葉酸が摂取できるフォリアミン錠とは?妊婦でも安全に使用できる?

フォリアミン錠は治療用目的が主で使用される医薬品です

お医者さんと妊婦さん

妊娠中にもママの体には色々なトラブルが起きることがあります。
そんな時、お薬の処方を受けてもそれが安全なのかどうか非常に気になりますよね。

そこで今回は、主に貧血の治療や葉酸摂取目的で使用されるフォリアミン錠について考えていきます。
フォリアミン錠を処方された方、またこれから使おうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

フォリアミン錠の概要

フォリアミン

フォリアミンの主成分は葉酸です。
葉酸はビタミンB群のひとつ。
たんぱく質や赤血球の形成を助ける働きがあります。
そのため葉酸が欠乏すると体に様々な異常が出るのですが、そうした症状を治療するためにフォリアミンが処方されることがあります。
1日の摂取量としては、成人で大体1~4錠ほど。
子供は2錠までとされています。

フォリアミン錠が使用される一般的なケースは?

妊婦さん

では、どういった症状の時にフォリアミン錠が処方されるのでしょうか。
代表的な症例をご紹介します。

①悪性貧血の補助治療

軽い貧血は女性にとってありがちなのですが、悪性貧血はただの貧血とはちょっと違います。
悪性貧血は、胃の異常によりビタミンB12が足りなくなり、赤血球が足りなくなることで起きます。
ビタミンBを補う成分を摂取すれば比較的早く治ると言われていて、その時にフォリアミン錠が処方されることがあるんですよ。

②葉酸欠乏症の治療

葉酸欠乏症は、その名の通り体の葉酸が足りなくなる症状です。
特に妊娠初期は通常の人よりも葉酸を多く必要とするため、葉酸の摂取が不足すると葉酸が欠乏し、貧血や消化器異常といった症状になって表れます。
この時もフォリアミン錠が処方されることがあるようです。

妊婦には葉酸摂取の補助を目的として処方される場合があります

妊娠中はあまりお薬を使いたくない人も多いかと思いますが、フォリアミン錠は妊婦さんにも処方されることがあります。

例えば、抗てんかん薬を使用している妊婦さん。
抗てんかん薬を使い続けると葉酸が欠乏する傾向にあり、こうした時の治療としフォリアミン錠が使用されることがあるようです。
その他にも様々な理由で葉酸が不足し、すぐには補えない状態の妊婦さんはそのままだと危険ですのでフォリアミン錠で治療するということもあります。

ただ、健康体の妊婦さんにフォリアミン錠が処方されることはほとんどありませんので、もし疑問を感じたらお医者さんに相談してくださいね。

フォリアミン錠に副作用はないの?

お薬の処方を受ける時、気になるのが副作用ですよね。

フォリアミン錠の副作用としては、かゆみや倦怠感といったものが報告されています。
重篤な副作用が出る可能性は低いとされていますが、フォリアミン錠を飲んでおかしいと思ったらすぐにお医者さんに相談してください。
また、重い副作用の可能性を避けるため、フォリアミン錠の服用の際には医師に指示された用法や用量を正しく守ってくださいね。

フォリアミン錠の入手方法は?

妊婦さん

妊娠初期には葉酸の摂取は非常に大切なことですから、フォリアミン錠を使ってみたいと思う人もいるかもしれませんね。
フォリアミン錠の入手方法をご紹介します。

①医療機関で処方してもらう

フォリアミン錠は医療用の医薬品のため、一般店舗での市販はしていません。
日本国内でフォリアミン錠を入手するには、医師からの処方を受けることが主な方法になります。

お医者さんから処方を受ければ保険が利きますから安く済みますし、フォリアミン錠を使わなくても他の方法で葉酸欠乏症などの治療ができるかもしれませんから、ぜひお医者さんに一度相談してみるといいですよ。

②個人輸入業者を利用する

フォリアミン錠を入手するためのもう一つの方法としては、個人輸入という手段もあります。
医薬品を海外から個人輸入する代行企業があり、医師から処方を受けなくてもネットでフォリアミン錠を入手できることがあるんですね。

ただ、先ほどからご紹介しているように、フォリアミン錠や医療用の医薬品です。
飲み方を間違えれば副作用が出る可能性がありますし、ご自身の症状に合っていなければ飲むこと自体危険な場合もあります。
またフォリアミン錠で仮に体に健康被害があった場合、個人輸入で入手していた時は国の救済制度を受けることができません。

こうしたことを考えると、フォリアミン錠を個人輸入で入手することは絶対に避けていただくことをおすすめします。

欠乏症やてんかん患者でないなら葉酸の摂取は葉酸サプリがオススメ!

薬を見る妊婦さん

フォリアミン錠の主成分は葉酸ですが、明らかに葉酸が足りていない欠乏症やてんかんの患者さんでないなら、お薬ではなく市販の葉酸サプリを使っていただいたほうがいいかと思います。
その理由をご紹介しますね。

①フォリアミン錠にはビタミンB12が含まれていない

葉酸を体の中で活用するには、ビタミンB12が必要だとされています。
ですから仮にフォリアミン錠で葉酸をふんだんに摂取しても、ビタミンB12が不足したままではあまり意味がないということになってしまうんですね。

フォリアミン錠にはビタミンB12は含まれていませんが、葉酸サプリならビタミンB12が配合されている場合がほとんど。
これならわざわざフォリアミン錠を選ぶ必要性は少ないかと思います。

②葉酸サプリには葉酸以外にも妊娠に必要な栄養素が豊富

葉酸サプリにはビタミンB12が配合されているというお話をしましたが、他のビタミンやミネラル、商品によっては乳酸菌やコラーゲン、マカなど、妊婦さんに必要な栄養素が豊富に配合されているものもあります。
フォリアミン錠ではこうしたことは叶いませんから、重篤な症状がない場合はフォリアミン錠より葉酸サプリのほうが断然おすすめなんですよ。

③フォリアミン錠では葉酸を過剰摂取してしまう

妊娠初期はたくさんの葉酸が必要だとされていますから、それを思うとフォリアミン錠で一気に摂取したいと思う人もいるかもしれません。

ですが、妊娠中に必要な葉酸の量は、一番必要とされる妊娠初期で400㎍ほど。
そして1日の耐用上限は1000㎍ほどとされています。

フォリアミン錠は何と5000㎍もの葉酸が含まれているのですが、これですと1日の耐用上限をゆうに越してしまうどころか、本来の摂取量の10倍以上もの量になってしまいますよね。
こうなると今度は、葉酸過敏症という別の症状を発症することにもなりかねません。

葉酸サプリなら一番多いものでも400㎍の葉酸配合量になっていますので、こうした危険も少ないということになります。

妊娠中に葉酸サプリを使用するならプレミンがオススメ!

単に葉酸を補うためなら、フォリアミン錠のようのお薬に頼るのではなくサプリメントのほうがおすすめだということがわかりましたよね。

妊娠中の葉酸やその他の栄養バランスを維持するためにおすすめなのが、プレミンという葉酸サプリです。
プレミンは葉酸やビタミン、ミネラルがバランスよく配合されている葉酸サプリなのですが、妊娠初期、妊娠後期、出産後と、3段階それぞれの時期に必要な栄養を摂取することができるという画期的な設計になっています。
さらに、女性用だけでなく男性用もありますから、ご夫婦そろって栄養バランスを整えていただくことができますよ。

フォリアミン錠の使用を検討している場合はまずは産婦人科に相談を!

フォリアミン錠のご紹介、いかがだったでしょうか。

基本的にフォリアミン錠は、葉酸やビタミンBが不足した重篤な症状の時に処方されるお薬です。
ちょっと葉酸が足りないくらいの人には必要ないお薬ですから、その点はよく心に留めておいてください。
その上でどうしてもフォリアミン錠が気になるという人は、まず産婦人科で相談してみてくださいね。

お薬に対して正しい知識を持って、妊娠中を安全に乗り切っていきましょう!