授乳中も葉酸を摂取すべき理由【摂取量と注意点あり】

授乳中も葉酸は必要!

胎児の成長をサポートする葉酸は、妊娠初期にたくさん摂る必要がある栄養だということが、よく知られています。そのため、妊娠中期以降は葉酸サプリなどの摂取をやめてしまう妊婦さんも多いのですが、ちょっと待って!葉酸は妊娠中だけでなく、授乳期にも積極的に摂るべき栄養なんです。

こちらでは授乳中に不足しがちな栄養などについて解説しながら、授乳中の葉酸摂取のメリットなどについて、詳しくご紹介していきます。

授乳中に葉酸が必要な理由

そもそも葉酸とはビタミンB群に属する水溶性のビタミンで、ほうれん草などの緑黄色野菜を中心にさまざまな食材から摂ることができます。遺伝子の複製に欠かせない栄養なので、赤ちゃんの先天性の神経管閉鎖障害が起きるリスクを減らすために、妊娠初期は0.48mg(480μg)の葉酸を摂取する必要があるのですが、葉酸の効果はそれこれだけではありません。

葉酸は赤ちゃんを産んだ後の授乳期に摂ると、ママに嬉しい次のような効果が期待できます。

①母乳の出を良くしてくれる

授乳期に一番心配なのは、赤ちゃんに充分に母乳を与えられないことですね。母乳は母体の血液を原料に作られるため、授乳期の女性は充分の血液量を維持する必要があるのですが、葉酸は「造血ビタミン」とも呼ばれていて、新しい血液をドンドン作り出してくれます。

授乳期に積極的に葉酸を摂取すると血液の量が増え、母乳の出を良くしてくれますし、授乳期に起こりがちな貧血の予防効果も期待ができますよ。

②産後の子宮回復に貢献してくれる

葉酸が属するビタミンB群は、出産によって乱れた女性ホルモン汚バランスを調整する働きを担っています。葉酸が血液を増やしで母乳の出を良くすることでオキシトシンの分泌が活発になり、授乳期の葉酸摂取は子宮の復古をスムーズに進めるという嬉しい効果が期待できるんですよ。

葉酸は新しい細胞を作り出す作用がありますので、授乳期に摂ると母体の子宮が出産で受けたダメージの回復が早まるので、身体の負担が減るぶん育児に集中することができますね。

③美容効果

妊娠出産は女性にとっての人生の大イベントで、身体に蓄えた栄養やエネルギーの大部分は赤ちゃんを育てて生み出すことに使われてしまいます。出産後はホルモンバランスの乱れもあって、お肌が髪の毛がボロボロになってしまうのですが、葉酸を摂取するとこのダメージ回復が早まります。

葉酸にはたんぱく質の合成を促す作用もあり、肌や髪の毛のターンオーバーも促してくれますので、葉酸は産後にお肌や髪のコンディションを元に戻すために、授乳期にも積極的に摂ってもらいたい栄養なんです。

授乳中に必要な葉酸の摂取量は?

葉酸は胎児が成長する妊娠初期は、自分と赤ちゃんのぶんもあわせてたくさんの葉酸が必要になりますが、授乳期にはそれほど多くの葉酸を摂る必要はありません。授乳期には非妊娠時と同じ、1日あたり0.24mg(240μg)の摂取で充分ですので、食事などから葉酸を積極的に摂っていきましょう。

授乳中に不足しがちな葉酸以外の栄養は?

葉酸は授乳期の健康維持に欠かせない栄養ではありますが、葉酸だけをとっていれば良いというものではありません。授乳期は赤ちゃんに母乳を与えるために、ママの体はより多くの栄養を必要としていますから、葉酸とともに次の栄養を中心に良質な栄養をバランスよく摂取していきましょう。

①鉄分

鉄分は血液を作り出すのに欠かせない栄養ですが、授乳時の女性の体は非妊娠時の1.7倍の鉄分を必要としています。鉄分が足りないと母乳の出が悪くなるばかりか、深刻な貧血に陥って健康を害してしまうリスクがありますから、ひじきや小松菜、納豆などの鉄分が豊富な食材を積極的に食事作りに活用しましょう。

②カルシウム

カルシウムは赤ちゃんの骨や歯を育てる、大事な栄養です。授乳期に充分なカルシウムを摂取しないと母体の骨や歯からカルシウムがどんどん溶けだして、将来的に骨粗鬆症を引き起こすリスクがありますから、牛乳やチーズ、小魚などのカルシウム食材を積極的に摂りましょう。

授乳中の葉酸・カルシウム・鉄分の不足はサプリメントで補おう!

薬

授乳期には葉酸を摂ることが大事とわかっても、慣れない育児で忙しかったり、産後のダメージが大きかったりと、食事つくりに時間が取れないことも多いですよね。そんな時には、葉酸のサプリメントを活用しましょう。

授乳期の女性におすすめなのは、「ベルタ葉酸サプリ」です。ベルタ葉酸サプリは鉄分やカルシウムなどの授乳期に必要とする栄養や、そのほかのビタミンやミネラルを27種類、6つの美容成分を豊富に配合した葉酸サプリです。葉酸も体への吸収率の良い「モノグルタミン酸型葉酸」を配合していますから、手間をかけずに必要な量の葉酸をしっかり摂取することができますよ。

ただし、栄養の摂りすぎには注意!

バツを持つ女性

母乳の出が良くなって産後の回復が早くなると聞くと、葉酸を「たくさん摂らなきゃ!」と考える女性も多いのですが、葉酸はたくさん摂ればよい効果があるという栄養ではありません。葉酸の摂取上限は20代の成人女性で1日に0.9mg(900μg)、30代で1mg(1000μg)で、それ以上を摂取すると食欲不振やむくみ、吐き気や不眠などの悪影響がでるリスクがあります。

葉酸は食事やサプリとあわせて摂取過剰にならないよう、摂取目安を守って安全に利用してくださいね。

授乳中も葉酸を摂取しよう!

長かった妊娠期間が終わって、いよいよ本格的な育児が始まるのが授乳期ですが、ここからはなんといっても体力勝負です!健康で健やかな赤ちゃんは、ママが健康でいてこそ育ちます。授乳期にも積極的に葉酸を摂取して、元気に子育てをしていきましょう。

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