妊活に重要なのは基礎体温!?正しい計測方とタイミング

基礎体温を計測することが妊活には重要!

■「基礎体温表」は撮影用にデザインしたオリジナルの小道具です。

妊活をスタートすると、一番最初にかかりつけの医師に言われることがあります。それは、婦人用体温計で「基礎体温」をつけることです。
実は基礎体温を測ることによって、排卵があるかないか、排卵日はいつなのかをひと目で知ることができます。
妊活中の夫婦にとっては基礎体温表から排卵日を予測することは、妊活のゴールに近づくためにとても大切なことです。
基礎体温についての知識をもって妊活に活用していきましょう。

基礎体温ってなに?

女性

基礎体温とは、体が一番安静な状態の時に同じ状態で測ることで得られる体温です。ですから、寝起きにベッドから起き上がる前にすぐに計測します。正確性を求めるため、できるだけ同じような時間帯に測ります。

通常、日常生活の中で熱を測るのが一般的な体温と言われるもので、風邪をひいた時などは平熱より高くなり発熱したことがわかります。

逆に基礎体温で得られる情報は、排卵があるかどうかということと、排卵日そのものです。また基礎体温の乱れはホルモンバランスや体調が崩れていると不規則になりますので体の調子を知ることもできます。

妊活中の基礎体温の測り方

基礎体温は一般的な体温を測る場合とは計測の仕方も違います。正しい計測方法を知って自分の基礎体温を把握しましょう。

毎朝起床後の決まった時間に計測

基礎体温は毎朝、決まった時間に計測します。なぜなら体のリズムを計測するものなので体温を測る条件をできるだけ同じにしなければ正しい基礎体温がわからないからです。
ですが、必ず決めた時間にしか計測してはいけないというわけではありません。
どうしても起きられなかった日は、基礎体温表に測れなかった理由をメモしておくと体温に変化があっても理由がわかるので後で困りません。

起床後行動する前に計測

基礎体温を測る際に気をつけたいことがあります。それは起床後、体を動かす前に体温を測るということです。
トイレに行ったり、水分補給のためにベッドから降りて歩いては安静な状態ではなくなり、体が温まったりすることで正しい基礎体温が測れなくなってしまいます。
必ず起床後、ベッドから起き上がる前に寝転がったままでできるだけ動かずに基礎体温を測りましょう。基礎体温計は枕元など、起き上がることなく手が届く場所に寝る前に置くようにしましょう。

舌の裏側で必ず測定

基礎体温計を置く舌下の場所は舌の裏側の根元部分です。正しくは舌の一番奥側にある筋(舌小帯)の両側に体温計を当てて計測します。
基礎体温計を置く舌の位置が毎回違うと、正しい計測ができないのでできるだけ毎朝、同じ場所で測りましょう。
また検温中は外気の影響で左右することもあるので口を閉じて計測するとより正確です。

基礎体温の測定中の注意点

毎日、同じ状況下で計測できるとは限りませんが測定中の注意点をできるだけ守って毎朝、計測しましょう。

前日の飲酒

基礎体温の測る場合は、前日に飲酒することで多くは体温が高くなり正しく計測することができません。
飲酒や、飲酒の際に食べたつまみなどを消化するために胃が遅くまで働くことになるので体温が上がってしまうからです。
お酒やつまみなどの消化は人それぞれで消化率が違いますので一口も飲酒をしてはいけないというこではありませんので、自身のペースで飲み過ぎないようにしましょう。

睡眠不足

睡眠不足も、基礎体温に影響を与えます。基礎体温は体の安静時の体温を計測するものなので、睡眠不足の状態では充分にいつもの通り体を休めることができておらず体温が下がらず高いままになっているからです。
なかなか寝付けなかったりした時も、基礎体温に影響がでますのでいつもと同じように、同じ時間に計測をしたら、基礎体温計表に理由を書いておきましょう。

基礎体温からなにがわかる?

時計とカレンダー

基礎体温を継続して測ることから基礎体温を通して、体の様々なリズムを知ることができます。どんなことがわかるのか知っておきましょう。

排卵の有無

基礎体温を測ることで、排卵があるのかどうかを判断することができます。
卵胞から卵子が出されると、黄体ホルモンが出て体温が上がります。つまり、基礎体温が低温期と高温期のきれいな二相になります。

排卵の有無には、以下のような条件で判断されます
●低温期と高温期の温度差が0.3度以上である
●高温期が10日以上ある
●低温期から高温期への移行が2日以内である

以上のことから正常に排卵があったと判断できます。

妊娠しやすい日

妊娠しやすい日は、妊活中の人にとってなにより知りたい情報です。
基礎体温を測ることで妊娠しやすい日を知ることができるようになります。

排卵は低温期から高温期に移行するタイミングに起こります。低温期の最終日から、体温が上がりだす3日間の間にが排卵するタイミングだと考えられています。
つまり排卵前から排卵日あたりが妊娠しやすいタイミングといえます。

体調の変化

基礎体温が整っていると月経周期も安定しています。基礎体温は生理が始まると同時に低温期になるので生理になる日を予測することができます。
つまり高温期から低温期に移行する日が生理の初日と予想できるのです。

こういった体調の変化を基礎体温を測ることで把握することもできます。特に生理の日が予測できれば突然のことに慌てることも防ぐことができますし、旅行などの計画を立てる時にも役立ちます。

妊娠の有無

妊娠すると、低温期になるはずの期間になっても、そのまま高温期が続きます。14日間以上継続して高温期が続くと妊娠の可能性が高くなります。

妊娠時に高温期がなぜ続くかと言うと、黄体ホルモンが子宮内の状態を整え、乳腺を発達させたり、妊娠に重要な役割をもっているからです。
妊娠すると黄体ホルモンの分泌量が増え、妊娠後期まで増え続けます。黄体ホルモンは基礎体温を上げる作用もあるので、高温期が続くのです。

基礎体温グラフのを見るときのポイント

基礎体温のグラフのメモリはとても細かくわずかな体温の変化もよくわかるようになっています。基礎体温のグラフで自分の体のリズムを知りましょう。

基礎体温が最も下がっている日

一般的に最も体温が低くなった日が排卵日だとも言われていますが、必ずしも体温が最も低くなったその日に排卵するとは限りません。
体温が低くなった前後、数日の内に排卵があると予測ができるようになります。
2~3ヶ月ほど継続して基礎体温を計測することでおおよそのリズムを知ることができるようになります。

高温期の長さ

低温期よりも、0.3~0.6度ほど基礎体温が上がる期間を高温期と言います。
高温期は排卵日の翌日から、生理が始まるまの期間で、この期間は人によってまちまちですが約14日(2週間)ほど続きます。体温を上げる作用のあるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌される量にもよるので、10日間くらいで終わる人もいれば、2週間以上続く人もいます。

低温期の長さ

低温期は、生理が始まったその日から、次の排卵日までの期間を言います。
低温期の期間には個人差はありますが、一般的な生理周期と言われる28日間を基準にすると、およそ14日間程度続きます。
1~2日間程度、長いても短くてもとくに心配をする必要はありません。低温期が長すぎると妊娠しにくいと言われています。

低温期と高温期の体温差

高温期と低温期との体温の差はわずか0.3~0.6度程度です。本当にわずかな差なのですが、基礎体温計表の目盛がともて細かいので、体温を書き込んでみるときれいな折れ線グラフが出来上がります。
体温の差はその時の体調によっても大きく変わるので、まずは数ヶ月間、基礎体温表をつけることをお勧めします

基礎体温の変化で排卵の異常を察知!

頭痛・めまい(女性)

基礎体温の変化から体のリムズの不調を知ることができます。表にはでていなくても妊活に影響がある場合もあるので注意して基礎体温の動きを見てみましょう。

高温期がなく二相に分かれない

高温期がなく二相にわかれない時が続く場合は、無排卵月経である可能性があります。
体温に差がないということは、ホルモンバランスが崩れているなどなんらかの原因で排卵が行われていないということです。排卵がなければ、妊娠することはできません。
数ヶ月間、基礎体温を計測しても変わらないようであれば一度、医師に相談してみましょう。

高温期が短く、途中で体温が下がる

排卵がうまくされていない、黄体ホルモンの分泌が少ないなど様々な原因がもとで、子宮内膜が厚くならない場合は、受精卵が着床しにくくなっているかもしれません。
せっかく受精した卵子なのに着床しなくては意味がありません。高温期が短く、途中で体温が下がってしまう場合は早めに医師い相談してみましょう。

体温の変動が激しい

体温が二相にわかれないだけではなく、体温の変動が激しい場合は、排卵が正常におこらない可能性が考えらます。

原因はストレスや過度なダイエットや肥満などもあげられますが、なにか他の病気である場合もあります。
不安定な状態のままでは排卵が正常に行われない可能性がますます高くなってしまいまので、かかりつけの医師に相談してみましょう。

生理中に一日だけ突然体温が上昇する

生理中に一日だけ突然体温が上昇するなど、通常と違った体温が続く場合には、なにかしら原因が隠れています。
通常、低温期である生理中の体温の変化は、ストレスなどでも変化がでますが子宮内膜症である可能性もあります。
継続して同じような体温になるのであれば医師に診断をお願いしてみましょう。原因不明のまま放置しては、いつまでたっても改善されません。

高温期の意向に時間がかかる

排卵がスムーズに行われているのであれば、基礎体温表の折れ線グラフはとてもきれいな線をえがいています。
高温期になるまでの期間が普通よりもし長いのであれば排卵障害の可能性があります。
ホルモンのバランスに原因のあるものから、卵胞・卵巣に原因のあるものまでと様々です。治療が必要な場合もありますので、妊活中のカップルにとって基礎体温はぜひ参考にしたいものです。

基礎体温方を見極めて妊活に役立てよう!

基礎体温を測ることで得られる情報は、妊活に役立つ情報がとても多く、基礎体温の変化を意識することで妊活に有効的な生活と対策をとることができるようになります。

今まで知らなかった体のバランスを知るきっかけにもなりますし、また生理や排卵の予測までできるのですから基礎体温は妊活中は継続的に計測し続けてみましょう。
そうすることで、妊活に必要なこともみえてくるようになります。治療が必要な子宮内膜症やホルモンバランスの崩れに気づくことができれば早急に対処することができます。

基礎体温のデーターは最低でも2~3ヶ月分は必要です。毎朝の検温で妊活への意識も高めましょう。

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