妊娠初期・超初期の自転車は安全?気をつけるべきことはある?

妊娠初期に自転車に乗る際は細心の注意が必要

自転車は、全国どこでも大切な移動手段の一つです。通勤や買い物などで、毎日利用しているという人も多いでしょう。

しかし、問題なのが妊娠後に乗る場合。お腹が大きくなる前の妊娠初期でも、自転車には細心の注意が必要になるのです。

今回は妊娠初期の自転車のリスクや、乗る際の注意点などについて詳しく解説していきます。

先輩ママは自転車に乗っていたの?

考える妊婦さん

まずは先輩ママたちの経験について見てみましょう。妊娠初期に自転車に乗っていた人、乗らなかった人双方の声を集めてみました。

現在、妊娠約4か月のものです。 お腹もまだほとんど出ていなくて、つわりの症状もあまりなく比較的健康状態は良好です。 日常生活で、私

5ヶ月くらいまで乗っていました。 でも妙に疲れが溜まるようになってきたので、それ以降は止めました。

出典:妊娠中の自転車について|妊娠初期(1~4ヶ月)|ベビカム相談室|ベビカム

は今まで自転車に乗ることが当たり前で今でも欠かせないものですが、皆さんも普通に乗り続けていましたでしょうか。

出典:妊娠中の自転車について|妊娠初期(1~4ヶ月)|ベビカム相談室|ベビカム

私はお兄ちゃんの保育園の送り迎えでどうしても自転車が必要で生まれる前日まで電動にのっていました。 転倒さえ気をつければ大丈夫だと医者には言われていましたが、下りの坂道の振動が凄くて立ち乗りをしていました。

出典:妊娠中の自転車について|妊娠初期(1~4ヶ月)|ベビカム相談室|ベビカム

あまり振動が良くないと言われたので、 妊娠発覚後、早々に自転車に乗るのはやめました。

出典:妊娠中の自転車について|妊娠初期(1~4ヶ月)|ベビカム相談室|ベビカム

私は4ヶ月頃で乗るのを止めました。 それまでは毎日自転車通勤だったので、徒歩になったのは結構大変でした…。

出典:妊娠中の自転車について|妊娠初期(1~4ヶ月)|ベビカム相談室|ベビカム

以上、先輩ママたちの体験談でした。妊娠後も長い間自転車に乗っていた人、妊娠発覚を機にやめた人、妊娠初期までしか乗っていない人などさまざまなケースがあります。

ただどうしても自転車に乗らざるを得ないという場合もあり、生活環境も大きく関係しているようです。

妊娠初期の自転車には様々な懸念点があります

Set of various poses of Pregnant woman ride on city bicycle

妊娠初期に自転車に乗ることは、さまざまなリスクがあります。以下ではそうした懸念点について見ていきましょう。

①ケガのリスクがある

自転車は、普通の状態でもリスクを伴う乗り物です。歩行者や車との衝突の可能性もありますし、曲がり角などでは転倒の危険も大きくなります。天候が悪いと、その危険はより増加するでしょう。

また妊娠初期にはつわりがあるため、妊婦さんは特に注意が散漫になりがちです。こうした要因から、普通の状態よりもケガのリスクが高いと考えられます。

②子宮に腹圧がかかる

腹圧とは、お腹の内部にかかる圧力を言います。

トイレや重いものを持つ時にお腹に力が入りますが、そうした時に筋肉や横隔膜が収縮して腹圧が高まります。妊娠中にあまり腹圧が高まりすぎると、流産や早産のリスクがあると言われています。

特に坂道などで自転車をこぐときはお腹に力が入りますから、腹圧が高まるリスクは大きくなってしまいます。

③骨盤がゆがむ場合がある

骨盤の状態は、出産する上でとても重要です。骨盤が歪んでいると、難産になる可能性があるのです。また逆子になる可能性や、切迫流産の危険もはらんでいます。

一方自転車のサドルは小さく、骨盤全体を支えきれません。そのため長く乗っていると、骨盤が開いて歪んでしまうおそれが。こうしたことも、妊娠初期の自転車が懸念される一因です。

妊娠超初期に気づかずに自転車に乗っていたら危険?

考え込む女性

妊娠超初期とは0週~3週ごろのことですが、実際にお腹に赤ちゃんがいる状態は2週目ごろからです。この時期はまだ妊娠に気付いていないことが多いのですが、自転車に乗っても大丈夫なのでしょうか?

結論を言うと、安全な乗り方をしている限り基本的に問題はないと言えます。もちろん過度なスピードを出したり、スマホを見ながらといったことは普段でも危険ですから、絶対にNGです。

妊娠初期に自転車に乗る際に気を付けることは?

妊婦さん

妊娠初期にどうしても自転車に乗らなくてはいけないという場合、どういったことに気をつければよいのでしょうか。その点について見ていきましょう。

①体調が悪い日は乗らない

基本的なルールとして、体調の優れない日は自転車に乗るのは控えた方が良いでしょう。これは妊娠していない場合もそうですが、妊娠初期は前述のようにつわりの影響が懸念されます。

吐き気が続くなどの状態では注意が散漫になりやすく、事故を起こす危険もあります。そうした場合は無理をせず、外出の必要があるときは気分が治まるまで待つか、別の手段を取ったほうが安全です。

②雨天時や強風の日は乗ることを避ける

これも妊娠初期に限りませんが、強風や強い雨の日は、自転車での外出は避けるようにしましょう。風や路面の影響で、転倒の危険が格段に大きくなります。また雨の日は視界も悪くなっていますから、ますます事故の危険が高まります。

通勤などの場合は徒歩にするか、バスや電車などを利用するのが賢明でしょう。不要な外出であればあきらめ、自宅にいることも大切です。

③自転車のメンテナンスをしっかりと行う

自転車の状態を、常に安全にしておくことも必要です。

自転車は放っておくと、どんどん部品が劣化していきます。手入れをしないために突然ブレーキが効かなくなったり、タイヤの空気がなくなるかもしれません。そうすると、妊娠初期でなくても非常に危険な状態になります。

そうしたことのないよう、妊娠中は特にメンテナンスを怠らないようにしましょう。また夜間はライトも重要ですから、ちゃんとつくかどうかチェックを欠かさないことも大切です。

④安全運転を心がける

これもまた常識ですが、自転車に乗るときは安全運転を忘れないことが重要です。乱暴な運転をすることは自分自身や赤ちゃんだけでなく、他人を傷つけるおそれもあります。

過剰なスピードを出したり手放し運転をするなど、無茶な乗り方はやめましょう。またスマホを見たり音楽を聴くなど、ながら運転もNGです。もちろん信号を守るなど、交通ルールへの配慮も忘れないようにしましょう。

⑤自転車が通りやすい道を選ぶ

妊娠初期には、自転車で通る道にも注意が必要です。交通量が多かったり通りにくいような道は、転倒や衝突の危険が高まります。前述のように、妊娠初期はつわりで注意が散漫になりがちなため、特にその危険が大きくなります。

なるべく車や人の少ない道や、開けた道路を走るようにしましょう。通りにくい道は、自転車を降りて押すのが無難です。

⑥骨盤や子宮に無理のない乗り方をする

前に触れたように、自転車は骨盤や子宮の状態などにも影響を与えます。ですので、なるべく体に無理のない乗り方をするのも大切です。

例えばサドルやハンドルの位置を適切な高さにすることで、骨盤の歪みを防止することができます。また乗り方についても、坂道など力が入りやすい場所は降りて押すことで、余計な腹圧をかける心配がなくなります。

妊娠中期や後期は自転車に乗っても平気?

妊娠初期の自転車には以上のような危険がありますが、中期や後期に関してはどうなのでしょうか。

妊娠中期にかかると、お腹もだんだん大きくなりだします。それにつれて体のバランスも変わってきますから、安定期とは言え、やはり危険であることは変わりません。

後期に入るとさらにお腹は大きくなり、転倒の危険も大きくなります。また腹圧による胎児への影響も懸念されますから、特に臨月などの場合は控えた方が賢明でしょう。

妊娠初期はバイクでも自転車と同様に注意する必要があります

RISK

交通手段として自転車だけでなく、バイクや原付などを利用している人もいるでしょう。これについてはどうでしょうか。

バイクや原付もまた、二輪という点では自転車と変わりません。やはり転倒や衝突の危険がありますから、妊娠中には十分な注意が必要です。

さらにバイクでは、事故が起きた時の危険度が自転車より格段に大きくなります。妊娠初期で気分が悪いなどの時は、なるべく控えるようにしましょう。

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このように、妊娠初期の自転車にはさまざまなリスクが付いてまわります。

お腹はまだ大きくなっていませんが、つわりがあるため注意力も散漫になりがち。普段よりも転倒や衝突の危険が増しますから、どうしても必要がある場合以外は乗らない方が無難です。

車で送ってもらうなど、なるべく別の手段を見つけるようにしましょう。