妊婦さん必読!妊娠中に喫煙するのはNG?【胎児への影響は?】

妊婦さんは妊娠中喫煙を控えよう!

タバコを折る女性

最近は女性でもタバコを吸う人が増えてきていますよね。
でも、妊娠がわかってもタバコをやめられない人は要注意。

そのまま喫煙を続けるとあなた自身だけでなく赤ちゃんにも悪影響が出てしまいます。

今回は妊娠中に喫煙をするとどうなってしまうのかを考えていきます。
安全に出産を迎えるためにも、しっかり読んでおいてくださいね。

妊娠期間中じゃなくてもタバコは体に悪いもの

タバコを吸いながら悩む女性

今回は妊婦さんと喫煙との関係を考えていくのですが、そもそも妊娠中でなくてもタバコは身体への悪影響が大きいものです。

一番知られているのは肺がんのリスクですが、肺だけでなく体中いたるところのがんの原因にタバコは関わってきますし、脳卒中や高血圧、糖尿病やうつなど、ありとあらゆる病気の可能性が喫煙によって上がると言われています。

妊娠中のタバコが妊婦さんに与える影響

お腹が痛む妊婦さん

普通の人にとっても害になる喫煙。

では、妊婦さんにはどのような影響を与えるのでしょうか。

①早産・流産のリスクが倍になる

妊娠中は常に流産や早産の危険にさらされています。
そうならないように妊婦さんは常に気をつけているはずですよね。

でも妊婦さんが喫煙をすることで、他のことをどんなに気をつけていても早産や流産のリスクがどんどん上がっていきます。

例えば1日20本吸う人だと、早産や流産の可能性が喫煙していない人の2倍の確率になってしまうんです。

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②異所性妊娠(子宮外妊娠)のリスクが高まる

喫煙のリスクは早産や流産だけではありません。

妊婦さんの喫煙は異所性妊娠…これはいわゆる子宮外妊娠ですが、このリスクも高まることがわかっています。

こうしたことが起こってから「喫煙しなければ良かった…」と思っても、その時はすでに手遅れ

しっかりと事前に対策を講じましょう。

妊娠中のタバコが赤ちゃんに与える影響

赤ちゃん

妊娠中のタバコが妊婦さんに与える影響をご紹介しましたが、もちろん赤ちゃんにも悪影響が出る可能性があります。
こちらのほうが重大ですよ。

①先天性疾患のリスクが上がる

妊婦さんがタバコを吸うと、実は赤ちゃんにもニコチン成分がまわっていきます。

ニコチンはタバコに含まれる物質ですが、当然有害。

これにより、妊娠中に妊婦さんが喫煙すると、赤ちゃんの先天性疾患のリスクが大きく上がると言われています。

②無脳症の発生率が高くなる

無脳症とは、名前の通り脳が大きく欠損した状態で生まれてくることです。

脳は人間が人間であるために大きな役割を果たす部位。
この部分が欠けて生まれてくるということは一体どういうことなのか…

妊娠中に喫煙したいと思う人はこの重大性をしっかりと考えてください。

③成長後に怒りっぽくなる可能性がある

妊娠中に母親が喫煙していて出産を迎えても、新生児の時は特に異常が見られないケースももちろんあります。

ですがこの場合も注意が必要。

というのも、母親が妊娠中に喫煙していて生まれた子供は、成長するにしたがって怒りっぽい性格になりやすいと言われているんです。

常位胎盤早期剥離のリスクが高まる

胎盤は赤ちゃんへ栄養を送る大切な器官ですが、出産を終えると体外に自然と排出されます。

しかし出産を迎える前、赤ちゃんがまだお腹の中にいるのに胎盤が排出されていまうのがこの「常位胎盤早期剥離」です。

これも妊婦の喫煙によって引き起こされるリスクのひとつです。

⑤低体重出産のリスクが高まる

赤ちゃんはお腹の中で充分に育ってから外に出てくるのが望ましいですが、妊娠中の喫煙は低体重出産のリスクも高めると言われています。

時には喫煙による他の症状も併発している可能性もあり、そうなると命に関わる危険もあります。

⑥中枢神経系の発達に何らかの障害を引き起こす

人間の根幹となる中枢神経系も、妊娠中の喫煙によって発達が阻害されるおそれがあります。

脳と同じく人間の機能に大切な役割を果たす中枢神経系に障害がある状態で生まれた場合、治療はかなり困難になることが予想されます。

⑦乳幼児突然死症候群になりやすい

無事に生まれたと思っても安心できません。

妊婦さんが喫煙している場合、これまでご紹介した症状以外にもどんな障害が赤ちゃんに潜んでいるかはわかりません。

もしかすると、健康に生まれたと思っていたら突然亡くなってしまう…ということにもなりかねません。

乳幼児突然死症候群の可能性は4,000人に一人くらいの割合だと言われていますが、妊娠中の喫煙によってこの可能性が高くなるとされています。

できるだけ妊活中に禁煙を成功させておこう!

伸びをする女性

妊婦さんが喫煙することが母子ともにどれだけ危険かわかっていただけたかと思います。

でも普段から喫煙する習慣があると、妊娠したからといって急にタバコをやめることは難しいかもしれませんよね。

そこでおすすめしたいのは、妊活を始めると同時に禁煙してしまうことです。
妊活を始めてから妊娠するまでにはある程度時間がありますから、この期間を利用して禁煙に向けてのプログラムを開始してみてください。

妊娠前・妊娠中にタバコを止める方法

医者と妊婦

では、妊娠前や妊娠中に禁煙をするにはどうしたら良いのでしょうか。
自分の力だけではやめられないという人は、以下を参考にしてください。

①禁煙外来に通う

最近は禁煙をするために病院に通うことも常識になってきました。

妊婦さんや妊活中の方が禁煙する時にも、禁煙外来のお医者さんは色々なアドバイスをしてくれます。

ぜひお近くの禁煙外来を探してみてくださいね。

②禁煙グッズを使う

禁煙ガムや禁煙パッチなど、禁煙するためのグッズも今は充実しています。

病院に通うよりも安く済む場合もありますから、ご自身の喫煙習慣の度合いによってはこちらを試してみてもいいかもしれませんよ。

③夫と一緒に禁煙してみる

喫煙の習慣がある妊婦さんの中には、旦那さんもタバコを吸う人もいるかもしれませんね。

この場合、もし妊娠中の奥様だけ禁煙にトライしても、目の前で旦那さんに吸われたら決意が揺らいでしまいそうです。

こういったことを避けるためにも、妊婦さんが禁煙にトライする時は旦那さんも一緒に禁煙してみましょう。

連帯感が生まれますし、妊娠中のご夫婦の絆も深まるかと思います。

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④ビタフルなどを吸ってみる

タバコを吸う人の中には、もはやニコチンが欲しいのではなくタバコの形のものを口に入れたいというだけの人もいますよね。

そんな人におすすめなのが、ビタフルなどの電子たばこです。

見た目はタバコですし煙のようなものも出ますから喫煙気分が味わえる電子たばこ

ですがニコチンやタールは入っていません。
しかもビタフルについてはビタミン摂取ができますから、むしろ健康的な商品とも言えます!

妊婦さんは妊娠中の副流煙にも注意しよう!

口を抑える女性

妊婦さんが喫煙することの危険性についてお話してきましたが、実は妊婦さん自身の喫煙だけでなく、周りにも注意していただきたいんです。

どうしてかというと…そう、副流煙です。

副流煙とは、周囲の人が吸っているタバコの煙を他の人が吸ってしまうこと。
これによって、全くタバコを吸わない人でもタバコの害を体に受けてしまうことがあります。

ですから先ほどご紹介した、妊娠中の妊婦さんと一緒に旦那さんも禁煙するというのはかなり理にかなった方法。

旦那さんだけでなく、お近くに妊婦さんがいる人はぜひタバコを吸わないようにしてあげてください。

妊婦さんは今すぐ喫煙を止めよう!

妊娠中の喫煙について、いかがだったでしょうか。

妊婦さんにとって危険なことは色々とありますが、その中でも喫煙は群を抜いて母子への健康被害の可能性が高まる要素なんですね。

まさにタバコは百害あって一利なし。
妊婦さんだけでなく妊活中の女性も、ぜひタバコには気をつけてくださいね。

赤ちゃんのためを思うなら、今すぐ禁煙!ぜひ心掛けていきましょう!