妊娠初期に受けられるマッサージの種類・メリット・注意点など

妊娠初期にマッサージを受けるのは慎重に

美肌な女性

妊娠初期は体に色々な変化が出る時。
嬉しい変化だけでなく、ちょっと不調を感じるという人も多いと思います。
病院に行くほどではなくても、マッサージを受けたいと思うこともあるかもしれませんね。

でも、実は妊娠初期は安易にマッサージを受けてしまうと思わぬ不具合が出ることもあるんです。
今回は妊娠初期にマッサージを受ける時の注意点を詳しくまとめてみました。
妊娠初期を安全に乗り切るためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

妊娠初期のマッサージに関する妊婦さんの声

女性

まずは先輩ママの体験談からご紹介しましょう。
妊娠初期のマッサージについて、先輩ママはどのように考えていたのでしょうか?

私は二人目、もうすぐ5ヵ月に入ろうかというところですが、まだ月に1~2回マッサージに通っていますし、夫にもやってもらっています。 初期の頃ももちろん通ってました。 肩・首はかなり強めに揉んで貰います。

出典:komachi.yomiuri.co.jp

私がマッサージを行ったときはうつ伏せでした。先週の検診で胎児の心拍がまだ聞こえず、平均より小さいといわれてしまい、もうずっと頭の中が後悔だらけでした。

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どうしてもマッサージを受けたい場合は、 通っている産院が紹介してくれるお店もしくは、 そういうことに詳しいお店に行ったほうがいいと思います。

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妊娠初期にマッサージを受けた妊婦さんはおられるようですが、肩や首がメインのようですね。
でも中には妊娠に気付かずマッサージを受けに行って、うつ伏せになってしまったことを後悔している方もおられる様子。
この方はその後異常がなかったようですが、マッサージの種類によっては気を付けたほうがいいかもしれないですね。

妊娠初期っていつのこと?

お医者さんに相談する妊婦さん

妊娠初期とは、週数で言うと4週目~15週目くらいのことを言います。
月で言うなら2~4ヶ月目くらいですね。
8週を過ぎたくらいになればほとんどの方が妊娠に気付くと思いますが、4週目あたりですと体調にもあまり変化が出ませんので、妊娠に気付かず普段と同じような行動を取ってしまう人のほうが多いかもしれません。
先ほどご紹介した体験談の先輩ママも、これくらいの時期にマッサージに行ってしまったようです。

妊娠初期にマッサージを受けるメリット

妊娠初期に安易なマッサージは良くないとは言え、マッサージの種類によってはメリットもあります。
どのような効果があるのかをご紹介しますね。

①便秘解消が期待できる

マッサージは全身の血行促進だけでなく、腸の動きを活性化させる効果があるものもあります。
この時に嬉しいのが便秘解消効果。
妊娠初期はホルモンバランスの変化もあって便秘が起こりがちですので、マッサージで解消できるなら有難いですね。

②むくみの改善が期待できる

妊娠中は体に水分を溜め込みやすくなるため、むくみが起きる方もかなり多いと言われています。
マッサージはむくみ改善にも効果が期待できますから、便秘とセットで基本的な体の不調が解消できる可能性がありますよ。

③腰痛の改善が期待できる

女性は腰痛を持っている方が多くそれが妊娠によって悪化するケースも見られるようです。
普通のマッサージにも腰痛解消効果がありますが、妊婦さん向けのマッサージを受けると胎児に危険が無い状態で腰痛の解消ができますのでおすすめです!

④ストレスの解消と赤ちゃんへの好影響が期待できる

全身の血行が良くなることはストレス解消にもつながります。
妊娠初期はホルモンバランスの変化だけでなく、生活や気持ちの面でも負担がかかりますのでストレスがたまりがちですよね。
ストレスは体調不良もさることながら、赤ちゃんにもあまりよくありません。
マッサージでストレス解消ができれば、赤ちゃんへの好影響も期待できるというわけですね。

⑤肌荒れや吹き出物の改善が期待できる

これは全身マッサージというよりはフェイシャルマッサージの効果なのですが、顔の血行を良くしてリンパを流すと肌荒れ改善効果があります。
疲れやホルモンバランスの変化などがお肌に出てしまった時は、フェイシャルマッサージを検討してみるのもいいかもしれませんよ。

⑥つわりの改善が期待できる

妊娠初期の困った症状の代表とも言えるつわり。
中でも一番つらいのが吐き気だと思います。
実は妊婦さん向けのマッサージの中にはつわり改善に効くツボ押しなどを行って、吐き気の軽減が期待できるものもあるんですよ。
お薬などで改善するよりも自然ですから、安心できるのではないでしょうか。

妊娠初期にマッサージを受ける方法

妊娠初期にマッサージを受けることにはメリットがかなりありそう。
マッサージを受けるにはどうしたらいいのでしょうか?

①国家資格を持ったマッサージ師

マッサージのお店は最近かなり増えてきましたが、妊娠中にはぜひ国家資格を持ったマッサージ師さんにお願いしましょう。
あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師といった資格が国家資格ですので、参考にしてください。

②夫や家族など

お腹付近を触らないマッサージであれば旦那さんやお子さんなどご家族にやってもらうのもいいかもしれません。
肩や足などは自分でマッサージするのは難しいですから、スキンシップもかねてお願いしてみてはいかがでしょうか。

③マッサージ機・マッサージチェア

背中や足中心になりますが、マッサージ機やマッサージチェアもおすすめです。
最近はスーパー銭湯などにコイン式のものが置いてあることもありますから、そういったところでマッサージするのもいいかもしれませんね。
ただ、痛いと思ったら無理をしないでください。

妊娠初期にマッサージを受ける際の注意点

妊娠初期でもマッサージを受けられる機会は意外と多くありますね。
でも、実際にお店などに行く前には以下のことに注意してください。

①必ず医師に詳しく相談しておく

マッサージ店に出向く前には、まず医師への相談をしておくことが望ましいです。
妊娠の経過によってはマッサージをすることで体調が悪化する可能性もありますし、また健康な方でもマッサージを受ける時の注意点を聞いておくのとそうでないのとでは全然違いますよね。
赤ちゃんの安全のためにも、お医者さんへの相談は密にしておきましょう。

②妊婦もマッサージを適切に受けられるか整体やお店に確認する

お医者さんからのアドバイスにもあると思いますが、マッサージ店に行くときには妊婦に対応しているかどうかを確認してください。
腰やお腹付近を触るタイプのマッサージでは下手をすると妊娠に悪影響を及ぼす可能性も考えられますから、妊婦向けのマッサージの施術を行っているところに必ず行くようにしましょうね。

③マッサージ師に再度妊娠を伝える

事前に確認していても、何らかの連絡ミスでマッサージ師に妊婦であることが伝わっていない可能性もあります。
万全を期すためにも、施術を受ける時には必ずマッサージ師にも妊娠中であることを伝えてください。
特に妊娠初期は見た目で判断してもらうのが難しいですから、「わかっているだろう」という過信は禁物です。

④体調が悪いときは無理せずキャンセルする

妊娠初期はつわりなどの影響で体調にかなり波があります。
マッサージ店に予約を入れている場合でも、当日の体調によっては無理せずキャンセルする勇気も必要ですよ。
予約する時にキャンセル料の規定についても確認しておくとスムーズかと思います。

マッサージ中のうつ伏せは問題ない

妊婦さん

先ほどご紹介した体験談の中に、妊娠初期にうつ伏せでマッサージを受けたことで赤ちゃんが心配で…というものがありましたが、実は妊娠中にうつ伏せになっても特に胎児への影響はないと考えられています。

胎児は胎盤や羊水にしっかり覆われていますし、そもそもうつ伏せになったくらいで赤ちゃんに影響があるようなら、普段から内臓も傷んでしまうはずですよね。
ですからあまり気にしなくて大丈夫ですよ。

夫と一緒に妊婦さん向けのマッサージ動画をチェックしてみよう

妊娠初期のマッサージは専門家に行ってもらうのが一番安心ではありますが、こちらの動画ではマッサージのしかたがわかりやすく紹介されていますので、参考にすることで旦那さんにもマッサージをしてもらえるかもしれません。
主にお腹や腰付近以外の動画ですから、ご家庭で行うのにもそこまで危険はないかと思いますよ。

妊娠初期に簡単にできるマッサージ方法

先ほどの動画でもご紹介した妊娠初期のマッサージ方法ですが、ここでは改めて簡単なやり方をご紹介しますね。

①肩

肩のマッサージを言うとトントン肩を叩く動作を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、妊娠初期にはこうした強い刺激は控えてください。
手のひらを使って優しく押すようにマッサージするのがポイントです。
肩こりが酷い時は、ご自身で肩を回すのも効果がありますよ。

②腰

腰はお腹に近い場所ですので肩よりも注意が必要です。
決して強い力で揉むのではなく、手のひらで優しくマッサージしてください。
背骨のところを下から上に向かってなでるようにマッサージするだけでもかなり血行が良くなります。

③足


足にはツボがたくさんありますのでつい強く押してしまいたくなるのですが、こちらもぜひ優しく。
ふくらはぎには全身の血行を促すポンプの役割がありますので、ふくらはぎを重点的にマッサージすると良いかと思いますよ。

④お腹

お腹については赤ちゃんが中にいますので特に慎重に。
押すようなマッサージではなく、優しく「の」の字を書くように手のひらでマッサージしましょう。
この時、便秘解消用のいわゆる「腸マッサージ」はNG。
妊娠前に腸マッサージの習慣があった方は気をつけてください。

マッサージ以外の妊娠初期の症状を和らげる方法

眠る女性

マッサージには妊娠初期の色々な症状を和らげる効果がありますが、マッサージ以外にも試したい方法は色々あります。
できそうなものからぜひトライしてみましょう。

①簡単なストレッチ

マッサージは外側から作用するものですが、ご自身でストレッチを行って自発的に血行を促すことも妊娠初期の症状にはもちろん効果があります。
本格的なストレッチの必要はありませんので、ちょっと気持ちいいと感じる程度の簡単なものを習慣にしてみてください。

②睡眠時間の確保

睡眠は健康を維持するための一番の土台ですから、免疫を上げたり血行不良を改善したりと体のあらゆる改善に効果があります。
健康増進は妊娠の安全な経過にもつながりますし、質の良い睡眠を確保することは大切ですよ。

③家事の負担軽減

妊娠中は思うように体が動かず、ちょっとした家事も負担に感じますよね。
このくらいの家事…と思うかもしれませんが、妊娠初期に無理は禁物です。
つらいと感じたら、家事代行サービスや旦那さんの協力などをぜひお願いしてみてください。
家事軽減のためのグッズをアマゾンなどで購入するのも良いかと思います。

④葉酸サプリの摂取

つわりで一番つらい症状は吐き気ですよね。
薬も飲めない中不可抗力だと思ってしまう人も多いと思うのですが、実は葉酸やビタミンB6といった栄養素にはつわりによる吐き気を軽減する効果があると言われています。

こうした栄養素を摂取するのにおすすめなのが、葉酸サプリ。
葉酸は妊娠初期の胎児の成長にも欠かせませんから、つわり対策以外にもおすすめですよ!

妊娠初期のマッサージは必ずお医者さんに相談しよう

いかがだったでしょうか。
マッサージを簡単に考えていた方もおられると思いますが、意外と注意点があることがわかりましたね。

妊娠初期にマッサージを受けようと思ったら、まずはお医者さんに相談。
その上で実際に受けるかどうかを検討していきましょう。
また、マッサージ以外の対策法もぜひ試してみてくださいね。

妊娠初期の過ごし方について正しい知識を持って、出産までの期間を安全に乗り切っていきましょう!