妊婦さんに起こる妊娠中の耳鳴りは危ない?

妊娠中の耳鳴りの原因や対策方法を知っておこう!

お医者さんに相談する妊婦さん

妊娠中はそれまでと体の状態が変わってきますので、色々と気になる症状が増えますよね。
特に耳鳴りは脳に近い部分の症状なだけに何だか気になる…そんな妊婦さんもいるのではないでしょうか。

そこで今回は妊娠中の耳鳴りについて、原因や対策を詳しくご紹介していくことにしましょう。
特に注意するべき耳鳴りもありますので、ぜひしっかり読んで参考にしてくださいね。

妊娠中に耳鳴りで悩んでいた妊婦さんはたくさんいる!

実は妊娠中に耳鳴りに悩んだ経験がある妊婦さんは意外と多いと言われています。
ここでは妊婦さんの耳鳴り体験談をご紹介しましょう。

両耳で鼓膜が「ぷくぷく」と音をたてている感じで、鳴り始めると外出先でも気になって、頭の中がおかしくなりそうです。日中は自宅にいることが多いので、気持ちが沈みがちになります。

出典:妊娠中期 | 育児ママ相談室 | ピジョンインフォ

左耳だけ詰まったような感じで、音も聞こえにくくてイラっとしてました。 妊娠中にはよく見られる症状だと、育児本や産院の先生は仰ってました。

出典:妊娠中期 | 育児ママ相談室 | ピジョンインフォ

妊娠後期に突然耳が聞こえにくくなり、耳鼻科行きました。

出典:妊娠中期 | 育児ママ相談室 | ピジョンインフォ

妊娠中に耳鳴りがしたという妊婦さんの体験談です。
こうして見ると、耳鳴りを経験した妊婦さんはけっこういるようですよ。
耳は普段何気なく使っている器官ですが、突然調子が悪くなると不安になりますよね。
赤ちゃんにも何かあったのではないかと思ってしまいますが…

妊婦さんが耳鳴りになる原因は?

頭痛・めまい(女性)

妊娠中に耳鳴りを経験した人は少なくないようですが、そもそも普段耳鳴りがすることってあまりないですよね。
どうして妊婦さんには耳鳴りが起きやすいのでしょうか?

①ストレスによる影響

実は耳鳴りの原因は完全には解明されていないのですが、耳は神経系の器官ですから自律神経をはじめとした神経系統の乱れが耳鳴りを引き起こしていると考えられています。

妊娠中の自律神経の乱れの原因と言えば、やはりストレス。
普段の状態とは体の調子も生活スタイルも一変する妊娠中は、気をつけているつもりでもいつのまにかストレスが溜まってしまうこともありますよね。
それが妊婦さんの耳鳴りを引き起こす一因と考えられています。

②血行不良による影響

耳鳴りの原因としてふたつめに考えられるのが、血行不良によるもの。
妊婦さんはどうしても運動量が減りますので血行不良になりやすくなります。
血行不良は先ほど触れた自律神経だけでなく筋肉の働きを弱めてしまったり、消化器官がうまく働かない原因にもなります。
こうしたことが耳鳴りという症状につながることもあるかもしれません。

③つわりや体調不良による影響

これは主に妊娠初期に考えられることなのですが、つわりによって体調不良になっているケースも耳鳴りの原因として考えられます。

つわりの症状が起きると普通の食事を摂るのが難しくなります。
食事が十分に摂れないと体の栄養バランスが崩れてしまいますから、それによって健康状態が悪くなってしまいますよね。
それが何らかのきっかけで耳鳴りとなって表れることもあるかと思います。

④病気の可能性

ここまでご紹介した耳鳴りは、ちょっと心配ではあるものの重い原因が絡んでいるわけではないので自然に治るケースの耳鳴りと言えます。

でも、耳鳴りの中にはちょっと厄介な病気が潜んでいることも考えられます。
もし何らかの病気が耳鳴りの原因になっている場合、まずはそちらの原因を治療する必要があるんですよ。

次の項目では耳鳴りが症状として現れる病気を具体的にご紹介しましょう。

耳鳴りが症状として見られる病気

簡単に治る耳鳴りならともかく、病気が潜んでいる耳鳴りは妊婦さんにとっては放置するわけにはいきませんよね。
ここでは耳鳴りを引き起こす病気を挙げていきます。

①突発性難聴

突発性難聴は、耳の中にある蝸牛という部分がダメージを受けることによって表れる耳の症状。
難聴というだけあって聞こえにくくなるのが主な症状ですが、難聴の前に耳鳴りがすることが多いと言われています。

詳しい原因はわかっていませんが、ウィルスによるもの、また循環障害の可能性もあると言われていますので、妊婦さんが放置するのは危険かもしれません。

②耳管開放症

耳管開放症とは難聴とは少し違い、耳の中で音が反響しているように感じる症状が特徴です。
耳を手でふさいだときに自分の呼吸する音がはっきり聞こえたりするかと思いますが、ちょうどああいった感じに耳の中がこもった感じになります。
それが耳鳴りという症状になって表れることもあるようですよ。

耳管開放症は耳の中の粘膜がむくむことで起きる症状。
ストレスによっておきるケースが多いとされています。

③自律神経失調症

先ほど耳鳴りと妊婦さんの自律神経との関係について少し触れましたが、一時的な自律神経の乱れであれば、心身を休めることで回復します。
でも少し休んだくらいでは回復せず、慢性的に自律神経が乱れた状態になると自律神経失調症と診断されることがあります。

もし耳鳴りがずっと続くようであれば自律神経失調症になっている可能性もありますから、早めに対処したほうがいいかもしれません。

妊娠中に耳鳴りが起きた時の対処方法

妊婦さんが耳鳴りになる原因には色々なものがあることがわかりましたよね。
妊娠中の耳鳴りをできるだけ避けるためには、以下のことを試してみてください。

①ストレスの発散方法を見つけよう

耳鳴りの原因のひとつはストレス。
妊娠中のストレスは耳鳴り以外にも色々な体の不調を招きますから、ぜひご自身なりのストレス発散法を見つけておくといいですよ。

具体的に思いつかないという方にはウォーキングがおすすめ。
本格的なウォーキングというよりは、お散歩程度でかまいません。
太陽の光を浴びながら外を歩くだけで、気持ちが晴れやかになるはずです!

②適度な運動をしよう

先ほどご紹介したウォーキングをはじめ、軽い運動をしていただくのも妊婦さんの耳鳴り対策になります。
妊娠中は運動不足になりがちですが、体を動かさない日が続くと血行不良になりやすいですし、体の血流が滞ると妊婦さんの体だけでなく赤ちゃんにとっても良くありません。

運動と言っても、妊娠中に激しい運動はNG。
妊婦さん向けの軽い体操やストレッチで十分ですし、少し伸びをするだけでもOKですよ。

③体を冷やさないようにしよう

妊婦さんにと体の冷えは厳禁!
体が冷えると妊娠中の健康を害するだけでなく、血行不良などによる耳鳴りの原因にもなります。

冬はできるだけ温かくしていただくのはもちろん、実は夏などの気温が高い季節でもエアコンの影響で冷えやすいですから、妊娠中は常に体を冷やさないように気をつけましょう。
飲み物も、氷を入れたりせずに常温で飲んでいただくのが良いかと思います。

妊娠中の耳鳴り、異常を少しでもを感じたらまず病院へ

妊娠中の耳鳴りについてのお話、いかがだったでしょうか。

妊婦さんは耳鳴りになりやすい条件が揃っていますので、少し耳鳴りが起きたくらいではさほど心配する必要はないかと思います。
ただ、耳鳴りの中にはウィルスなど妊婦さんにとって注意したい病気が潜んでいるケースもあります。
もし耳鳴りが続いた場合は、すぐに病院で相談しましょう。
耳鼻科にかかる場合は妊婦であることをしっかり伝えた上で診察を受けてくださいね。

妊婦さんにとって厄介な耳鳴りですが、適切に対処して乗り切っていきましょう!