流産防止には葉酸が必須!具体的な予防効果を徹底解説

流産防止には葉酸が欠かせない!?

妊婦さん

特に妊娠初期にリスクが高い流産。
これを防止するためにも、葉酸はとても大切な働きを担う栄養素として知られています。
葉酸は妊娠初期に積極的な摂取が推奨されていますが、その理由の1つには、流産の防止という目的もあるのですね。

では、そんな葉酸は流産を予防するために、どのような働きをしてくれるのでしょうか?
流産防止という観点から見た、葉酸の魅力に迫ってみましょう。

流産の主な原因とは

お腹に宿ったはずの命が流産してしまうのには、いくつかの原因があります。
原因を知っておくことで防止のための対策も立てやすくなりますので、チェックしてみましょう。

①受精卵の不定着

子宮の形が変形している時や、子宮が狭くなっているような時には、受精卵が定着しにくくなります。
うまく子宮に定着しないことにより、せっかく受精卵となっても、流産してしまうという症状が起こるのです。

妊娠を継続するためには、受精卵の定着力を高めることが大切です。
葉酸には子宮内膜の強化や血行促進作用があり、これが定着力を高めてくれる要因となります。
受精卵の不定着で流産しやすい方は、特に葉酸の摂取がおすすめです。

②赤ちゃんの栄養失調

妊娠中には赤ちゃんとママの体は繋がっています。
そのため、ママが口にした栄養が、そのまま赤ちゃんの成長のための栄養となります。

ですが、ママがしっかり栄養を摂れていなかった場合に、ママの体が優先されてしまうため、赤ちゃんが栄養失調になることがあります。
これが原因で、流産が起こってしまうリスクもあるのです。

③無脳症

妊娠初期には赤ちゃんの体の、特に大切な部分が作られます。
その中の1つが脳ですね。

ですが、この初期の時期に葉酸が不足していると、脳が形成されないという厄介な事態になる恐れがあります。
これが「無脳症」といわれる症状です。
無脳症の赤ちゃんは、生命の維持をすることが難しくなるため、流産や死産になるリスクが非常に高くなります。

葉酸が持つ、流産を防止するための3つの効果

OKを出す妊婦さん

葉酸には、流産を防止するために嬉しい効果が、主に3つ挙げられます。
赤ちゃんの健やかな成長にも、ママの健康にも役立つ葉酸で、流産をしっかり防止していきましょう。

①子宮内膜の環境強化

葉酸を摂取すると、子宮内膜が厚くなるということが分かっています。
葉酸には卵胞の発達を促進する作用があり、子宮内膜を厚くするために役立つ「卵胞ホルモン」の分泌を活発にしてくれます。

その結果、子宮内膜の厚みができて、妊娠初期の受精卵が着床しやすく、妊娠を継続しやすい状態に整えてくれるのです。
赤ちゃんのために、ふわふわのベッドを整えてあげられる、というわけですね。

②造血作用

葉酸は「造血のビタミン」とも呼ばれており、血液を造りだすのに重要な働きを担っています。
この作用により、血流が良くなるという嬉しい効果が得られます。

血液は全身を巡っていますので、血流が良くなれば子宮にも血液が届き、働きが良くなります。
逆に血流が悪くなると、胎児に栄養が届きにくくなるため、流産などが起こるリスクも高まってしまうのです。

つまり、胎児の栄養失調による流産防止のためにも、葉酸はとても大切な意味を持っていることが分かりますね。

③神経管閉鎖障害のリスク軽減

無脳症をはじめとする神経管閉鎖障害が起こると、流産や死産のリスクが高まります。
そこで、妊娠初期に起こりやすい神経管閉鎖障害を防止するためにも、大切な栄養素として知られているのが葉酸です。

胎児の細胞分裂のために働く葉酸を、特に妊娠初期には積極的に摂取しておくことで、神経管閉鎖障害のリスクを軽減できます。
その結果、流産や死産を防止することにも繋がるというわけですね。

流産防止にはサプリメントでの葉酸摂取がおすすめ

ミルクを飲む妊婦さん
流産防止に役立つ葉酸は、サプリメントで摂取していくのがおすすめです。
食品にも葉酸は含まれていますが、吸収されにくく、効率が悪いため、流産防止という目的では頼りないですよね。

また、サプリメントの葉酸は摂取量を調整しやすいのも大きな魅力です。
特に妊娠初期に必要と言われる400μgの葉酸が、1日の目安量で摂取できるように作られたものが多いので、取り入れやすいですね。

流産予防のために注意すべきこと

妊婦さん

流産は自然な現象として起こることも多いため、100%防止するのは難しいと言われています。
ですが、葉酸の摂取をはじめとした働きかけで、防止できる可能性を高めることは可能です。
注意すべきことをしっかり押さえて、全力で流産の防止に努めましょう!

①葉酸はなるべく妊娠前から摂取する

子宮内膜を強くする、神経管閉鎖障害を予防するという観点から考えると、葉酸は妊娠前の摂取がおすすめです。
特に赤ちゃんの重要な器官は、ママが妊娠に気づく前の、ごく初期にできていると言われています。

このことを考えると、できれば妊活中からの葉酸の摂取が、流産の防止に効果的であると言えます。
ただし、もし葉酸を摂取しないまま、妊娠に気づいたとしても問題はありません。
気付いた時から飲み始めることも大切です。

②酒・タバコはやめる

お酒やタバコは、特に妊娠中にはやめるべきものとして知られています。
これらが流産のリスクを高めることが知られており、また奇形児のリスクも高まると言われています。

特にタバコに関しては、副流煙を吸い込んでも、赤ちゃんに良くない影響が懸念されます。
できれば妊活中から、あるいは妊娠に気付いたらすぐに、流産予防のために、タバコのない環境で過ごすよう注意しましょう。

③体重を維持する

妊娠中には食欲が増し、体重が一気に増加する方もいます。
ですが、流産を防止するためにも、極端な肥満には注意が必要です。
BMIが30を超えた場合には、流産のリスクが大きく高まると言われています。

もちろん、痩せすぎも良くありません。
妊娠中のダイエットで胎児が栄養不足になってしまうのも、流産の原因になります。
流産防止のために、適切な栄養をきちんと摂取し、理想的な体重を維持しましょう。

赤ちゃんのために、葉酸の摂取は忘れずに

流産を防止するために気を付けなければならないことは、たくさんあります。
中でも葉酸の摂取は、比較的、手軽に取り入れられる流産防止に役立つ方法ですね。

お腹の赤ちゃんの健やかな成長のために、ママがしっかり葉酸を摂取し、流産の防止に努めましょう。

そして同時に、お酒、タバコをやめたり、体重管理をきちんとしたり・・・
赤ちゃんのために、できる限りの努力をしてあげることが、大切ですね。

 

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