つわり中のお豆腐の食べ方・メリット・注意点などを徹底解説

つわり中のお豆腐は適量であれば大丈夫

つわり中は食べられるものが限られますが、豆腐なら大丈夫という人は少なくありません。しかし、つわり中に豆腐を食べても良いのでしょうか?

もちろん問題ないばかりか、適量ならば妊婦さんにとってさまざまなメリットがあります。

今回はつわり中に豆腐を食べることのメリットや注意点、またおすすめの食べ方などについて解説していきます。

つわり中に豆腐を食べていた人の声

まずは、つわり中に豆腐をよく食べていたという人の体験談を聞いてみましょう。以下にそうした声を集めてみました。

就寝まえに杏仁豆腐を食べるとスッキリしてました。

出典:私のつわり生活【食事編】 : Mayu Daily Life

つわりピーク時までお世話になったのは、ずばりこれ。もう本当にたまご豆腐なくして、わたしのつわり生活はなかったです。最後の最後まで食べることができた唯一の食材でした。

出典:死ぬほど辛いつわりを乗り切る!私を救ったおすすめの食べ物10選 [ママリ]

朝起きて30分以内に食べないと吐き気がして辛かったです。起きたらバナナで軽く済ませてから、うどんや豆腐類を食べて乗り切りました。

出典:妊娠2ヶ月(妊娠4週,5週,6週,7週,妊娠初期) 体験談 | ベビカム

以上が、つわり中に豆腐をよく食べていたという人の体験談でした。起きてすぐや就寝前などに、豆腐を食べることでつわりを乗り切ったという人が多くいました。

特に起きてすぐは気分が悪くなりやすい時間ですが、そうした時にも食べやすい豆腐は便利だったようです。

つわりの原因と症状

吐き気のする妊婦さん

つわりは妊娠初期に起こる体調の変化ですが、原因についてはまだはっきりしていません。有力な仮説としては、ホルモンバランスの変化の影響や、胎児に対するアレルギー反応などが言われています。

つわりの主な症状は、吐き気や嘔吐、唾液量の増加や頭痛、倦怠感、食べ物の好みの変化や、匂いに対して敏感になるなどがあります。症状には個人差が大きく、重症化する人からほとんどつわりのない人までさまざまです。

お豆腐の主な栄養素とカロリー

豆腐の原料である大豆には、次のような栄養が含まれます。

まず挙げられるのがたんぱく質。豆腐に含まれるたんぱく質は、血中のコレステロール低下などに役立つと言われています。

また善玉コレステロールを増やすリノール酸や、血流を良くするレシチン、脂肪の蓄積を防ぐ大豆サポニンなどが含まれます。他には、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンも豊富です。

豆腐のカロリーは、100gあたり55.9kcalとなっています。

つわり中にお豆腐を食べるメリット

妊婦さん

続いては、つわり中にお豆腐を食べる利点について見ていきましょう。以下のような点が、その主なメリットです。

①吐きづわり中も比較的食べやすい

前述のように、つわりの症状としては嘔吐を伴う「吐きづわり」が多くなっています。

この症状のきつい点は、食べたものをすぐ吐いてしまうというところです。しかし豆腐なら、比較的胃に納まりやすくなっていますし、吐いた時も他の食べ物に比べてそれほど辛くないという利点があります。

②たんぱく質が含まれている

これも前述のように、豆腐にはたんぱく質が豊富に含まれています。

人間にとってたんぱく質は欠かせない栄養ですが、妊婦さんも例外ではありません。母体の健康に対してはもちろん、赤ちゃんの成長を促す上でも、妊娠中のたんぱく質摂取は重要となっています。

③ビタミンEが含まれている

豆腐にはビタミン類も含まれますが、中でも妊婦さんにとってメリットがあるのがビタミンE。ビタミンEは子宝ビタミンと言われるほど、妊娠には利点の多い栄養です。

血行を良くして冷えを改善してくれる他、女性ホルモンの分泌を促進する効果も。また、胎児への酸素供給を活発にしてくれるといった働きもあります。

④カルシウムが含まれている

豆腐に含まれるカルシウムもまた、妊婦さんにとって大事な栄養素です。

カルシウムが人間の骨や歯の材料になるのは有名ですが、他にも筋肉の働きを正常にしたり、血圧を下げるなどの効果が。

妊娠中は特に母体のカルシウムが不足しがちですから、豆腐を食べることは妊婦さんにとって大きなメリットがあります。

つわり中の妊婦さんが1日に食べても良い豆腐の量

OKを出す妊婦さん

このようにつわり中の妊婦さんにはメリットの多い豆腐ですが、いくら食べてもよいわけではありません。後述するように、つわり中の豆腐にはデメリットもあるため、分量を守って食べることが大切になります。

では、つわり中には豆腐をどれくらい食べてよいのでしょうか。妊婦さんが食べてもよい豆腐の量は、1日あたり半丁ほどと言われています。ですからつわり中にも、この量を目安にするよう気をつけましょう。

つわり中に豆腐を食べる際の注意点

考える妊婦さん

前述のように、つわり中の豆腐にはデメリットもあります。ここではつわり中に豆腐を食べる際の注意点について見ていきましょう。

①妊娠高血圧症候群に気をつける

豆腐を食べる際は、お醤油などをかけて食べることがほとんどでしょう。しかしこうした味付けをやりすぎると、塩分過多で妊娠高血圧症候群を引き起こすリスクもあります。

これは妊婦さんに高血圧や尿蛋白の症状が出る病気で、場合によっては早産や死産等のリスクも。ですので、くれぐれも味付けの程度には気をつけましょう。

②豆腐イソフラボンの過剰摂取に気をつける

もう1つ豆腐で気をつけたいのが、大豆イソフラボンの摂取量です。

イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをすることは前に述べましたが、過剰摂取した場合、ホルモンバランスを乱してしまうおそれがあるのです。そのため、妊娠中は特に豆腐の量に気をつけなくてはならないとされています。

③食べられないときは無理をしない

いくらつわり中に豆腐が食べやすいといっても、無理をして食べる必要はありません。

つわり中でも場合によっては、豆腐でも受け付けないこともあります。そうした時に我慢してまで食べれば、返って気分を悪化させかねません。

つわり中は無理に何か食べようとせず、食べられそうな時に食べるのもポイントです。

つわり中に豆腐を美味しく食べる工夫

続いては、つわり中に豆腐をおいしく食べるための工夫について見ていきましょう。もちろん味だけでなく、栄養面でもメリットがあります。

①たまご豆腐にしてみる

たまご豆腐は正確に言うと豆腐ではありませんが、つわりには効果的な食べ物です。喉ごしも良く食べやすい上、卵の栄養もたっぷり。イソフラボンの摂取量も気にしなくてよいので、その点でもメリットがあります。

また、大豆の匂いがダメという妊婦さんにもおすすめとなっています。

②生姜をのせてみる

豆腐に生姜を乗せてみるのも、つわり対策にはおすすめです。生姜に含まれる「ショウガオール」という成分は、消化を助け吐きづわりを抑える効果があると言われています。

また「ジンゲロール」という成分は、血管を拡張させて血行を良くする効果が。これにより、妊婦さんの冷え解消にも役立ちます。

③他の妊婦さんの豆腐レシピを本やネットでチェックしてみる

本やネットをチェックして、他の妊婦さんたちの豆腐レシピを参考にしてみるのも有効でしょう。大勢の先輩妊婦さんたちが自作の豆腐レシピを公開していますから、自分に合うレシピも選びやすくなっています。

下にそうした豆腐レシピをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

他の妊婦さんの豆腐レシピをチェックしてみる→

つわり中は葉酸サプリの摂取で栄養を補おう

葉酸サプリ

豆腐には多くの栄養が含まれていますが、それだけで妊娠中の栄養補給はできません。そこでおすすめなのが、葉酸サプリの活用です。

葉酸サプリは葉酸に限らず、ビタミンやミネラルなどをバランスよく配合しています。そのため、つわり中の栄養の偏りを防ぎやすいというメリットが。

また葉酸サプリに含まれるビタミンB6には、つわりの吐き気を抑制するという効果もあります。

つわり中に工夫して美味しくお豆腐を食べよう

以上のように、つわり中の豆腐はある程度おすすめとなっています。たんぱく質やカルシウムなどの栄養が豊富ですし、やわらかく喉ごしが良いというのも利点。吐きづわりの場合でも、比較的楽に食べることができます。

一方で食べる量などには要注意ですが、さまざまに工夫することで、つわり中の強い味方になってくれるでしょう。