つわり中にグラタンを食べても問題ない?意識したいことは?

つわり中にグラタンを食べても問題ありません

「つわり中、急にグラタンが食べたくなった」という妊婦さんは少なくないようです。

カロリー量など気になるところも多いグラタンですが、妊娠中食べても特に問題はありません。しかし、もちろん注意点はあります。

今回は、つわり中のグラタンのメリットやデメリットについて解説していきます。また、妊婦さんにおすすめのグラタンレシピも併せてご紹介します。

そもそもつわりって何?

吐き気のする妊婦さん

つわりとは、妊娠初期に現れるさまざまな症状を言います。吐き気や頭痛が主なものですが、他にも唾液量の増加や倦怠感、頭痛、食べ物の好みの変化などがあります。

つわりの時期は個人によって違いますが、大体妊娠4~6週から妊娠16週あたりまで続くことが多くなっています。

原因についてはまだ特定されておらず、ホルモンバランスの変化の影響や胎児に対するアレルギー反応など、さまざまな説が言われています。

つわり中のグラタンに関する声

冒頭で述べたように、つわり中にグラタンが食べたくなったという人は多いようです。まずはそうした人たちの声を聞いてみましょう。

それが今日の朝、起きると急にグラタンが食べたくなって コンビニで買ったグラタンを半分食べれるようになりました。 つわりが始まって1週間何も食べれてなかったので 自分でもビックリしています。

出典:つわり(経験者の方お願いします) -こんばんは。現在7w2dになります。- 妊活 | 教えて!goo

私のつわりの時は、冷凍グラタンやシチュー(調子の良い時に作り置きして冷凍)を食べてました。この2つだけは食べられました。

出典:komachi.yomiuri.co.jp

最近エビグラタンが食べたすぎて困っています。 これも妊娠中の偏食なのでしょうか?

出典:つわりとは、こんなモノでしょうか? また、「つわり中、意外にもこん…つわり | 周産期医療の現場から|お産にまつわる産婦人科コラム

以上が、つわり中にグラタンが食べたくなったという人たちの声でした。

つわりでは特定のものが食べたくなることがよくありますが、なぜその食べ物なのかは本人も分からないもよう。グラタンについても、なぜか急に食べたくなったという妊婦さんが多いようです。

グラタンの基本的なカロリーと栄養価

グラタン(マカロニ)の栄養では、炭水化物が最も多く含まれます。一人前(321g)の炭水化物の量は、約41.5gほど。また脂質23.9g、たんぱく質23.4gも含んでいます。

ビタミン・ミネラルではセレンやモリブデンが多く、また牛乳が材料に使われることからカルシウムも多く含まれます。

マカロニグラタンのカロリーは、一人前で488kcal、100gあたりでは152kcalとなっています。

グラタンには妊娠中に欠かせない栄養素が含まれています

妊婦さん

グラタンに含まれる栄養素は、妊婦さんにとって大きく役立つものとなっています。ここではそうした栄養について取り上げてみましょう。

①カルシウム

カルシウムは、人間にとってなくてはならない栄養素です。骨や歯の成長に欠かせないのは有名ですが、筋肉の収縮を助ける働きなどもあります。

もちろん妊婦さんにも重要な成分で、カルシウム不足は骨粗鬆症などのリスクを高めることに。

妊婦さんは体内のカルシウムを優先的に赤ちゃんに供給しているので、自身の分は不足しがちです。一方グラタンにはカルシウムが含まれますから、妊婦さんのカルシウム摂取に役立ちます。

②ビタミンK

ビタミンKは「止血のビタミン」とも言われ、血液を固める働きなどがあります。赤ちゃんにとっては、血液の病気を防ぐ上で効果的な栄養となっています。

またカルシウムとともに骨密度を上げる働きもあることから、妊婦さんは積極的に摂りたい栄養の一つ。

ビタミンKはほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれますから、グラタンに入れて食べると効果的です。

つわり中にオススメのグラタンレシピ

それではここで、つわり中におすすめのグラタンレシピをご紹介していきましょう。いずれもおいしくて栄養もたっぷりです。

①お豆腐とじゃがいものグラタン

こちらは先輩ママが考案した、お豆腐とじゃがいものグラタンです。材料は豆腐、鶏モモ肉、しめじ、牛乳などで、つわり中でも栄養がたっぷり摂れるようになっています。

特に牛乳やバターなど乳製品が豊富なことから、カルシウムをしっかり摂取できます。また豆腐もたっぷり使われているので、タンパク質も豊富。

食欲が落ちるつわり中でも、美味しく食べられる一品となっています。
お豆腐とじゃがいものグラタンのレシピはこちら→

②鶏肉とほうれん草のグラタン

続いてご紹介するのは、鶏肉とほうれん草のグラタンです。

ほうれん草は前述のように、ビタミンKを多く含む食材。また鉄分も多いことから、血液中のヘモグロビンを増やして妊娠中の貧血予防に役立ちます。

鉄分は妊娠初期からの補給が大切ですから、ほうれん草でしっかり補給しておいきたいところでしょう。また、鶏肉は良質なたんぱく質が豊富というメリットもあります。

鶏肉とほうれん草のグラタンのレシピはこちら→

つわりの時期にグラタンを食べる際に意識したいこと

考える妊婦さん

つわり中のグラタンはメリットも多い一方で、気をつけたい部分もあります。ここでは妊娠中のグラタンの注意点について見ておきましょう。

①塩分や糖分に気を付ける

グラタンはいろいろな材料が入って栄養が豊富な半面、塩分や糖分も多いという特徴があります。そのため食べ過ぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった病気を引き起こす恐れも。

こうした病気になった場合、最悪胎児の発育に影響を及ぼす危険もあります。くれぐれもグラタンの食べ過ぎや、塩分などの摂りすぎには注意しましょう。

②栄養バランスが偏らないようにする

つわり中にグラタンを食べる際は、栄養バランスの偏りにも注意したいところです。

特につわり中は偏食の傾向が強くなりますから、特定の具材ばかり入れてしまいがち。肉や炭水化物ばかりでなく、野菜やキノコ類などの具材も使うよう気をつけましょう。

もちろん、グラタンばかり食べるのもよくありません。他の料理も取り入れ、栄養が偏らないよう心掛けましょう。

グラタンは1日1食に控えたほうが無難です

OKを出す妊婦さん

上記のように、グラタンばかり食べるのは健康にとってよくありません。

グラタンに塩分が多いことは前述したとおりで、1食あたり3g前後の塩分を含んでいます。日本人の食塩摂取目標は1日7.5gですから、グラタンは1日1食にしておいた方が無難でしょう。

とは言え、上限を気にしすぎるのもストレスが溜まってしまいます。あまり厳格に考えるのではなく、あくまで目安として考えて下さい。

つわりの時期の栄養補給には葉酸サプリがオススメ!

前述のように、つわり中は特に栄養が偏りがちとなっています。そこで便利なのが、葉酸サプリの利用です。

葉酸サプリはビタミンやミネラルなど豊富な栄養を含むことから、つわり中の栄養の偏りを防ぐことができます。また妊娠初期の葉酸摂取は、胎児の先天性障害のリスクを下げる上でとても重要です。

葉酸は食べ物から十分な量を得るのは難しいため、サプリの摂取は大きなメリットと言えるでしょう。

つわり中は注意点を意識してグラタンを食べましょう!

以上のように、つわり中のグラタンはメリットが少なくありません。妊婦さんの栄養補給に役立ちますし、ボリュームたっぷりで満足感も大きいことから、ストレス解消の効果も見込めます。

その一方で塩分や糖分が多く、カロリーが高いというデメリットもあります。妊娠中は食べ過ぎには注意しつつ、上手にグラタンを食生活に取り入れて下さい。