妊娠中に海老は食べられる?妊婦さんにとってのメリットと注意点

妊娠中は火の通った海老を適量食べるのはOK

エビフライやエビのお寿司など、ごちそうには欠かせない海老。
でも妊娠中となると、魚介類の摂取には気を遣います。
果たして妊婦さんが海老を食べても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、妊娠中でもきちんと火を通した海老であれば食べていただいても大丈夫。
じゃあ生の海老を食べたら母子の健康に悪影響があるの…?

そういった疑問も含めて、今回は妊娠中の海老との付き合い方をご紹介していきましょう。

妊娠中に海老を食べていた人たちの声

赤ちゃんと妊婦さん

まずは、先輩妊婦さんの体験談をご紹介します。
妊娠中に海老を食べていた人はどういった感想を持っているのでしょうか?

生エビもマグロとかのお刺身もお寿司も卵かけご飯も食べてました! 健康に生まれてきましたよ! すっごく元気で2歳までに1回くらいしか熱を出したことがないです! 健康優良児ですよ〜(^_^)

出典:妊娠 16週目です生のエビを食べてしまいました今は全然何の症状もな… – Yahoo!知恵袋

私はまったく心配せずに お寿司とかお刺身とか、時々食べてましたが、 特に何もなかったです。

出典:妊娠 16週目です生のエビを食べてしまいました今は全然何の症状もな… – Yahoo!知恵袋

お寿司屋さんで甘エビとか生エビとか全然たべてましたよ! 大体ペースだと月に1回〜2回とかでした。 現在元気すぎる6ヶ月の女の子です(*^^*)♡ 確かに食べすぎもよくないですが月に一度少しとかなら全然大丈夫ですよ!

出典:妊娠 16週目です生のエビを食べてしまいました今は全然何の症状もな… – Yahoo!知恵袋

海老は特に妊娠中に注意する食品として挙げられているわけではないので、普通に食べていたという妊婦さんはかなり多いようです。

それで何も害がなかったということですから、生の海老もそこまで神経質にならなくても良いのかもしれませんが…?

海老の栄養成分とカロリー

海老

海老にも小さいものから大きなものまで色々ありますが、ここではスタンダードに近い大きさの甘エビを例にご紹介しますね。

甘エビのカロリーは100gあたり約87kcal。
脂肪が少なくたんぱく質が豊富に摂れますので、かなりヘルシーな食材と言えます。

亜鉛や銅、カルシウムといったミネラル分やビタミンB群も含まれていますし、話題の健康成分であるアスタキサンチンやタウリンも摂取できることで健康に関心がある人からも注目されています。

妊娠中に海老を食べるメリット

頑張るポーズをする妊婦さん

海老は元々ヘルシーな食材と言われていますが、妊娠中にはどういったメリットがあるのでしょうか?

①水銀の量が少ない魚介類

妊娠中の魚介類の摂取で心配なのが、水銀です。
海洋生物には水銀が比較的多く含まれているため、マグロやキンメダイなどは妊娠中に過剰摂取しないように呼びかけられているんですね。

ですが海老は魚介類としては水銀の含有量が低く、妊婦さんにとって特に注意すべき食材ではないと言われています。
ですから常識的な量の摂取であれば問題なく楽しむことができますよ。

②タウリンが豊富に含まれている

タウリンは栄養ドリンクにも含まれていて、疲労回復効果や細胞の働きを安定させる効果があります。
動脈硬化や疲れ目予防にも効きますから、妊娠中の方には非常におすすめできる栄養素なんですよ。

人間の体はタウリンを合成する力がないので食品から摂取するしかないのですが、海老にはタウリンが豊富に含まれていますので、タウリンを摂取したいなら海老はもってこいなんです。

③アスタキサンチンが含まれている

美容業界でも近年注目されているアスタキサンチンですが、海老の赤い色素はアスタキサンチンによるもの。
つまり海老を食べることでアスタキサンチンも摂取できるんです。

アスタキサンチンには抗酸化作用がありますので、美容だけでなく免疫機能アップにも役立ちます。

妊婦さんは免疫が落ちがちですから、抗酸化作用のある食品は有難いですよね。

④キチン質が含まれている

キチン質とは食物繊維の一種なのですが、キチン質にはぶどう糖を吸収する働きがあります。
これが血圧の上昇を防ぐ効果を発揮してくれますので、妊婦さんの血圧を正常値に維持する助けになってくれます。

妊娠中はどうしても血圧が上がりがちですが、血圧が高い状態が続くと妊婦さんの体には悪影響が出やすくなりますので、注意していきたいですね。

⑤ビタミンEが豊富に含まれている

海老にはここまでご紹介した栄養素以外にも、ビタミンEが豊富に含まれています。

ビタミンEにも抗酸化作用があり、さらには糖尿病の予防にも役立つとされていますから妊婦さんには積極的に摂取していただきたい栄養素。
海老からも摂取できるというのは嬉しいです。

海老を食べるときに妊婦さんが気をつけること

妊婦さん

海老が妊婦さんにとって良い効果をたくさんもたらしてくれることがわかりましたね。
でも妊婦さんが海老を食べる時は少し注意していただきたいことがあるんです。

①生海老や甘エビは極力食べないようにしよう

海老は生で食べても大変おいしいのですが、妊娠中はできるだけ加熱したものを食べていただくことをおすすめします。

海老に限らず、妊娠中は魚介類を生食することはあまりおすすめできません。
魚介の生食はどうしても食中毒のリスクが高まりますし、また海老の場合は海老特有の菌もいます。

加熱すればそういった心配はほとんどありませんので、ぜひしっかり火を通して楽しむようにしましょう。

②食べて良い量を守ろう

妊婦さんの健康に役立つとは言え、やはりどんな食品も食べ過ぎは良くありません。
特に海老にはプリン体が含まれるため、食べ過ぎると痛風になってしまうこともあります。

1日の海老の摂取量の目安は、大体150gほど。
大きめの甘エビで可食部が10gくらい、小さい甘エビですと6gほどですから、15~25匹くらいまでは問題が無いと言うことになります。

これほどの量を食べることはあまりないでしょうから、さほど心配しなくても良いかと思います。

妊婦さんが生海老や甘エビを食べてしまった場合

お医者さんに相談する妊婦さん

先ほど妊婦さんが海老を生食することはおすすめできないというお話をしましたが、もし生の海老を食べた場合、食中毒以外にどういったリスクがあるのでしょうか?

①リステリア症に感染する恐れがある

海老にはリステリア菌というものがついていることがあります。
健康な普通の大人であれば健康被害はほとんど考えられないのですが、妊娠中は免疫が下がっていることもあって、リステリア症に感染してしまう可能性が高くなってしまいます。

リステリア症は髄膜炎や敗血症といった症状が出るほか、妊婦さんの場合は流産や胎児の障害につながるおそれもある怖い病気。

加熱すればリステリア菌はいなくなってしまいますから、そういったリスクはありませんよ。

②心配な時は病院で相談してみよう!

海老のリステリア菌は怖いですが、先ほどご紹介した先輩ママの体験談にもあるように、妊娠中でも海老を生食していた妊婦さんはかなり多いようです。
皆さん目立った健康被害はなかったようですし、そこまで神経質にならなくても大丈夫かもしれません。

ですがもし妊娠中に海老を生食してしまったことで不安になったら、ぜひ産婦人科で相談してみてください。
不安なまま毎日を過ごすほうがよほどストレスになりますので、気軽に話していただいて大丈夫ですよ。

妊娠中の栄養の偏りは葉酸サプリで補おう!

サプリ

妊婦さんにとって海老は妊娠中の栄養バランスの維持に役立ってくれることがわかりましたね。
でも当然ながら海老だけで全ての栄養を賄うことはできませんし、普段の食事で栄養バランスを完全に整えるのは難しいものです。

妊娠中はぜひ、妊婦さん向けの葉酸サプリも活用してみてください。
妊娠中に必要な葉酸量をしっかり補えますし、ビタミンやミネラルのバランスも整いますよ。

妊婦さんも海老は美味しく頂けます

妊婦さんと海老との関係について、いかがだったでしょうか。

基本的に海老は、妊娠中に食べていただいても大丈夫。
生食と摂取量には気をつけていただきたいですが、過度に心配することはないかと思いますよ。

おいしい食事を楽しむことは、妊娠中のストレス解消にもつながります。
妊娠中の生活を楽しみながら、出産の日までワクワクして過ごしてくださいね。