葉酸はお茶からも摂れるって本当?おすすめのお茶も紹介!

お茶から葉酸の摂取はできる?!

野菜の採取

ビタミンB群に属する水溶性ビタミンの葉酸は、私たちの健康に欠かせない栄養です。胎児の先天性の神経管閉鎖障害の予防のために、妊娠初期から葉酸サプリを活用している人も多いのですが、葉酸は身近なお茶からも摂取することができます。

ただし、お茶には葉酸以外の成分も含まれていますので、妊娠中はちょっとした注意が必要ですよ。今回はお茶から葉酸を摂取する際の注意点や、おすすめのお茶などについて、詳しくご紹介していきます。

妊婦さんにはおすすめできないお茶の特徴とは?

妊婦さん

お茶はホッと一息つく際に欠かせないものですし、葉酸も摂取できる飲み物です。なぜ妊娠中の女性は、お茶に気を付けなくてはいけないのでしょうか?それは、お茶の種類によっては次のような、妊娠の継続や赤ちゃんにとって好ましくない成分が含まれているからなのです。

①カフェインが含まれている

私たちがお茶を飲むとリフレッシュできるのは、お茶の中に私たちの中枢神経を興奮させる作用がある、カフェインが含まれているからです。カフェインは上手に使えば疲れを癒し、気持の切り替えをするのに役立ちますが、摂り過ぎると興奮して眠れなくなってしまいますし、脈や呼吸が早くなるというリスクもあります。

妊娠中はカフェインの分解に時間がかかるぶん悪影響が出やすいですし、カフェインは胎盤を通って赤ちゃんにまで影響を与える可能性がありますので、妊娠中はカフェインの入っているお茶はできるだけ避けるのが無難です。

【カフェインが含まれているお茶】

  • コーヒー
  • 玉露
  • 紅茶
  • 抹茶  など

②カテキンが含まれている

食後にお茶を飲むと口の中がサッパリとするのは、お茶にフラボノイドの一種、カテキンが含まれているからです。カテキンには抗酸化作用や抗菌作用があり、コレステロール値を下げるなどの健康効果もあるのですが、実はこのカテキン、葉酸の働きを阻害してしまいます。

カテキンをお茶で摂り過ぎてしまうと、葉酸サプリを飲んでもすべて無駄になってしまいます。特に妊娠初期は赤ちゃんの体の形成に悪影響が出るリスクがありますので、カテキンを含むお茶を摂り過ぎないよう注意しましょう。

【カテキンが含まれているお茶】

  • 煎茶
  • 番茶
  • ほうじ茶
  • コーヒー
  • ココア  など

③タンニンが含まれている

お茶を飲んだ時に感じる独特な渋みは、フラボノイド系のポリフェノール、タンニンによるものです。タンニンには美白効果があり、生活習慣病の改善にも効果的なのですが、その反面鉄分を吸収しやすいので、タンニンを含んだお茶を習慣的に大量に飲んでいると、貧血になる可能性があります。

食後にタンニンの多いお茶を飲んでいると、せっかく摂った鉄分が吸収できません。妊娠中はお茶の摂取量だけでなく、飲むタイミングにも気を使っていきたいですね。

【タンニンが含まれているお茶】

  • 紅茶
  • 緑茶
  • ウーロン茶
  • コーヒー  など

葉酸を摂取するならこんなお茶がおすすめ!

食事の内容に気を使う妊婦さんは多いのですが、意外と盲点なのが、日常で習慣的に飲んでいるお茶です。カフェインなどの成分は妊娠中に絶対摂ってはいけない成分ではありませんが、妊娠中は安心して飲める、次のようなお茶に早いうちに切り替えていきましょう。

①麦茶

麦茶

麦茶は苦味もクセもなく、小さな子供でも安心して飲めるお茶ですが、カフェインなどの妊娠中に好ましくない成分を一切含んでいません。それどころか妊娠中に起きやすいむくみを改善する効果も、血のめぐりを良くする効果もあるので、妊婦さんにおすすめです。

②ルイボスティー

ルイボスというトゲトゲの植物の葉から作られるルイボスティーも、カフェインなどの成分を含まない、妊娠中でも安心して飲めるお茶です。健康茶としての効果も高く、妊娠中に必要な鉄分やミネラル類を摂るのにも役立ちますよ。

③たんぽぽ茶

見た目はコーヒーのようで、タンポポコーヒーとも呼ばれるたんぽぽ茶も、カフェインなどを含んでいません。たんぽぽ茶はたんぽぽのの花の根を乾燥させて作りますが、妊娠中に積極的に摂りたいカルシウムが豊富ですし、母乳の出が良くなり乳腺炎を予防する効果も期待できます。

お茶から葉酸を摂取する上での注意点!

妊婦さん

葉酸はご紹介したルイボスティーやたんぽぽ茶にも含まれていますので、妊娠中はこういったお茶を習慣的に飲めば、無理なく葉酸を摂取することができます。次の点に注意をしながら、お茶を葉酸摂取に活用してみてくださいね。

①お茶に必要な摂取量は入っていない

葉酸を摂取する場合は摂取量に気を配る必要がありますが、お茶に含まれる葉酸の量はそれほど多いものではありません。葉酸の摂取目安は妊娠初期で1日あたり0.48mg(480μg)、中期以降で0.24mg(240μg)ですが、お茶だけでは十分な量が摂取できませんので、他からも葉酸を摂ることを検討しましょう。

②葉酸は水や熱に弱い

そもそも水溶性の葉酸は水に溶けだしやすく、過熱に弱い栄養です。茶葉を煮出してお茶を作る過程でも相当量の葉酸が失われてしまうので、お茶を沢山飲んだからといって、葉酸の必要量が摂れるわけではないことは充分承知しておきましょう。

葉酸の摂取にはサプリメントがおすすめ

葉酸サプリ

妊娠中や、葉酸を使って健康効果をあげたい場合には、充分な量の葉酸を摂る必要があります。そのためにもおすすめなのは、サプリメントの活用です。サプリであれば数錠飲むだけで1日の必要量が簡単に摂れますし、サプリに含まれる「モノグルタミン酸型葉酸」は体への吸収率も良いので、効率よく葉酸を体に摂り入れることができますよ。

お茶とサプリメントの飲み合わせはどう…?

サプリメントは医薬品ではないので、お茶やジュースと一緒に葉酸サプリを摂る人もいます。基本的に妊婦さん向けにご紹介したカフェインやカテキンなどが含まれていないお茶であれば一緒に摂っても問題はないのですが、サプリは飲み合わせの不安のない、水やぬるま湯と一緒に摂ることをおすすめします。

葉酸摂取はお茶だけに頼らないように!

お茶は葉酸摂取の手段の一つですが、お茶だけでは充分な量の葉酸は摂取できません。お茶はあくまでも、葉酸を摂る補助的な手段と考えるのが正解ですよ。体が葉酸をより必要とする妊娠中は葉酸サプリを活用して、安心して飲めるお茶で無理なく葉酸を補充していきたいですね。

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