妊娠初期に目薬を使用しても大丈夫?胎児への影響はないの?

妊娠初期に目薬を使用しても大きな問題はありません

妊娠初期は一番体に気を付けたい時期。
以前なら何気なくしていたことでも妊娠初期にやってもいいのかどうか気になりますよね。

特に気にかかるのが目薬です。
目の疲れを取るために効果のある目薬ですが、れっきとしたお薬ですので母体や胎児への影響がありそうですが…?

でも大丈夫。
妊娠初期に目薬をさしても、そこまで大きな影響はないと言えます。
ただ、場合によっては気を付ける必要もあるんですよ。

今回は妊娠初期の目薬の使用についてを詳しくご紹介していきますね。

妊娠初期は目に異常を感じやすい時期

頭痛・めまい(女性)

妊娠初期に目薬が欲しいと思ったことがある女性は意外と多いかもしれません。
実は妊娠初期というのは、目に異常が出やすい時期でもあるんです。

①目が疲れやすくなる

妊娠初期はホルモンバランスに大きな変化が出ます。
さらに生活スタイルも変わらざるを得ませんから、それによるストレスも多い時期ですよね。

ホルモンバランスの変化やストレスがあると体全体の健康にも影響が出るものですが、体の健康バランスが崩れると目にも負担がかかります。
集中力を無理に高めようとするので、目が疲れやすくなってしまうんですね。

そのまま放っておくと視力の低下につながることもありますから、できるだけ早めに対処したいものです。

②花粉症が悪化することがある

女性の中には花粉アレルギーの人も少なくないかと思いますが、妊娠初期は花粉症が悪化することもあります。

というのも、ホルモンバランスの変化は自律神経の乱れにつながります。
それによって花粉への反応が過剰に出る可能性があるんですね。
花粉症は鼻だけでなく目に症状が出ることもあるため、目薬が欲しくなってしまう初期妊婦さんも多いと言われています。

③免疫力が低下するために感染症にかかりやすくなる

妊娠中はホルモンバランスの変化やストレスのほか、赤ちゃんをお腹で育てるために免疫力が低下します。
赤ちゃんのために免疫が下がるの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、赤ちゃんというのはお母さんとは別の一人の人間ですよね。
つまり母体にとっては異物とも言えますので、免疫が強すぎると拒否反応が出てしまいます。
免疫力が下がるのは赤ちゃんにとっても大切なことなんですね。

しかし、免疫が下がるということは感染症にかかりやすくなるということ。
目の様々な異常にもつながりやすくなるんです。

このように妊娠初期は、目薬が欲しくなる原因がたくさんあるんですよ。

妊娠初期に薬を使用しても大丈夫?

OKを出す女医さん

目は生活の中で一番使う部位。
異常が出たらすぐにでも目薬を使いたいですよね。
でも、妊娠初期に目薬を使ってしまっても大丈夫なのでしょうか?

結論から言って、目薬であれば妊娠初期に使用しても悪影響はほとんどないと言えます。

目薬は「薬」ではあるものの外用薬ですし、目の中に入っていく量もごく少量です。
使用量を考えても、胎児にまで悪影響が出ることはまずないと考えられるんですよ。

ただし気を付けたい目薬も存在します

考え込む女性

基本的には妊娠初期の目薬は安全と言えるのですが、ひとつだけ気を付けて頂きたい成分があります。
それは「 プラノプロフェン」という名前の成分です。

プラノプロフェン自体は目の炎症やかゆみ解消に効果のある成分なのですが、妊娠中の胎児への影響については安全性が証明されていません。
ですから目薬を購入する時には プラノプロフェンの表示がないかどうかをしっかり確認することをおすすめします!

目薬のさし方にも注意しましょう

目薬をさす女性

プラノプロフェンが入っていない目薬であれば妊娠中でも使っていただいても基本的には大丈夫。
ですがその際にも、使い方には注意しましょう!

①手や容器を清潔にして使用する

目薬は目に直接さすものですから、雑菌の侵入には留意する必要があります。
ですから目薬を使う時は、ぜひ手や容器が清潔な状態になるように心掛けてください。

ちょっとくらい汚れていても大丈夫だと思うかもしれませんが、目薬のノズルの先に少し雑菌がついただけでも内部まで菌が繁殖してしまいます。
また、目薬をさす時やさした後に目を触る習慣がある人もいるかと思います。
この時も手が汚れていると目に雑菌がどんどん入ってしまいますよ。

目薬をさす時はしっかり手を洗って、容器もふいてから使うようにしてくださいね。

②鼻や口へ侵入しないようにしましょう

目薬を使う時に目以外のところに侵入しないようにするのもトラブル防止には大切と言えます。

目薬が鼻や口に入ってしまうと、粘膜を通して全身に吸収されてしまうこともあります。
基本的に目薬の成分は安全なものではありますが、万が一のこともありますよね。

鼻や口は目に近い場所にありますから、目薬がつかないようにぜひ気を付けてください。
また必要以上の量をさすと涙点を通って鼻や口に入ってしまうこともありますので、正しい用量を守るようにしましょう!

妊娠中の目の疲れや異常には産婦人科への受診をオススメします!

ここまではご自身で目のケアをしていただくことを前提としてお話してきましたが、目薬が必要なほど目の疲れや異常を感じた場合は、産婦人科を受診することを強くおすすめします。

産婦人科であれば妊娠初期に悪影響が出ない治療法やお薬をしっかり処方してくれますし、ご自身で目薬を買うよりも安心できますよね。
また目の異常は妊娠高血圧症候群の症状である可能性もあります。
仮にこれが原因の場合、放置してしまうと治療が難しくなってしまうかもしれません。

目に限らず、妊娠中に少しでも異常を感じたら早めに産婦人科で相談することをおすすめします!

妊娠初期の目薬の使用は注意点さえ気を付ければ大丈夫です!

妊娠初期の目薬の使用について、いかがだったでしょうか。

基本的には、妊娠初期でも目薬を使って頂いて大丈夫。
ただ特定の成分は避けていただくこと。
そして使い方にはしっかり気を付けてくださいね。
もし症状が重いようであれば、目の症状でも産婦人科で対応してもらえます。
ぜひ遠慮なくお医者さんに相談してください。

正しい知識を得て、妊娠中を安全に乗り切っていきましょう。
元気な赤ちゃんに会える日が楽しみですね!