つわり中にキムチを食べても大丈夫?【メリット・デメリット】

つわり中のキムチの食べ過ぎに注意

つわり中はふだんと違い、特定のものが食べたくなることが増えます。その中の一つとして、キムチを挙げる人も少なくありません。

しかし、つわり中のキムチには注意すべき点も。キムチを食べ過ぎると、いろいろな問題を引き起こすかもしれないのです。

今回は、つわり中のキムチのメリットやデメリットについて解説していきます。

つわり中は「食べたい時に食べられるものを」が基本

食事はもちろん、いつでも栄養バランスの取れたものを食べるのが理想です。しかし、つわり中となるとそうはいきません。

食べ物の好みが変わり、特定のものしか受け付けないことが多くなるためです。それ以外のものを食べようとすると、気分が悪くなったり吐いたりすることも。

こうした時は無理をせず、自分の食べたいものを食べるのが基本です。また時間についてもこだわらず、食欲のある時にしっかり食べておきましょう。

つわり中にキムチを食べた人の声

それでは、つわり中にキムチを食べた人はどう感じていたのでしょうか。そうした人達の声を以下に集めてみました。

3人目の時に、キムチを毎日(毎食?)食べてました。 普段、辛いものは 余り食べないので、不思議です。

出典:komachi.yomiuri.co.jp

ただ今妊娠8週目です。吐いたりはしませんが食欲がなく無性に辛いもの(特にキムチ)が食べたくなります。

出典:つわり・食べ物・男女見分け方! – ただ今妊娠8週目です。吐い… – Yahoo!知恵袋

キムチ持ってこられても食べられへんねん!

出典:ameblo.jp

一人目の時は、キムチとパイナップルが異様に食べたくて食べたくて、そればっかり食べていました。

出典:つわりでアレが食べたい!!!! -最近妊娠が判明して、ものすごく食欲- 不妊 | 教えて!goo

以上がつわり中にキムチを食べた人、あるいは勧められた人などの声でした。つわり中キムチが積極的に食べたくなったという人もいますが、匂いがまったく受け付けなかったという人も。

つわり中の味や匂いの好みに関しては個人差があり、キムチについても人によって反応がはっきり異なるようです。

つわりの原因と症状とは

口を抑える女性

つわりは、妊娠初期の妊婦さんに起こるさまざまな体調の変化を言います。原因についてはまだ解明されていませんが、ホルモンバランスが変化するためという説や、胎児が異物とみなされることによる拒否反応などの説があります。

症状は個人によっても異なりますが、主なところでは吐き気や嘔吐、唾液量の増加、眠気、倦怠感、食べ物の好みの変化などがあります。

キムチに含まれる食材とその栄養成分

続いては、キムチに含まれる食材とその栄養成分について見てみましょう。キムチには白菜や唐辛子、にんにく、しょうがなどいろいろな食材が使われています。

含まれる栄養成分としては、ナトリウム、カリウム、食物繊維などの他、ビタミンB群やビタミンC、たんぱく質、亜鉛といったものなどがあります。また熟成したキムチには、乳酸菌が多く含まれるという特徴もあります。

つわり中にキムチを食べるメリット

妊婦さん

続いては、つわり中にキムチを食べるメリットについて見ていきましょう。キムチには以下のような利点があります。

①吐き気を抑える

キムチに含まれる生姜には、つわりの吐き気を抑える働きがあります。

吐き気が起こるのはそもそも、脳の「嘔吐中枢」と呼ばれる場所が刺激されるためです。一方生姜には、この嘔吐中枢の刺激を妨げる作用があると考えられています。

そのためキムチを食べると、つわり中でも吐き気を起こしにくくなるわけです。

②乳腺を開かせる

これもキムチの生姜の効能ですが、乳腺を開いて母乳の出をよくするという働きがあります。

生姜は血流を改善して血行を良くし、体内の熱を高めてくれるため、乳腺が開きやすくなるのです。

これはつわりとは直接関係がありませんが、母乳育児のママにはうれしいメリットでしょう。

③疲労回復&抵抗力UP

キムチと言えば唐辛子が思い浮かびますが、この唐辛子には疲労回復の効果があります。唐辛子に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を促しエネルギーを作り出す効果があるのです。

また唐辛子のβカロテンには免疫力アップの効能もありますから、キムチによってつわり中でも元気な体を維持しやすくなります。

つわり中にキムチを食べるデメリット

考える妊婦さん

上のようなメリットがある一方で、つわり中のキムチにはデメリットもあります。続いてはそうした点についても見ておきましょう。

①ご飯を食べすぎる

キムチは単体で食べるより、ご飯のお供として食べることが多いでしょう。実際に、キムチとご飯の組み合わせには目が無いという人も大勢います。

しかし、キムチによってご飯が進みすぎると、肥満の危険が高まることに。肥満は妊娠糖尿病などのリスクをもたらしますから、くれぐれも食べ過ぎには要注意です。

関連記事

妊娠初期は必要以上に太ることがある?体重増加による悪影響はない?

②胃が荒れる

キムチには前述のように、唐辛子や生姜などの香辛料が含まれています。こうした成分にはメリットもあるものの、食べ過ぎると胃を荒らしてしまうというデメリットも。

つわり中はただでさえ胃が荒れやすくなっていますから、キムチの食べ過ぎはますます胃腸の調子を悪くしてしまいます。

③塩分を摂り過ぎる

キムチはにはまた、塩分が多いという特徴もあります。キムチ100gあたりの塩分量は約2.2gで、これは他の食品と比べてもかなり多いレベルです。

一方妊娠中の塩分の摂りすぎは、妊娠高血圧症候群を引き起こすことも。この病気を発症すると、最悪の場合早産などにつながるおそれもあります。

キムチや辛いものが及ぼすその他の悪影響

RISK

キムチに限らず、辛いものを食べ過ぎるとさまざまなデメリットがあります。

胃腸を荒らすことで免疫力も低下しますし、腰痛や頭痛を引き起こすことも。また下痢や便秘になったり、ニキビや吹き出物といった肌荒れの原因となることもあります。

さらに味覚や食べ物の好みが変わる、吐きつわりや食べつわりが悪化するなど、多くの悪影響が考えられます。

関連記事

妊娠超初期・初期は腰痛が起こりやすい?原因は?対策法はある?

1日に食べても良いキムチの量は?

OKする妊婦さん

上記のように、キムチは食べ過ぎるといろいろなデメリットがあります。では、つわり中にキムチのメリットを生かすためには、1日どれくらい食べればよいのでしょうか。

キムチの適量は、1日50gほどと言われています。市販のキムチは1パック200~300gほどですから、大体4~6分の1を1日の目安として考えるとよいでしょう。

本やネットを活用して妊婦さんも食べやすいレシピをチェックしよう

キムチはもちろんそのままでも美味しい食べ物ですが、レシピを工夫することで毎日飽きずに食べることができます。

スープにしたりチャーハンにしたりと、さまざまな使い方が可能。こうしたレシピについて、本やネットなどから情報を探ってみるのもよいでしょう。

以下にそうしたキムチレシピをご紹介しておきますので、ぜひ参考にして見て下さい。

妊婦さんに向けのキムチレシピ

つわり対策には葉酸サプリがおすすめ

葉酸サプリ

つわり対策にはキムチも効果的ですが、葉酸サプリの活用もおすすめです。

つわりでは嘔吐感やむかつきをどう抑えるかが問題になりますが、そうした時に効果的なのがビタミンB6の摂取。ビタミンB6は吐き気を抑える働きがあり、つわり対策として有効なのです。

葉酸サプリにはビタミンB6が配合されているものも少なくありませんから、つわり対策にもなるというわけです。

つわり中は程よくキムチを食べよう

このように、適量ならキムチはつわり対策として役に立ちます。キムチに含まれる生姜や唐辛子の効能によって、吐き気の抑制や疲労回復効果が見込めるのです。

その一方で、食べ過ぎると胃腸を荒らしたり塩分過多にもなるので、量を守って食べるのが大切です。つわり中はキムチを一気に食べるのではなく、少しずつ食べるよう気をつけましょう。