゾールとチウラジール)

甲状腺疾患の治療は投薬で行うことができます。

代表的なのがメルカゾールとチウラジール。
仮に妊娠中に投薬を受ける場合は少し注意が必要ですが、妊娠前であればこれらの投薬で不妊につながることはありませんので、不妊治療と併せて行うことも可能かと思います。

心配な時は不妊治療を行っている病院でも確認してみてください。

②甲状腺ホルモン剤(チラーヂンS、甲状腺末等)

甲状腺ホルモン剤は甲状腺ホルモンが足りない時に、ホルモンを補充する目的で使われるものです。

こちらも不妊を加速させるようなことはなく、むしろ甲状腺ホルモンの治療が不妊解消にもつながる可能性もありますから、ぜひ安心してホルモン治療を受けてくださいね。

内分泌・代謝内科などでまずは相談

不妊治療をしている人の中には、子宮や卵子、精子の異常といった生殖機能にばかり目を向けている人も多いかもしれません。
でも、実は甲状腺といった一見関係のない部分も不妊につながっていることがあるんですね。

甲状腺を検査するには内分泌科・代謝内科など、内科系のお医者さんに相談するのが第一歩です。

不妊治療をしても何となく結果が出ないと思っている人は、一度検査してみるといいかもしれませんよ。

甲状腺疾患の治療に加え、妊活サプリを活用して不妊を乗り越えよう!

サプリ

甲状腺疾患の治療も大事ですが、それ以外の健康状態を整えておくことも不妊解決のためには大切なことです。
基本的なことではありますが、栄養バランスは体の健康の土台ですから常に意識しておきましょう。

そのためにおすすめなのが妊活サプリ

妊娠しやすい身体を作るための栄養素がバランスよく配合されています。
食品と同じですから、医学的な不妊治療と並行して使うことができるのも大きな利点。

不妊を乗り越えるためにもぜひ一度試してみてください。

甲状腺疾患を早期発見して不妊改善の第一歩を

甲状腺と不妊との関係、いかがだったでしょうか。

不妊治療として産婦人科を受診することももちろん大事なのですが、不妊には思わぬ原因も潜んでいる可能性があることがわかりましたよね。

何となく体がおかしい…でも原因がわからない。
そんな時はひょっとすると甲状腺が原因かもしれません。

甲状腺疾患を早期発見することによって、不妊改善に取り組んでいきましょう!