妊娠初期に起こる流産の原因と予防方法まとめ【徹底解説】

妊娠初期に起こる流産の原因と予防方法を確認しよう!

考える妊婦さん

妊娠中は常に体に気を配らなければなりませんが、妊娠初期は特に重要。
まだ妊娠自体が不安定な時期のため、流産に気を付ける必要があるんです。

そこで今回は妊娠初期に起こる流産の原因や予防方法について、詳しくご紹介していきます。
知らないうちに流産してしまった…なんていうことにならないためにも、ここでしっかり確認して安心な妊娠を継続するようにしてくださいね。

そもそも流産とは?

吐き気のする妊婦さん

まずは流産とはどういった状態なのかを知っておきましょう。

流産というのは、何らかの原因で赤ちゃんが未発達な状態でお母さんの体の中から出てきてしまうこと。
まだ外の世界で生きることができないため、流産をしてしまうと必然的に赤ちゃんは死んでしまうことになります。

時期としては、22週目までにこうした現象が起きることを流産と呼びます。
ただ、多くの自然流産は12週目までに起きることがほとんどだと言われています。
ですから妊娠初期は特に流産に気を付ける必要があるというわけなんですね。

妊娠初期に起こる流産の原因<赤ちゃん編>

血液中

では妊娠初期に流産が起きてしまう場合、一体何が原因なのでしょうか。
まずは赤ちゃんのほうに起きる原因をご紹介します。

①染色体異常

赤ちゃんに問題がある場合の初期流産で一番多い原因は、染色体異常だと言われています。

これは受精卵の染色体に異常があった場合に、妊娠が継続できないケースのこと。
母体の年齢が高いほど、染色体異常による妊娠初期の流産の確率は高いと言われていますが、20代でも10~20%ほどの確率で起きるとされていますので、若い女性でも決して油断できないんですよ。

②遺伝子病

妊娠初期の自然流産の原因としては、遺伝子病も挙げられます。
こちらも染色体異常と同じように、赤ちゃんの遺伝子に問題があり妊娠の継続ができないため、自然流産につながります。

これらの原因はお母さんが気をつけても予防するのはかなり難しいので、もしこうした流産が起こってもご自身を責めないようにしてくださいね。

妊娠初期に起こる流産の原因<お母さん編>

お腹をおさえる女性

次は、初期流産の原因がお母さんにある場合について考えていきましょう。

①子宮の異常

妊娠中は赤ちゃんは子宮の中にいなければいけませんよね。
ですから子宮に何らかの異常があった場合、妊娠が続けられなくなり、流産につながることがあります。
子宮の異常としては、形の異常や子宮内膜の異常などが挙げられます。

②感染症

妊娠中は抵抗力が弱くなりますので、様々な感染症にかかりやすくなります。
中でも風疹やB型肝炎など、特定の感染症にかかってしまうと流産の原因になりやすいと言われているんですね。

こうした感染症は事前に予防接種をすることで予防対策になる場合がほとんどですから、ぜひしっかりチェックしておきましょう。

③黄体機能不全

黄体機能不全とは、簡単に言うとホルモンバランスの乱れによって卵巣の黄体機能が低下してしまうことです。
流産につながる確率はそこまで高くはないと言われていますが、卵巣の異常ですので可能性はゼロではありません。
ぜひ気を付けたいものです。

④夫婦間因子

夫婦間因子に問題がある時にも流産が起きることがあります。
例えば免疫に問題がある場合、それと血液型が不適合だった場合などです。
頻度としては高いわけではないのであまり神経質になる必要はありませんが、こうした原因もあるということを知っておいてくださいね。

⑤内分泌疾患

妊娠中、赤ちゃんの健康はお母さんの状態に全て頼っていると言っても過言ではありません。
ですからお母さんに内分泌の疾患があったりすると、これも流産の原因になることがあります。

こうして見ると、お母さんが原因の流産はけっこう色々あるようですね。

妊娠初期に起こる流産の予防方法はこれ!

美肌な女性

染色体の異常など、赤ちゃんに問題がある流産は予防するのはなかなか難しいもの。
でも、お母さん側ができる予防方法は色々あります。
流産の原因をできるだけ減らすためにも、以下の予防法をよく確認しておきましょう。

①お酒やタバコを控える

流産を予防するためには、お酒やタバコはぜひ控えるようにしましょう。
アルコールは少量なら問題ない場合もあるとされていますが、念のため妊娠中は控えておいた方が無難です。
タバコについては妊娠中だけでなく新生児にも良くありませんから、この機会に禁煙するのもいいかもしれませんよ。

②体を温める

体が冷えると血行が悪くなりますので、母子ともに良い影響を与えません。
人間の体は血液が循環することで維持されていますから、赤ちゃんにとっても同じことですよね。
体を温めて血行を良くすることが、流産の予防につながりますよ。

③睡眠時間をしっかり確保する

睡眠不足になると、どうしても体の色々な部分に不調が出てしまいます。
妊娠中は赤ちゃんのためにも、ぜひしっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。
特に妊娠初期はちょっとした体の不調が流産につながりやすいですから、体を労わって流産を予防してください。

④葉酸を摂取し、栄養バランスのとれた食事をとる

胎児が育つための栄養はお母さんが食べたものが全て。
ですから栄養バランスを整えることも、妊娠初期の流産を予防するためには重要なことです。

色々な栄養素の中でも特に重要なのが葉酸。
葉酸には胎児の神経管を発達させる働きがありますので、妊娠中はしっかり摂取するようにしましょう。

⑤カフェインを極力摂取しない

妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を通じて赤ちゃんにも成分が入ってしまうとされています。
また妊娠初期においては、カフェインは流産の原因にもなると言われているんですね。

妊娠がわかったら、流産を予防するためにもコーヒーや紅茶などカフェインを多く含むものは摂らないようにしたほうが良いかと思います。

⑥ストレスを溜めすぎない

忙しい現代においては、お母さんのストレスが原因の流産もかなり多いと言われています。
普段なら頑張りが効いたとしても、妊娠初期で胎児が不安定な時期はちょっとしたことで流産になりかねません。
流産予防のために、ストレスはこまめに発散していきましょう。

⑦疑問や悩みは必ずお医者さんに相談する

妊娠初期の流産の原因や予防法を色々ご紹介してきましたが、これらはあくまで代表的なもの。
他にも細かい事例は色々とあります。

ぜひ妊娠や流産について疑問や悩みがある時には、かかりつけのお医者さんにどんどん相談するようにしましょう。
不安を解消してリラックスした状態になればストレスが減って流産予防になり、より良く妊娠継続ができるかと思います。

妊娠初期に流産するたびに妊娠確率は下がるの?

OKを出す女医さん

流産を何度も繰り返すことで妊娠確率が下がってしまわないか不安に思う人もいるかと思いますが、実は娠初期の流産を繰り返してしまったとしても、妊娠の可能性が下がることはないと言われています。

ただしどうしても流産を繰り返してしまうという場合には、習慣流産や不育症の可能性も考えられます。
これらの症状が原因だった場合は、そのまま妊活を続けても結局流産してしまうことになりかねません。
原因を究明して治療を受けることで流産の予防ができ妊娠の継続ができるようにもなりますから、ぜひお医者さんに相談してみてくださいね。

原因を把握して正しく流産を予防しよう

妊娠初期の流産の原因や予防方法について、いかがだったでしょうか。

流産と聞くと、どうしても嫌な気持ちになってしまいますよね。
せっかくお腹に来てくれた赤ちゃんとお別れするわけですから、その気持ちは当然だと思います。

でも原因としっかり向き合って予防や対策をすることで、妊娠を継続させることはできるようになります。
ぜひ今回の記事を参考に、流産しにくい体を作っていきましょう。

どうか元気な赤ちゃんを産んでくださいね!