妊娠中に心配な電車の揺れ…乗車中の注意点と対策法

妊娠中だけど、電車の揺れは大丈夫?

妊娠中は胎児を守るために、ちょっとしたことでも気になりますよね。
特に、振動が起こる電車に乗るのを躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。

確かに電車は揺れるため妊娠中はお腹への影響が気になりますが、電車の揺れによる直接的な悪影響はあまり多くはありません。

どちらかというと、電車の車内環境が妊娠中の母体に悪影響を及ぼす可能性があります。

電車の揺れによって稀に起こる妊婦さんの症状

妊婦さん

まずは、電車の揺れによって妊娠中に起こり得る症状を見てみましょう。
ただ、以下で説明する症状はあくまでも可能性の範囲なので発生頻度は低確率です。

①お腹が張る

電車の少しの揺れでは、妊娠中だからと言って特に問題はありません。
胎児は子宮の羊水の中に浮いている状態ですから、多少の振動では問題が起こることはありません。

ただ、長時間電車に乗っていたりカーブが多い路線のように継続的に揺れが続く場合には、継続的な揺れが原因でお腹が張るなどの症状が出る可能性はあります。

②早産になるかも

電車の揺れによって妊娠中に起こる可能性として、早産もあります。
妊娠中は時期によってお腹が張りやすいこともありますが、電車の揺れの振動によっても子宮が収縮する可能性があります。

常に電車の揺れを感じていて子宮収縮が頻繁に起こる状況になると、子宮口が開き破水したりなど切迫早産になることがあります。

もちろん、電車の揺れでの早産は稀なことですが可能性があるということは念頭に入れておきましょう。

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実は揺れ以外の悪影響のほうが多い

RISK

妊娠中の電車の揺れによる症状を説明しましたが、実は電車の揺れそのものよりも電車内の環境が妊娠中には悪影響が多いのです。

電車内は人がたくさんいるので匂いや暑さなどがこもります。
普段の状態でもこのような電車の環境は不快感があるため、妊娠中ならなおさらです。

また、人が多いという圧迫感が体力的にも精神的にも良くない状況をもたらします。
その結果、つわりが悪化してしまい体調不良をも招くことが考えられます。

妊娠初期・超初期はなるべく電車は避けましょう

妊婦さん

妊娠初期や超初期と言われる妊娠4ヶ月頃までは、まだ安定期に入っていないため不安定な状態。
妊娠初期の流産の確率は15%程と、決して低くない数字です。

ですから電車の揺れで起こる症状は稀であるとはいえ、可能性はゼロではないので妊娠初期や超初期の段階では電車に乗ることは避けた方が無難です。

もちろん、必ずしも問題が発生するわけではないのでどうしても乗らなければならない時は仕方がありませんが、妊娠初期にはできるだけ電車に乗らないようにしましょう。

妊娠中にどうしても電車に乗る必要があるときの対策法

医者と妊婦

では、妊娠中にどうしても電車に乗らなければならない時はどうすればいいのでしょうか。
妊娠中に電車に乗る時の対策法をご紹介します。

①マタニティーマークをつける

マタニティーマークは厚生労働省が配布している妊婦さんのためのマークですが、あまり使用しないという人も多いようです。

でも妊娠初期など、まだお腹が目立っていない時には見た目では妊婦さんと判断してもらえません。

電車に乗る時は少しでも優先的に座席を確保できるように、周りから見ても妊娠中であることがわかるようにマタニティーマークをつけましょう。
もし手元にない場合は自治体などで配布しているので、聞いてみましょう。

②十分に時間に余裕をもつ

時間にギリギリの行動で慌ててしまうと、事故やケガのリスクが高まります。
妊娠中は通常と同じような感覚で行動すると、思わぬアクシデントに繋がりかねません。

妊娠中に電車に乗る時は、十分に時間に余裕を持ってゆっくり慌てず行動する必要があります。

③少しでも空いている車両&スペースへ

人ごみや熱気は、つわりを悪化させる可能性があると前述しましたね。
電車内で人がいないということは考えられないので、少しでも空いている車両やスペースを利用するのがベストです。

最近ではスマホのアプリでも比較的空いている車両がわかるものなどもあるので、自分なりに十分なスペースが確保できる場所を選んで乗りましょう。

④立っているときは必ずつり革につかまる

時間帯などによっては、必ずしも座席が確保できるとは限りません。
立って乗らなければならないケースもあると思いますが、その場合は必ずつり革につかまることが大切です。

つり革につかまることで体が安定し電車の揺れを最小限にすることができますし、急な揺れでの転倒などのリスクも低くなります。

⑤時には自分から譲ってもらいましょう

なかなか自分からは声をかけづらいかもしれませんが、つわりで体調が思わしくない時に座席が見つからない場合は自分から席を譲ってもらうことも大切です。

無理をしてつわりを悪化させてしまっては、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼし元も子もありません。
時には自ら声をかけて席を譲ってもらいましょう。

妊娠中の電車利用は場所と時間を選ぶのがコツ

いかがでしたか。
電車の揺れの妊娠中の影響について解説しました。

妊娠中に電車の揺れを経験したからといって、母体や胎児に悪影響を及ぼす確率は低いです。
とはいえ、可能性がないというわけでもないので慎重になることは悪いことではありません。

妊娠中に電車に乗る時は乗る場所を考えたり、乗客が少ない時間帯を選ぶなど自分なりに電車の揺れによるリスクを下げる工夫をしましょう。