つわり中に漬物を食べても大丈夫?【塩分・カロリー・糖分】

つわり中に漬物は食べやすく、適量であれば大丈夫

つわり中の妊婦さんに人気の食べ物の1つに、漬物があります。漬物というと塩分の高さが気になるところですが、摂取量にさえ気をつければ、つわり中に食べても問題はありません。では、どれくらいの量ならOKなのでしょうか。

今回はつわり中に漬物を食べる際の注意点や、減塩のポイントなどについて解説していきます。

つわり中の漬物に関する声

まずは、つわり中の漬物に関する妊婦さんの声について見てみましょう。以下にそうした声を、いくつか集めてみました。

今、妊娠16週にはいり、やっとつわりも落ち着いてきたのですが、未だに食べられるものが限定していて、今はもっぱらお漬物です。塩分が気になるのですが・・・

出典:妊娠中の食事について教えてください。今、妊娠16週にはいり、… – Yahoo!知恵袋

私の食べたいもの・食べられるものはヨーグルト、果物など冷たくて水分の多いものの他に、ポテトチップスなどスナック菓子などジャンクフード、漬物がやたらと食べたくて、またおいしくて仕方ありません。

出典:つわりに関して教えて下さい。 -現在妊娠9週目、つわり中です。本によ- 妊娠 | 教えて!goo

以上、つわり中の漬物に関する妊婦さんの声でした。

このように、つわり中に漬物が食べたくて仕方なかったという人は多いようです。塩味のしょっぱさが、つわり中ではちょうどよかったもよう。その一方で、やはり塩分を気にしている人も多く見られました。

つわりの症状と原因

吐き気のする妊婦さん

つわりの症状には個人差もありますが、主なものには吐き気や嘔吐、頭痛、眠気、倦怠感や、唾液量の増加などがあります。

また食べ物の好みも変化するため、どうしても食が偏りがちですが、基本的に「食べられるものを食べたい時に食べればよい」とされています。

つわりの原因についてはまだ解明されておらず、ホルモンバランスの変化によるものという意見や、胎児に対するアレルギー反応という意見もあります。

漬物の種類とカロリーや糖質

一口に漬物といっても、その種類はさまざまです。ここでは漬物の種類とそのカロリー、糖質などについて見ていきましょう。

①漬物の種類

漬物には塩漬け、ぬか漬け、ぬかみそ漬け、かす漬けなどがありますが、それぞれにもいろいろな種類があります。

例えば塩漬けだと梅干し、しば漬け、白菜漬けなどで、ぬか漬けならたくあん、かす漬けは奈良漬け、わさび漬けなどといった具合です。

他にもべったら漬けや昆布の味噌漬けなど、数多くの種類があります。

②漬物のカロリー・糖質

続いては、漬物のカロリーと糖質について見ていきましょう。

代表的な漬物であるたくあんは、100gあたりのカロリーが約27kcalで、糖質量は1.8gほどとなっています。白菜の塩漬けの場合は、カロリーが約16kcal、糖質は1.6gほどとなっています。

③漬物に含まれる塩分

漬物の種類 100g当たりの塩分量
ピクルス 1.1~2.5g
ナスの塩漬け 2.2g
白菜漬け 2.3g
野沢菜漬け 2.4g
生姜の甘酢漬け 3g

上の表は、漬物に含まれる塩分量を表したものです。種類によって幅がありますが、100gあたりに含まれる塩分量は、大体2~3gほどとなっています。

これはやはり、塩分量としては多い数値です。塩分の摂りすぎに関しては、以下で詳しく見ていきましょう。

つわり中の漬物は塩分に注意

バツをする妊婦さん

上の表で見たように、漬物には塩分が多く含まれます。ですからつわり中に漬物ばかり食べ過ぎるのは、塩分の過剰摂取の危険があります。

妊娠中の塩分の摂りすぎは、母体だけでなく胎児にもさまざまな影響を与える可能性も。その危険については、下で具体的に見てみましょう。

つわり中に塩分を摂り過ぎた際のリスク

RISK

つわり中の塩分の摂りすぎは、「妊娠高血圧症候群」をもたらす恐れがあります。これは妊婦さんの高血圧などの病気で、重症化すると母体や胎児に深刻な影響をもたらします。

具体的な症状としては、母体の高血圧や蛋白尿、むくみの他、けいれん発作や脳出血などの危険も。また胎児に対しても、胎児発育不全や胎児機能不全、場合によっては死産などの恐れもあります。

つわり中に摂取しても良い塩分の適量は?

考える妊婦さん

上記のように、つわり中の塩分過多は母体や胎児にさまざまな危険をもたらします。それでは、つわり中はどれくらいの塩分なら摂取しても良いのでしょうか。

厚生労働省によると、一日の適切な塩分摂取は、女性の場合は7g未満としています。ですから漬物の塩分量はもちろん、他の食品の塩分量も含めて、7gを超えない量に調節することが大事になります。

参考文献:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要

つわり中にできる簡単な減塩方法

妊婦さん

このように、つわり中はなるべく塩分の摂取量を抑える必要があります。そこで、比較的簡単にできる減塩方法についてここで紹介していきましょう。

①外食時はホームページなどで塩分量を確認する

自宅ではもちろん外食の際も、塩分量には気をつけなくてはいけません。料理によっては塩分がかなり多めのものもありますから、そうしたものはなるべく避けるのが賢明です。

ホームページなどで塩分量を表示しているお店もあるので、あらかじめそうしたものでチェックしておくと、余計な塩分をカットすることができます。

②ダシをしっかり効かせる

減塩すると味が物足りなくなるという場合は、ダシを効かせるのも方法の一つです。

汁物や煮物などの料理では、鰹節や昆布、煮干しなどのダシをしっかり効かせることで旨味が出るため、塩が少なくてもおいしさが得られます。

③スパイスやハーブ、薬味などを活用する

スパイスやハーブなどを活用するのも効果的です。

塩味が薄いとどうしても物足りなく感じてしまいますが、スパイスやハーブ、薬味を効かせることで辛みや風味が出るため、味が引き締まります。塩味がなくても、十分な食べごたえが得られるでしょう。

④表面に味付けをする

減塩のコツは、最小限の塩で味がしっかり出るようにすることです。そのためには、料理の表面だけに塩を使うのが効果的です。

料理自体は薄味に作り、出来上がったものに上から少し塩を振ると、最小限の塩分で十分な塩味が伝わります。

⑤他の妊婦さんの漬物レシピをネットや本でチェックする

他の妊婦さんが考案したレシピを参考にするのもよいでしょう。ネットや本ではそうしたレシピを数多くチェックできますから、自分に合うものを作ってみると、つわりも乗り越えやすくなります。

また自分で作るので、塩加減も容易に調整できて便利です。

きゅうりの漬物レシピ→

大根の醤油漬けレシピ→

つわり中も葉酸サプリで栄養バランスを整えよう

葉酸サプリ

つわり中は漬物など特定の食べ物に偏りがちなため、栄養バランスも崩れやすくなります。そこでおすすめなのが、葉酸サプリの活用です。

妊娠中必須の葉酸はもちろん、ビタミンやミネラルなども含まれていますから、つわり中でもバランスの良い栄養摂取が可能。また1日数錠飲むだけで、比較的口にしやすいというのも大きなメリットです。

つわり中は適量の漬物を美味しく食べよう

いかがでしたか?このように、漬物はつわり中でも食べやすいものの1つとなっています。

香ばしくさっぱりしているため、気分が悪くなりにくいというメリットが。また塩味のしょっぱさも、つわりに効果的な理由の1つです。

その反面塩分の高さには要注意ですが、食べ過ぎにさえ気をつければ、つわり中の強い味方になるのは間違いありません。