妊娠初期たまにならマックを食べても大丈夫!
妊娠すると味の好みが変わるというのはよくあることですが、特に「急にマックが食べたくなった」という人は大勢います。
マックと言えばファストフードの代表格。妊娠中にはNG…という気がしますが、たまに食べる分には問題ありません。しかし、その前にリスクについても知っておく必要があります。
今回は、妊娠初期からのマックの注意点について解説していきます!
妊娠初期にマックのハンバーガーやポテトを食べたい人は多い
「なぜか無性にマクドナルドが食べたくなる」という妊娠初期の方は少なくありません。まずはそうした声をいくつかご紹介しましょう。
妊娠初期7週なんですが、 4日に一度マクドナルドにきてしまいます(泣)(泣)(泣)
妊娠初期のマクドナルド マックのテリヤキバーガーがどうしても食べたいです。 先週も一度食べてしまいました。
現在妊娠12週の妊婦です。 もともとマクドナルドはあまり好きでなかったのですが、最近すごく食べたくて仕方がないです。 先週も3度朝マックしてし まいました。
このように、妊娠初期に「マックを食べたくて仕方なくなる」という方は多いようです。中には、「以前はそれほど好きでもなかったのに、妊娠したら急に食べたくなった」という人も。
これは妊娠すると味覚が変化するため、味のしっかりついたポテトなどが好みになる、というのが理由だと考えられます。
妊娠初期になぜマックのハンバーガーやポテトはオススメできない?
「マックならつわり中でも食べられる」という人も多いようですが、実は頻繁に食べるのは、あまりおすすめできません。その理由について見ていきましょう。
①塩分
ご存知の方も多いでしょうが、マックのハンバーガーやポテトには塩分がたっぷり入っています。
塩分の摂りすぎはもちろん普段でもNGですが、妊娠中ならなお要注意。妊娠中に塩分を摂りすぎると「妊娠高血圧症候群」という病気を引き起こし、重篤な症状をもたらす恐れもあるのです。
また、お腹の赤ちゃんにも発育不全や機能障害といった問題を起こすリスクが高まります。
②カロリー
カロリーについても、マックのハンバーガーやポテトには注意が必要です。ビッグマックは530kcal、てりやきマックバーガーやてりやきチキンフィレオは490kcal以上ありますし、ポテトのLは534kcalもあります。
カロリーの摂りすぎは、妊婦さんにとってさまざまな問題を起こす原因に。
前述の妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こしたり、肥満で難産になるなどの危険もあり得ます。
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③脂質
妊娠初期はただでさえ脂肪をためやすい体質になっていますから、脂質の摂りすぎには特に要注意。
妊婦さんの太りすぎは妊娠高血圧症候群や腰痛を引き起こし、出産に悪影響を与える可能性もあります。
マックのメニューには脂質もたっぷり含まれており、人気の高いてりやきマックバーガーは、こってりしたソースが美味しい分脂分も尋常ではありません。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
妊娠初期はマックのコーラやコーヒーの飲み過ぎにも注意!
マックのメニューはハンバーガーやポテトだけでなく、飲み物類にも注意が必要です。
例えばコーラやコーヒーにはカフェインが含まれているため、妊娠初期から飲みすぎには気をつけなくてはなりません。カフェインは血管を収縮させる働きがあり、胎児の成長に悪い影響を与える可能性があるのです。
その他の炭酸飲料についても、糖分が多く肥満につながりやすいため要注意となっています。
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つわりがひどい時やマックが無性に食べたい時は我慢しない
ここまで妊娠初期からのマックについて、注意点ばかりを述べてきました。しかしつわりがひどい時などには、「どうしても食べたい!」という気分になることもあるでしょう。
そうした場合には、我慢せず食べてしまってOKです。上で述べてきたようなリスクは、あくまでもマックを食べ過ぎた場合のもの。
少しくらい食べたからと言ってすぐに問題が出るわけではありませんし、我慢のしすぎはかえってストレスにつながります。
時にはストレス解消も兼ねて、気兼ねなくマックを楽しんでください。
妊娠初期にマックを食べない日は栄養バランスに気をつけよう
上述のようにたまにはマックで息抜きというのも大切ですが、普段はできるだけカロリーや栄養バランスに注意することが必要です。
妊婦さんの摂る食事は、お腹の赤ちゃんのためのものでもあります。必要な栄養を過不足なく摂れるよう、食事には十分気を使いましょう。
なかなか十分な栄養が摂れないという場合は、葉酸サプリを利用するのも便利ですよ。
葉酸サプリでは妊娠前から妊娠中、そして産後までに必要な栄養素をもれなく簡単に摂取できるため、毎回の食事で細かい栄養素にまで気が回らない!といった人にはおすすめです。
妊娠初期のマックはほどほどにしておこう!
いかがでしたか?このように、妊娠初期からのマックには多少のリスクもあります。
むやみに食べると妊娠高血圧症候群や太りすぎの危険を招き、お腹の赤ちゃんにも影響を与えるかもしれません。
食べ過ぎは控え、週一回や月に数回程度など、節度を守って楽しみましょう。もちろん、マック以外のファストフードについても要注意です。