不妊症になる原因をランキング形式で紹介!

不妊症には必ず原因がある!

毎月生理がくるたびに、ガッカリとしてしまう不妊症・・・。生活の見直しで改善できる症状もあれば、高度な治療を必要とするものなどさまざまですが、不妊には何らかの原因があります。

今回は、女性側・男性側の不妊の原因や改善策をご紹介していきます。不妊の原因を追究して、妊娠しにくい状況を改善していきましょう。

女性の不妊になる原因をランキングで紹介!

赤ちゃんがなかなか授からない原因には、実にさまざまなものがあります。多くのカップルを悩ませる不妊の原因を、原因として多い順にご紹介してきましょう。

〈1位〉機能性不妊

機能性不妊とは、病院で検査をしても明確な原因が見つからない状態のこと。不妊に悩むカップルの約11%はこれに該当するといわれています。

機能性不妊の場合は排卵誘発剤を使った治療や人工授精などの治療を進めていきますが、こういった治療の経過で原因が特定できるケースもあります。

〈2位〉排卵障害

排卵障害とは、女性の体の中で健康な卵子が育たない場合や、正常に排卵されない状態をいいます。

どんな理由で排卵障害が起きているのかを更なる検査で突き止めてから、排卵剤を使っタイミング療法やホルモン療法など、症状にあわせて治療を進めていきます。

〈3位〉卵管障害

卵管障害は、虫垂炎やクラミジアなどの感染症がもとで卵管が閉塞していたり、癒着していて、卵子や精子が子宮に通れなくなっている状態です。

癒着している場合は閉塞が重症化している場合は手術が必要になりますが、卵管通気検査をしたことで改善することもあります。

〈4位〉セックスレス

当たり前のことですが、夫婦間の性交渉がうまくいかないと、妊娠することができません。

赤ちゃんが欲しいという気持は一致していても、お互いの気持ちやタイミングが寄り添わない、希望がプレッシャーとなって性交がスムーズに進まないといったことも多いので、もう一度夫婦で話し合ってみることが必要です。

〈5位〉子宮頸管因子

膣から繋がる子宮の入り口である子宮頸管に何らかの問題があると、精子が子宮内に入ることができず、受精できなくなります。

頸管に炎症が起きている、頸管粘液の分泌が悪いなど、原因はさまざまですが、ホルモン剤を使って粘液を増やしたり、人工授精で対処をします。

〈6位〉子宮因子

子宮因子による不妊は、子宮に何らかの問題があって妊娠できない状態をいいます。

子宮筋腫や子宮内膜症などが引き起こしている場合は投薬治療や手術で腫瘍を取り除くなど、病気の根本を改善していきますが、中には受精卵が子宮に着床しにくい、子宮奇形が原因となっているケースもあります。

〈7位〉キャッチアップ障害

キャッチアップ障害とは、卵巣から腹腔に排出された卵子を子宮内に取り込む卵管采が正常に機能していないことで起きる不妊です。

感染にかかったことによる卵管の閉塞や、子宮内膜症が引き起こすこともあるのですが、原因が特定できない場合には、体外受精や人工授精の治療を行います。

ランキング外での不妊の原因

母子健康手帳

ご紹介したメジャーな原因以外にも、まだまだ不妊の原因があります。医学的に解明されていない原因もありますので、きちんと診断を受けて、医師の説明をよく聞いてから夫婦で対処していきましょう。

免疫因子

免疫因子による不妊の場合は、女性の体に何らかの形で精子を排除する抗精子抗体ができてしまい、精子が体内で活動できなくなります。

こういった抗体が何故できるのかはまだ解明されていないのですが、男性自身が抗精子抗体を持っているケースもあるので、夫婦で血液検査を受け、体外受精などで治療を進めていきます。

着床・内膜因子

着床・内膜因子の不妊は、子宮内膜の状態が悪く、受精卵が着床できない状態をいいます。

子宮内膜は6㎜以下では着床しにくいので、ホルモン剤などを使って子宮内膜の厚みを向上させていきますが、睡眠不足や暴飲暴食が引き起こしているケースもありますので、生活の見直しも進めていきます。

生理不順

生理の周期や期間が一定でないとタイミングが合わずに妊娠がしにくくなりますが、卵子が十分に発育する前に無排卵で生理が起きている場合や、卵胞の成長が遅いために周期が長引いているという生理不順による不妊も多いです。

こういったケースでは卵子の成長状態を確認しながら排卵誘発剤を使うか、体外受精などで避妊治療を進めていく必要があります。

原因不明不妊

さまざまな検査をしても身体的な不妊の原因や環境要因による障害が見つからないケースを原因不明不妊と呼びますが、実は、不妊症の1/3を占めているのがこのタイプだと言われています。

ストレスやプレッシャーが原因となっている場合はタイミング療法を続けても良いのですが、夫婦ともに35歳以上の場合はできるだけ早めに人工授精などの不妊治療にすすめていきます。

こんな女性は不妊症になりやすい!

タバコを折る女性

不妊の原因は女性にあるとは限りませんが、女性の体の準備が整っておらず、妊娠しにくといったケースが多いです。こちらでは、妊娠力を低下させるNGな生活習慣をご紹介していきましょう。

過度なダイエット

健康な卵子を作るのも、受精卵を育てるための子宮環境をと問えるのにも、栄養は欠かせません。体型を気にしてダイエットに取り組む女性は多いのですが、行き過ぎた食事制限は栄養不足を招き、ホルモン分泌のバランスを乱して排卵障害のリスクが高めてしまいます。

冷え性

卵巣や子宮などの女性の生殖器は冷えに弱く、身体が冷えると体機能の低下とともに、卵巣機能の低下を招きます。夏は薄着ファッションや冷房などで体を冷やす機会も多いので、妊娠を意識し出したら腰回りはしっかり防寒しましょう。

喫煙

煙草を吸うと活性酸素が体の老化を早めるといわれていますが、実際に喫煙者は非喫煙者と比較して、5〜10年閉経の時期が早くなると言われています。ニコチンによる血行不良も起きやすく、喫煙により卵巣機能が低下することも指摘されていますので、将来の育児も考えて禁煙の努力を始めましょう。

不規則な生活

睡眠不足や暴飲暴食などの生活リズムの乱れは、自律神経系の働きを乱し、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。妊娠するために必要な女性ホルモンの分泌量が低下すると妊娠力は低下しますので、早寝早起きや食事の時間も整えて、少しづつでも生活を改善していくことが大事です。

過度なストレス

心と体は密接なかかわりを持っていて、過剰なストレスや不安、極度のプレッシャーは全身の血行を悪化させて自律神経の働きを乱し、女性ホルモンの低下を招きます。不妊に対する悩みも症状に拍車をかけますので、できるだけストレスの発散に努めましょう。

不妊の原因は男性側にもある!

夫婦

もちろん、男性側にもさまざまな不妊の原因があります。病院での検査は男女とも受ける必要がありますので、夫婦でよく話し合って、協力し合って原因を追究していきましょう。

乏精子症

乏精子症は精液中に含まれる精子の数が少ない症状で、自然妊娠のチャンスがどうしても少なくなります。基準値よりも精子の数がかなり少ない場合や、年齢が高い場合には、人工授精や顕微授精などが検討されます。

無精子症

無精子症は精液中に精子が全く存在しない症状をいいます。男性側の不妊の中でも最も解決が難しいのですが、精巣や精巣上体に精子がいる場合は顕微授精などで妊娠ができる可能性がありますので、前向きに治療を受けることが大事です。

精子の運動率が悪い

女性の膣に射精された精子は、活発に動いて卵子を探して受精しますが、精液中に含まれる精子の動きが悪い精子無力症の場合は、自然妊娠が難しくなります。この場合は人工授精や体外受精で対処していきます。

ED

男性側が勃起できず、性交渉ができずに妊娠できないといったケースも多いです。体の機能に問題がある場合には投薬治療で改善できますが、メンタル面の原因もありますので、夫婦でよく相談をして、必要であれば人工授精も含めて検討が必要です。

不妊に悩んだらすぐ病院へ!

手をつなぐ妊婦さんと夫

不妊の原因にはさまざまなものがありますが、自己判断は禁物です。原因によって対処法・治療法は違いますので、もし半年以上夫婦で努力をしてなかなか妊娠しないのであれば、きちんと病院を受診して、前向きに検査を受けましょう。

悩んでいるうちに年齢が上がり、加齢のために妊娠しづらくなるといったデメリットもあります。夫婦ともに35歳以上の場合には、早めの受診をおすすめします。

不妊症改善のために夫婦で協力しよう!

不妊の原因の中には、現代の医学では解決できない原因もあるかもしれませんが、不妊治療のファーストステップは、自分達の不妊の原因を知ることから始まります。不妊症の改善には、夫婦で協力することが必要不可欠ですので、原因追及の段階から二人でよく話し合い、支え合っていきましょう。