クラミジアが原因で不妊になる!?【症状と治療法を解析】

クラミジアで不妊症に陥る可能性がある!

「不妊」というと、もともと体に何らかの原因があって起きるもの、一部の人の身にだけ起きることと思われがち。ですが、どんな女性でも不妊症になる可能性があることを知っていますか?

不妊という合併症を引き起こす原因としてもっとも多いのが、男女とも罹患リスクの高い、クラミジア感染症です。今回はこのクラミジアと不妊の関係から、不妊の予防法まで、詳しくまとめて解説します。

クラミジアになる原因は?

頭痛・めまい(女性)

「クラミジア」とは、クラミジア・トラコマティスという微生物が引き起こす性感染症で、基本的には性行為を通じて発症します。クラミジアは日本で最も発症率が高い性感染症で、性器だけでなく尿道や喉などにも症状が起きることがあります。

クラミジアには男女とも感染し、身体にさまざまな不調がでます。淋病などの他の性感染症と合併したり、エイズの感染率が高まるというデーターもありますので、他人ごととは思わず、日頃から注意することが大切です。

クラミジアに感染するとどんな症状が出るの?

お腹をおさえる女性

クラミジアは男女とも初期症状が出にくく、対応が遅れがちな性感染症です。潜伏期間も2~3週間と長く、症状が起きても原因を思いつかずに病気を見逃して症状を悪化させてしまうケースも多いので、次のような症状に気がついたら、早めの受診を検討しましょう。

女性の場合

女性がクラミジアに感染して病気が進行すると、次のような症状が現れます。

  • おりものが増える
  • おりものの臭いが強くなる
  • 不正な出血がある
  • 生理痛のような軽い痛みがある

女性の場合は、かゆみなどの症状はおきません。下着についた織物の色や臭いなど、ちょっとした変化に注意をしましょう。

男性の場合

男性の場合は、次のような症状が出て初めてクラミジアの感染に気が付くことが多いです。

  • 排尿痛がある
  • 尿道から膿がでる
  • 性器が腫れる・痛む
  • 性器にかゆみがある

人によっては微熱がでることもありますが、放置すると前立腺炎や精管炎に進行する危険性があります。

クラミジアが不妊症を引き起こす理由とは?

クラミジアがなぜ不妊を引き起こすのかというと、女性の体は赤ちゃんを産むために外界と接しやすい構造をしていて、クラミジアが体の中まで入り込みやすいからです。

体内に侵入したクラミジアはまず子宮頸管粘膜に広がり、その結果おりものが増えたり、不正出血を引き起こしたりと、明らかな症状を引き起こします。ここで対処できれば良いのですが、放置するとさらに増殖がひろがり、卵管を詰まらせ、子宮内膜症を引き起こすなど、妊娠しにくい状況を作りだしてしまうのです。

クラミジアの検査方法

クラミジアは自然治癒の見込みが薄く、自覚症状が起きたらすぐにでも治療をする必要のある性感染症です。その第一歩となるのが、次のような検査です。

女性の場合

女性の場合は膣から体内にクラミジアが広がりますので、子宮頸管の分泌物や膣分泌物を採取して抗体検査を行います。膣から検体を取りますので、若干の違和感はありますが、強い痛みはありませんので、安心して下さい。

男性の場合

男性の場合は20㏄程度の尿を採取し、抗体検査を行います。男女とも血液を採取して検査することもありますが、精度が高い検査の場合は1日程度で結果がわかります。

クアミジアの治療方法は?

薬

クラミジアの治療には、病院で処方される抗生物質を服用します。1週間ほど継続して飲み続けなくてはいけませんが、効果は高い治療薬です。治療を開始して3〜4週間後に再検査を行い、その検査でクラミジアの完治が確認されれば治療は終了しますが、自己判断は危険です。

症状が改善されても、後になって体内に残ったクラミジアが再び増殖を始めるケースも多いのです。処方された薬は医師の指導通り全て服用し、面倒でも必ず検査を受けて、完治を確認しましょう。

予防法を熟知してクラミジア感染を防ごう!

手をつなぐ妊婦さんと夫

クラミジアの症状自体はつらいものではありませんが、人生に大きな禍根を残しかねません。予防することが第一ですので、次の方法で予防をしていきましょう。

不特定多数の性交渉避ける

不特定多数の相手との性交渉は性感染症にかかるリスクが高く、感染拡大を招きやすい危険な行為です。クラミジアの完全を防ぐためにも、信頼のできる相手だけをパートナーとすることが一番です。

コンドームの着用

クラミジアは主に、性行為を介して感染します。性器が粘膜や分泌物に触れなければ罹患リスクは抑えられますので、コンドームを正しく装着して、感染症を予防しましょう。

気になったらすぐに検査を

クラミジアのような性感染症は、どうしても「恥ずかしい」と考えてしまいがちですが、誰にでも感染する可能性のある病気で、決して恥ずかしいものではありません。むしろ感染を拡大させてしまう方が問題なので、気になる症状があったら早めに検査を受けて、しっかり治していきましょう。

自己予防がパートナーを大切にすることに繋がります!

クラミジアは自分だけでなく、パートナーにも悪影響をおぼもしかねない性感染症です。自分自身の体調をきちんと管理することが、大事なパートナーを守ることにも繋がりますので、まずは予防を第一に、万が一症状に気がついた場合は早めに病院で検査を受けて、将来の不妊に対する不安を取り除いていきましょう。

この記事のカテゴリー: カテゴリー妊活中