妊娠中はひじきを食べちゃダメ?妊婦さんには悪影響なの?

ひじきは妊娠中でも食べ過ぎなければ大丈夫!

お医者さんと女性

妊娠中はひじきを食べないほうがいい…そう聞いたことがありませんか。
確かに、妊婦さんがひじきを食べるなら気をつけなければいけないことがありますが、食べてはいけないということはありません。

中には食べてはいけない食材もあるため、躊躇する妊婦さんがいるかもしれませんね。
でも、ひじきは食べ過ぎにさえ注意すれば妊娠中であっても食べても問題はないんですよ。

ひじきはむしろ妊婦さんに必要な栄養が豊富に含まれた食材

ひじき

ひじきは妊娠中に食べるべきではないと聞くかもしれませんが、むしろ妊婦さんは妊娠中にひじきを食べることで良い効果がもたらされるんですよ。
ひじきに含まれる妊婦さんに有益な栄養素を見てみましょう。

①妊娠初期に欠かせない葉酸

妊娠初期は胎児の器官形成がなされる大事に時期で、妊娠初期に葉酸を摂取することで胎児の先天性障害のリスクを下げるとされています。
そのため、厚生労働省でも妊娠中の葉酸摂取を推奨していますね。

ひじきには、葉酸が含まれているため妊娠初期に妊婦さんが食べることで葉酸が摂取でき胎児に必要な栄養分が摂取できるというメリットがあるのです。

②妊娠中期以降に多発しやすい貧血を防ぐ鉄分

妊娠中は胎児に優先的に栄養が運ばれるため、妊婦さんの栄養が不足しがちになります。
もともと鉄分は普段から不足しがちな栄養分であり、妊娠中はさらに不足しやすくなります。

特に妊娠中期以降は体内の血液量が大きく増加するため、鉄欠乏性貧血になりやすいのです。

ですから、貧血を予防するためにも鉄分を多く摂取する必要があり、鉄分を含むひじきの摂取が有効だと言えます。

③母体に不足しやすいカルシウム

カルシウムは骨の形成にも必要なので、妊娠中に不足しやすいものですね。
もし、妊娠中に体内にカルシウムが不足していれば胎児にカルシウムを送るために妊婦さんの骨からカルシウムが溶け出し、胎児へと運ばれるのです。

当然のことですが、そうなれば妊婦さんの骨は脆くなり骨粗しょう症を引き起こしてしまいます。

ですから、妊娠中はカルシウムを積極的に補う必要がありカルシウムを含むひじきが役立ちます。

ただし食べ過ぎるとヒ素の過剰摂取につながるおそれが…

RISK

妊娠中に必要な栄養補給ができるひじきですが、注意したい点があります。
それは、ひじきにはヒ素が含まれているということです。

ヒ素と聞くと怖いかもしれませんが、ほとんどの海藻類に含まれているもので普段の食事で食べる量では身体に問題がありません。
ただし、ひじきを食べすぎるとヒ素の過剰摂取につながる可能性があります。

ヒ素の過剰摂取によって、妊婦さんの皮膚が黒くなったり気管支喘息や末梢神経系の炎症が起こる可能性があります。

また、胎児には脳障害や催奇形性などの悪影響をもたらすこともあります。
妊娠中は妊婦さんだけでなくと胎児への影響もあり、特に注意が必要です。

妊娠中はひじきをどれくらいの量まで食べていいの?

考える妊婦さん

ひじきは普通乾燥して販売されていますね。
乾燥ひじきにはヒ素が1kgあたり110mg含まれていて、その中で体に害を与えるヒ素は77mgとなっています。

ただ、水に戻すことでヒ素量は下がり11mgほどになります。
厚生労働省では成人の場合(体重50kgの人)1日に4.7g以上のひじき摂取でリスクがあるとしているので、妊娠中は1日4g以下の摂取が望ましいと言えます。

妊婦さん必見!ひじきに含まれるヒ素を取り除く方法

ひじきは妊娠中に必要な栄養分が摂取できますが、やはりヒ素は心配ですよね。
そこで、妊婦さんがひじきを食べる際にはヒ素を取り除いてから食べることをオススメします。

①水に浸しておく

前述したように、乾燥したひじきの中には多くのヒ素が含まれています。
ひじきを調理する際は水で戻すのが一般的ですが、ヒ素を取り除くためにより長い時間水に浸しておくのがポイントです。

具体的には乾燥ひじきを20度ぐらいの常温水に60分間浸し、戻し水は捨てて流水でひじきを洗います。

水に浸す方法では、6割以上のヒ素が取り除けるとされています。
普段は30分ほどしか水戻しに時間をかけない場合でも、妊婦さんの場合はできるだけ長い時間水に浸すほうがいいでしょう。

②加熱を行う

食材に火を入れることでより安全なことは周知の事実ですよね。
ひじきも場合も同じで、加熱を行うことでヒ素を取り除くことができます。

ひじきを水戻しした後、約5分間加熱を行えばさらにヒ素を減らすことができます。

また、乾燥ひじきを直接5分加熱して水洗いする方法でもヒ素が8割程度に減少することがわかっています。

妊婦さんがひじきを食べる際は、必ず火を通して食べるほうがリスクを下げることになります。

妊婦にはひじきもいいけど葉酸サプリもオススメ!

妊婦さん

ひじきは多くの栄養を補えますが、影響が少ないとは言えヒ素の過剰摂取のリスクが否めません。

そこでオススメなのは、葉酸サプリでの栄養補給です。
葉酸サプリならひじきに含まれた葉酸はもちろん、鉄分・カルシウムも含まれています。

また、ひじきに含まれる上記の栄養分以外にも妊活中や妊娠中に欠かせないビタミンやミネラルも豊富に配合されていて、効率よく栄養が摂取できます。

さらに、用量用法を遵守すれば成分の過剰摂取などの恐れもありませんし副作用による体への影響もありません。

妊娠中にひじきを食べる際はヒ素の摂取量に注意してください

いかがでしたか。
妊娠中にひじき食べると、妊婦さんに悪影響を与えるのかについて解説しました。

ひじきは栄養が豊富で妊婦さんに必要な栄養分も含まれているため、妊娠中はむしろひじきを食べることでメリットがあることがわかりましたね。

ただし、ひじきにはヒ素が含まれているため食べる際には注意が必要です。
ヒ素を過剰摂取しないように、妊婦さんがひじきを食べる際はヒ素をしっかり取り除いて摂取量に気をつけながら食べましょう。